32 / 623
32.夢見がイマイチだった小話(イーサン・ハントの日)
しおりを挟む
「浮かない顔だね」
「夢に湊が出てきたんだけど」
「うん」
「湊だ! って近寄ってったらそいつが自分の顔をべりべりって剥がして、わはは騙されたな! って高笑いする知らねーオッサンになったから凹んでる」
「怪人二十面相?」
「その系統のオッサンだった……イーサン ・ハントのほうがよかったな……」
「ゼロゼロナイン」
「セブンセブン。あー本物の湊だ、落ち着く」
「この流れで確信するんだ」
ついでに頬や首も検分し、晴海はやっと安心したようだった。
(了)210713
「夢に湊が出てきたんだけど」
「うん」
「湊だ! って近寄ってったらそいつが自分の顔をべりべりって剥がして、わはは騙されたな! って高笑いする知らねーオッサンになったから凹んでる」
「怪人二十面相?」
「その系統のオッサンだった……イーサン ・ハントのほうがよかったな……」
「ゼロゼロナイン」
「セブンセブン。あー本物の湊だ、落ち着く」
「この流れで確信するんだ」
ついでに頬や首も検分し、晴海はやっと安心したようだった。
(了)210713
0
お気に入りに追加
88
あなたにおすすめの小説


塾の先生を舐めてはいけません(性的な意味で)
ベータヴィレッジ 現実沈殿村落
BL
個別指導塾で講師のアルバイトを始めたが、妙にスキンシップ多めで懐いてくる生徒がいた。
そしてやがてその生徒の行為はエスカレートし、ついに一線を超えてくる――。




ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる