240 / 623
240.誰より君を分かりたい小話(プロフェッショナルの日)
しおりを挟む
「湊、めちゃめちゃ書いてるけどどうした」
「教室で今度書く課題の練習してるんだ」
「超エライじゃん」
「全体のバランスとか癖とか、書いてみて確認したいところがけっこうあって」
「ふうん。そこにもここにも湊の字、オレ的には楽園の感じある」
「そうかな。僕には僕の字がいっぱいあるだけだけど、晴海が楽しいならよかったな」
「楽しい。っつーかスキ。キレーで、マジでプロって感じだよな」
「ふふふ、ありがとう」
「湊が習字でプロだったら、オレは何プロだろーなー」
「晴海はスポーツがだいたいできるから、その中でも得意なヤツとか?」
「や、待った。考えてみたらこれしかねーわ」
「どれ?」
「湊プロ」
「僕」
「そう。スポーツより自信あるやつ。湊のことならオレが一番分かる。っつーわけで、ほら」
「手? 繋ぐの?」
「キッチン連行。湊、飯食ってねーだろ」
「あはは、ホントだ」
集中しすぎて昼食を忘れていた。自称に違わず、晴海はよく分かっている。
(了)220206
「教室で今度書く課題の練習してるんだ」
「超エライじゃん」
「全体のバランスとか癖とか、書いてみて確認したいところがけっこうあって」
「ふうん。そこにもここにも湊の字、オレ的には楽園の感じある」
「そうかな。僕には僕の字がいっぱいあるだけだけど、晴海が楽しいならよかったな」
「楽しい。っつーかスキ。キレーで、マジでプロって感じだよな」
「ふふふ、ありがとう」
「湊が習字でプロだったら、オレは何プロだろーなー」
「晴海はスポーツがだいたいできるから、その中でも得意なヤツとか?」
「や、待った。考えてみたらこれしかねーわ」
「どれ?」
「湊プロ」
「僕」
「そう。スポーツより自信あるやつ。湊のことならオレが一番分かる。っつーわけで、ほら」
「手? 繋ぐの?」
「キッチン連行。湊、飯食ってねーだろ」
「あはは、ホントだ」
集中しすぎて昼食を忘れていた。自称に違わず、晴海はよく分かっている。
(了)220206
0
お気に入りに追加
88
あなたにおすすめの小説


塾の先生を舐めてはいけません(性的な意味で)
ベータヴィレッジ 現実沈殿村落
BL
個別指導塾で講師のアルバイトを始めたが、妙にスキンシップ多めで懐いてくる生徒がいた。
そしてやがてその生徒の行為はエスカレートし、ついに一線を超えてくる――。




怒られるのが怖くて体調不良を言えない大人
こじらせた処女
BL
幼少期、風邪を引いて学校を休むと母親に怒られていた経験から、体調不良を誰かに伝えることが苦手になってしまった佐倉憂(さくらうい)。
しんどいことを訴えると仕事に行けないとヒステリックを起こされ怒られていたため、次第に我慢して学校に行くようになった。
「風邪をひくことは悪いこと」
社会人になって1人暮らしを始めてもその認識は治らないまま。多少の熱や頭痛があっても怒られることを危惧して出勤している。
とある日、いつものように会社に行って業務をこなしていた時。午前では無視できていただるけが無視できないものになっていた。
それでも、自己管理がなっていない、日頃ちゃんと体調管理が出来てない、そう怒られるのが怖くて、言えずにいると…?
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる