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夏休み 三章 とある休日の来訪者
015 ちゃんと自分の気持ち言えるじゃん。
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窓際に座っていた風花にも、教室の入り口で悪口を話す女子たちの会話は聞こえていた。
「あぁ――もう頭にきた。」
悪口を言われっぱなしの絵梨ちゃんにも、こそこそと嫌がらせじみたことを言う相手にもブチ切れた風花は、勢いよく椅子を引いて立ちあがり絵梨ちゃんに詰め寄った。
「ねぇ、何で嫌なこと言われてのに黙ってんの? 意味わかんない」
「……え?」
「あそこの三人、みんなあんたの悪口言ってるよ? 窓際の私にも聞こえてるんだから、あんたにも聞こえてるんでしょ?」
「そ……それは……」
「あんな事言われて、嫌じゃないの? 別に嫌じゃないならそれでいいけど」
「い……、嫌だけど…………。でも…………私には……何も……できない……。」
萎れて力なく俯いた絵梨ちゃんを見て、風花はあっけらかんと言い放った。
「ふーん。あっ、そう。っじゃあ、私が代わりに言ってきてあげるよ。」
「……? えっ……!? ちょっと……待って……」
絵梨ちゃんの静止は一足遅く、風花は教室の入り口付近でたむろしていた女子学生三人の前に仁王立ちになった。
「ねぇねぇ、人の悪口こそこそ言うとか……そんな事して楽しいの?」
突然現れた風花に対し、三人の女子生徒は少し動揺した表情を浮かべたが、そのうちのリーダーらしき女子生徒は風花をきっと睨みつけた。
「……はぁ? 何あんた? 喧嘩うってんの?」
「いや、別に? それが楽しいって思ってるなら、みんなつまらないなってさー」
「何こいつ? うざいんだけど?」
「こっちこそうざいんだけど? 言いたい事あるならはっきり面と向かって言えばいいじゃん。あ……まぁ、それはさっき悪口言われてた子にも言えることだけどね。」
「意味わかんない。もう行こうよ」
「はぁ? ちょっと、まだ話終わってないんだけど。」
立ち去ろうとする女子生徒の腕を、風花はぐっと掴んだ。いきなり掴まれた事に対し、女子生徒もまた感情を爆発させて声を荒げる。
「何すんのよ! 離せよっ!」
「逃げようとすんなよ!」
「――――――やめてっ!!!」
教室の入り口で揉め合う彼らの後ろから、悲鳴にも似た悲痛な叫びが聞こえた。
「もう……そっとしといてっ!!!」
黒瀬絵梨は、涙をぽろぽろと零しながらも、必死に震える声を絞り上げた。その声に、教室中は水を打ったような静けさに包まれた。
時間が凍り付いたかのような沈黙が流れる――そしてその静けさを破ったのは、風花の声であった。
「……なーんだ。ちゃんと自分の気持ち言えるじゃん。」
風花はふっと絵梨ちゃんに笑みを漏らし、再び腕を掴んでいた相手と向き直った。
「あの子、そっとしといてほしいんだってさー。あんたら、これでもこそこそなんかしてるなら、次はもう許さないよ。」
「……っ!?」
最後に痛みが走るほど強く相手の腕を握った後、風花は握っていた相手の手を解放し、何事もなかったかのように自分の席に戻っていった。
この出来事は、生徒の間ではしばらく大きな話題となっていたものの、当時の教師陣の耳に入ることはなく、表立った騒動とはならなかったそうだ。風花の脅しが利いたのか、絵梨ちゃんの悪い噂をする輩もいなくなり、問題は沈静化していったらしい。
その騒動があった日の放課後、風花は何事もなかったかのように家に帰ろうとした。そんな彼女を、絵梨ちゃんは慌てて追いかけて声をかけた
「あのっ……!」
息を切らして追いかけて来た絵梨ちゃんを見て、風花は「およ?」と首をかしげ、きょとんとした表情で見つめた。
「あれ? なんで追いかけてくんの? そっとしといてって……、あれ私に対しても言ったんじゃないの?」
「それは……、そう……だったんだけど……。今は……ちがう。」
「ちがうの?」
「うん……さっきは助けてくれてありがとう。」
「別に、ただ自分が言いたい事いっただけだし。あなたも、自分の言いたい事があったらはっきり言った方がすっきりするよ?」
「うん……、そうだね…………。あっ、でも……青葉さんも……、何でもは……、はっきり言わない方が……いいことも……ある……かも……」
「うーん……。そえば、お兄ちゃんもそんな事言ってたかも……? ところで、あなたのお名前は?」
「え……? 去年も……同じクラスだったよ……?」
「ま? うっそ、ごめん。全然記憶にないや。」
「いや……私の……存在感……ない……だけだから……。」
「存在感……? あははっ、そっかぁ面白いな~。それで、お名前は?」
「黒瀬……絵梨……です。」
「そっか。っじゃあ、えりりんだね~! 今のえりりんからは、何だかつまらなくない臭いがしてるよ。」
「……え? ごめん……、青葉さん……私から……、変な臭いしてる……?」
「あはは! 違うよ~! それと、私のことは下の名前の風花でいいよ!」
「……そ、それじゃ……風……ちゃん……で……」
「風ちゃん? おお、なんだか可愛い呼び方だね! バイブスあげみざわって感じ」
「ばいぶす……? あげみ……ざわ?」
「素敵な出会いに感謝だね~、マジあざまる水産っ!」
「あざ……まる? 水産…………?」
実際、まだその出来事から一年ほどしか経っていないが、それでもどこか遠く懐かしい過去の思い出に耽るように、笑顔で絵梨ちゃんは語ってくれた。
「そっか。そんな事があったんだね……。絵梨ちゃんには、辛い出来事でもあっただろうけど、話してくれてありがとうね。」
「いえ……。でも意地悪な噂を言われてた時は……、簡単に……こんな事言っちゃだめ……だとは思うんですけど……、死にたいとか……思っちゃうことも……ありました……」
「そっか……。」
それは仕方ない、普通の事だと思う……。俺も中学生の頃は、女子に「うざっ!」とか、「キモッ」って言われた日にはもう、何度も死にたいと思ったものだ……。
特に多感な時期は、自己を傷つけることで精神的な安定を求めてしまいがちである。もちろん絶対に死んではいけない。しかし、心無い言葉をかけられ、死にたいと思ってしまう事、それ自体を咎めることはできないだろう。
黒瀬絵梨は、自己の辛い経験談を、当時の想いを含めて赤裸々に語ってくれた。
「私は……、クラスメイトに悪口を言われる子供だって……親に思われるのも恥ずかしいし……、家族に心配かけたくないし……、一人で抱え込もうとしてました……」
いじめの被害者が誰にも相談できない理由だ。自分がいじめられるような子供だと親に心配されたくない、そんな惨めな自分を親に見せたくないとつい考えてしまう。
「風ちゃんがいなかったら……あのまま……、一人で抱えて……今も辛い気持ちで……学校にいけなくなってたかも……しれません……。でも、風花ちゃんが……、はっきり言う事も大事だって……教えてくれたから……。」
本当に辛いとき、誰かが傍にいる事で助けられることがある。笑顔になれることがある。困難に力を合わせて立ち向かうことができることもある。
思った事を口に出せなかった絵梨ちゃんと、思った事をそのまま口に出してしまう風花……、意外と二人はいいコンビなのかもしれない。
「そっか……。風花は物事をはっきり言い過ぎるところあるからな。絵梨ちゃんと足して2で割ったら丁度いいのに。」
「……っふふ、そうですね。」
穏やかな笑みを浮かべる絵梨ちゃんのひざ元では、我が家の愛犬のプーさんが穏やかに眠っていた。しかし、玄関のドアが思い切りよく開かれる音に、驚いたように目を開いた。
「ただいまっ~!! えりりん! お兄ちゃんに変なことされてない!?」
「う……うん……。楽しく……お話し……してただけだよ?」
「そっか、お兄ちゃんの事だから、妹の友達に手を出してるかもと急いで帰ってきたよ。」
「おい、ふざけんなよ。ところで、教頭のズラ叩き落とした件について詳しく聞こうか。」
「は!? なんでお兄ちゃんがその事知ってんの? あっ! えりりん勝手にお兄ちゃんに私の事話したでしょ!」
そう言って、風花は絵梨ちゃんにがばっと覆いかぶさるように襲い掛かった。絵梨ちゃんのひざ元で寝ていたプーさんは、慌ててゲージの中へと逃げ去った。
「ご……ごめんっ……! でも……校長先生の……眼鏡を叩き割ったことは……まだ言ってないから……。」
「あっ~! それもお兄ちゃんには秘密にしてたのに! もう許さない! 泣くまでこちょばしてやるっ!」
「ま……まって……、風ちゃん……、落ちついてぇ……!」
そんな微笑ましい風景を眺めながら、俺はふと、きっといつか……、俺が今真剣に思い悩んでいることも、笑って話せる日がくるのだろうと思った。
「……っていうか、校長の眼鏡を叩き割るってどういうことだよ。」
