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209.犬は喜び庭駆け回る小話
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「雪だ!」
「すごい雪だねえ」
「足の下ざくざくしてる! ふっつーーのスニーカーで来たし!」
「僕も油断」
「滑る! でもゆっくり歩くと靴に水染みてくる!」
「転ぶよりは染みるほうがいいから、のんびり行こう」
「だいじょーぶ、湊はオレがぜってー守るし」
「僕が晴海を守れないからなー、やっぱりのんびり行こ」
「リョーカイ」
「踏まれてないとこ、けっこう積もってる」
「雪だるま作りてーな」
「一回帰って長靴と手袋してからね」
「付き合ってくれるからサイコーなんだよな、湊は」
この調子だと明日の朝には白銀の世界が広がっているかもしれない。雪だるまどころか鎌倉さえも作れそうな、久しぶりの大雪である。
(了)220106
「すごい雪だねえ」
「足の下ざくざくしてる! ふっつーーのスニーカーで来たし!」
「僕も油断」
「滑る! でもゆっくり歩くと靴に水染みてくる!」
「転ぶよりは染みるほうがいいから、のんびり行こう」
「だいじょーぶ、湊はオレがぜってー守るし」
「僕が晴海を守れないからなー、やっぱりのんびり行こ」
「リョーカイ」
「踏まれてないとこ、けっこう積もってる」
「雪だるま作りてーな」
「一回帰って長靴と手袋してからね」
「付き合ってくれるからサイコーなんだよな、湊は」
この調子だと明日の朝には白銀の世界が広がっているかもしれない。雪だるまどころか鎌倉さえも作れそうな、久しぶりの大雪である。
(了)220106
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