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108.ヘアカラーの小話
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「今日さあ、クラスのやつがアタマ真オレンジにしてきて呼び出し食らってた」
「晴海のとこは染髪厳しいもんねえ」
「明るくてキレーな色だったから、もったいねー感じもしたけどな」
「晴海は明るい色が好き? ……いつか染めたりする?」
「あ~~~~~何その顔かわいい」
「僕、晴海の今の髪が好きなんだよね。混じりけない黒でさ」
「そんなん……ずっる……かわい……湊に好きってゆわれたら染めらんねーじゃん……あ~~かわい……」
「染めたかったらごめんね」
「可愛さでぜんぶ許す」
「一日お試しとかなら楽しそうだけど」
「シャンプーで落ちるやつだろ。遊んでみるか? もっと湊に愛されるオレが爆誕するかも」
「これ以上? 凄すぎじゃない?」
「ふふん、まだまだ」
止まるところを知らない晴海の魅力である。
(了)210927
「晴海のとこは染髪厳しいもんねえ」
「明るくてキレーな色だったから、もったいねー感じもしたけどな」
「晴海は明るい色が好き? ……いつか染めたりする?」
「あ~~~~~何その顔かわいい」
「僕、晴海の今の髪が好きなんだよね。混じりけない黒でさ」
「そんなん……ずっる……かわい……湊に好きってゆわれたら染めらんねーじゃん……あ~~かわい……」
「染めたかったらごめんね」
「可愛さでぜんぶ許す」
「一日お試しとかなら楽しそうだけど」
「シャンプーで落ちるやつだろ。遊んでみるか? もっと湊に愛されるオレが爆誕するかも」
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「ふふん、まだまだ」
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(了)210927
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