賑やかになった青葉家のリビングでは、心地よい眠りを妨げられた愛犬が、大きなあくびをしながら、じゃれあう二人の少女の姿を眺めていた。
「あぁ――もう頭にきた。」
悪口を言われっぱなしの絵梨ちゃんにも、こそこそと嫌がらせじみたことを言う相手にもブチ切れた風花は、勢いよく椅子を引いて立ちあがり絵梨ちゃんに詰め寄った。
「ねぇ、何で嫌なこと言われてのに黙ってんの? 意味わかんない」
「……え?」
「あそこの三人、みんなあんたの悪口言ってるよ? 窓際の私にも聞こえてるんだから、あんたにも聞こえてるんでしょ?」
「そ……それは……」
「あんな事言われて、嫌じゃないの? 別に嫌じゃないならそれでいいけど」
「い……、嫌だけど…………。でも…………私には……何も……できない……。」
萎れて力なく俯いた絵梨ちゃんを見て、風花はあっけらかんと言い放った。
「ふーん。あっ、そう。っじゃあ、私が代わりに言ってきてあげるよ。」
「……? えっ……!? ちょっと……待って……」
絵梨ちゃんの静止は一足遅く、風花は教室の入り口付近でたむろしていた女子学生三人の前に仁王立ちになった。
「ねぇねぇ、人の悪口こそこそ言うとか……そんな事して楽しいの?」
突然現れた風花に対し、三人の女子生徒は少し動揺した表情を浮かべたが、そのうちのリーダーらしき女子生徒は風花をきっと睨みつけた。
「……はぁ? 何あんた? 喧嘩うってんの?」
「いや、別に? それが楽しいって思ってるなら、みんなつまらないなってさー」
「何こいつ? うざいんだけど?」
「こっちこそうざいんだけど? 言いたい事あるならはっきり面と向かって言えばいいじゃん。あ……まぁ、それはさっき悪口言われてた子にも言えることだけどね。」
「意味わかんない。もう行こうよ」
「はぁ? ちょっと、まだ話終わってないんだけど。」
立ち去ろうとする女子生徒の腕を、風花はぐっと掴んだ。いきなり掴まれた事に対し、女子生徒もまた感情を爆発させて声を荒げる。
「何すんのよ! 離せよっ!」
「逃げようとすんなよ!」
「――――――やめてっ!!!」
教室の入り口で揉め合う彼らの後ろから、悲鳴にも似た悲痛な叫びが聞こえた。
「もう……そっとしといてっ!!!」
黒瀬絵梨は、涙をぽろぽろと零しながらも、必死に震える声を絞り上げた。その声に、教室中は水を打ったような静けさに包まれた。
時間が凍り付いたかのような沈黙が流れる――そしてその静けさを破ったのは、風花の声であった。
「……なーんだ。ちゃんと自分の気持ち言えるじゃん。」
風花はふっと絵梨ちゃんに笑みを漏らし、再び腕を掴んでいた相手と向き直った。
「あの子、そっとしといてほしいんだってさー。あんたら、これでもこそこそなんかしてるなら、次はもう許さないよ。」
「……っ!?」
最後に痛みが走るほど強く相手の腕を握った後、風花は握っていた相手の手を解放し、何事もなかったかのように自分の席に戻っていった。
この出来事は、生徒の間ではしばらく大きな話題となっていたものの、当時の教師陣の耳に入ることはなく、表立った騒動とはならなかったそうだ。風花の脅しが利いたのか、絵梨ちゃんの悪い噂をする輩もいなくなり、問題は沈静化していったらしい。
その騒動があった日の放課後、風花は何事もなかったかのように家に帰ろうとした。そんな彼女を、絵梨ちゃんは慌てて追いかけて声をかけた
「あのっ……!」
息を切らして追いかけて来た絵梨ちゃんを見て、風花は「およ?」と首をかしげ、きょとんとした表情で見つめた。
「あれ? なんで追いかけてくんの? そっとしといてって……、あれ私に対しても言ったんじゃないの?」
「それは……、そう……だったんだけど……。今は……ちがう。」
「ちがうの?」
「うん……さっきは助けてくれてありがとう。」
「別に、ただ自分が言いたい事いっただけだし。あなたも、自分の言いたい事があったらはっきり言った方がすっきりするよ?」
「うん……、そうだね…………。あっ、でも……青葉さんも……、何でもは……、はっきり言わない方が……いいことも……ある……かも……」
「うーん……。そえば、お兄ちゃんもそんな事言ってたかも……? ところで、あなたのお名前は?」
「え……? 去年も……同じクラスだったよ……?」
「ま? うっそ、ごめん。全然記憶にないや。」
「いや……私の……存在感……ない……だけだから……。」
「存在感……? あははっ、そっかぁ面白いな~。それで、お名前は?」
