318 / 623
318.落とし物拾い物の小話(拾得物の日)
しおりを挟む
「四月二十五日は拾得物の日なんだって」
「なんで? 語呂合わせとかでもなさそーじゃん」
「一九八十年の今日、ある男の人が一億円を拾った事件にちなむらしいよ」
「へー! 個人の落とし物が由来なのか。確かに一億円はスゲーけど」
「全国で話題になったんだろうね。晴海も落とし物には気をつけて」
「一億円?」
「一億円に限らず、拾うも落とすも。晴海みたいな可愛い子は、なにをきっかけに注目されちゃうか分からないんだから」
油断も隙もないのである。
「なんで? 語呂合わせとかでもなさそーじゃん」
「一九八十年の今日、ある男の人が一億円を拾った事件にちなむらしいよ」
「へー! 個人の落とし物が由来なのか。確かに一億円はスゲーけど」
「全国で話題になったんだろうね。晴海も落とし物には気をつけて」
「一億円?」
「一億円に限らず、拾うも落とすも。晴海みたいな可愛い子は、なにをきっかけに注目されちゃうか分からないんだから」
油断も隙もないのである。
0
お気に入りに追加
88
あなたにおすすめの小説



塾の先生を舐めてはいけません(性的な意味で)
ベータヴィレッジ 現実沈殿村落
BL
個別指導塾で講師のアルバイトを始めたが、妙にスキンシップ多めで懐いてくる生徒がいた。
そしてやがてその生徒の行為はエスカレートし、ついに一線を超えてくる――。


男子寮のベットの軋む音
なる
BL
ある大学に男子寮が存在した。
そこでは、思春期の男達が住んでおり先輩と後輩からなる相部屋制度。
ある一室からは夜な夜なベットの軋む音が聞こえる。
女子禁制の禁断の場所。

ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる