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11.かっこいい幼なじみを眺めたいのでボウリングに行く小話(ボウリングの日)
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「よっ」
「ストライク! さすが!」
「オラッ」
「また全部倒れた。きもちーねえ」
「はっ」
「天才~~ぱちぱち」
「湊ももっかいくらい投げねーの」
「気が向いたら」
「ボウリングってそーゆー感じだっけ……」
「いいんだよ。僕は晴海のカッコイーとこ見に来てるんだから」
電光掲示板には「ハルミ」と「ミナト」の名前があるが、投げているのは専ら春海だ。長い手足が機敏に動く様が野生の獣のようでうつくしい。定期的に観賞したくなるのも致し方ないというものだ。
(了)210622
「ストライク! さすが!」
「オラッ」
「また全部倒れた。きもちーねえ」
「はっ」
「天才~~ぱちぱち」
「湊ももっかいくらい投げねーの」
「気が向いたら」
「ボウリングってそーゆー感じだっけ……」
「いいんだよ。僕は晴海のカッコイーとこ見に来てるんだから」
電光掲示板には「ハルミ」と「ミナト」の名前があるが、投げているのは専ら春海だ。長い手足が機敏に動く様が野生の獣のようでうつくしい。定期的に観賞したくなるのも致し方ないというものだ。
(了)210622
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