「黒瀬……絵梨……です。」
「そっか。っじゃあ、えりりんだね~! 今のえりりんからは、何だかつまらなくない臭いがしてるよ。」
「……え? ごめん……、青葉さん……私から……、変な臭いしてる……?」
「あはは! 違うよ~! それと、私のことは下の名前の風花でいいよ!」
「……そ、それじゃ……風……ちゃん……で……」
「風ちゃん? おお、なんだか可愛い呼び方だね! バイブスあげみざわって感じ」
「ばいぶす……? あげみ……ざわ?」
「素敵な出会いに感謝だね~、マジあざまる水産っ!」
「あざ……まる? 水産…………?」
実際、まだその出来事から一年ほどしか経っていないが、それでもどこか遠く懐かしい過去の思い出に耽るように、笑顔で絵梨ちゃんは語ってくれた。
「そっか。そんな事があったんだね……。絵梨ちゃんには、辛い出来事でもあっただろうけど、話してくれてありがとうね。」
「いえ……。でも意地悪な噂を言われてた時は……、簡単に……こんな事言っちゃだめ……だとは思うんですけど……、死にたいとか……思っちゃうことも……ありました……」
「そっか……。」
それは仕方ない、普通の事だと思う……。俺も中学生の頃は、女子に「うざっ!」とか、「キモッ」って言われた日にはもう、何度も死にたいと思ったものだ……。
特に多感な時期は、自己を傷つけることで精神的な安定を求めてしまいがちである。もちろん絶対に死んではいけない。しかし、心無い言葉をかけられ、死にたいと思ってしまう事、それ自体を咎めることはできないだろう。
黒瀬絵梨は、自己の辛い経験談を、当時の想いを含めて赤裸々に語ってくれた。
「私は……、クラスメイトに悪口を言われる子供だって……親に思われるのも恥ずかしいし……、家族に心配かけたくないし……、一人で抱え込もうとしてました……」
いじめの被害者が誰にも相談できない理由だ。自分がいじめられるような子供だと親に心配されたくない、そんな惨めな自分を親に見せたくないとつい考えてしまう。
「風ちゃんがいなかったら……あのまま……、一人で抱えて……今も辛い気持ちで……学校にいけなくなってたかも……しれません……。でも、風花ちゃんが……、はっきり言う事も大事だって……教えてくれたから……。」
本当に辛いとき、誰かが傍にいる事で助けられることがある。笑顔になれることがある。困難に力を合わせて立ち向かうことができることもある。
思った事を口に出せなかった絵梨ちゃんと、思った事をそのまま口に出してしまう風花……、意外と二人はいいコンビなのかもしれない。
「そっか……。風花は物事をはっきり言い過ぎるところあるからな。絵梨ちゃんと足して2で割ったら丁度いいのに。」
「……っふふ、そうですね。」
穏やかな笑みを浮かべる絵梨ちゃんのひざ元では、我が家の愛犬のプーさんが穏やかに眠っていた。しかし、玄関のドアが思い切りよく開かれる音に、驚いたように目を開いた。
「ただいまっ~!! えりりん! お兄ちゃんに変なことされてない!?」
「う……うん……。楽しく……お話し……してただけだよ?」
「そっか、お兄ちゃんの事だから、妹の友達に手を出してるかもと急いで帰ってきたよ。」
「おい、ふざけんなよ。ところで、教頭のズラ叩き落とした件について詳しく聞こうか。」
「は!? なんでお兄ちゃんがその事知ってんの? あっ! えりりん勝手にお兄ちゃんに私の事話したでしょ!」
そう言って、風花は絵梨ちゃんにがばっと覆いかぶさるように襲い掛かった。絵梨ちゃんのひざ元で寝ていたプーさんは、慌ててゲージの中へと逃げ去った。
「ご……ごめんっ……! でも……校長先生の……眼鏡を叩き割ったことは……まだ言ってないから……。」
「あっ~! それもお兄ちゃんには秘密にしてたのに! もう許さない! 泣くまでこちょばしてやるっ!」
「ま……まって……、風ちゃん……、落ちついてぇ……!」
そんな微笑ましい風景を眺めながら、俺はふと、きっといつか……、俺が今真剣に思い悩んでいることも、笑って話せる日がくるのだろうと思った。
「……っていうか、校長の眼鏡を叩き割るってどういうことだよ。」
賑やかになった青葉家のリビングでは、心地よい眠りを妨げられた愛犬が、大きなあくびをしながら、じゃれあう二人の少女の姿を眺めていた。
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