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三章 天下一暗黒天空武道会
019 元気があれば何でもできる
しおりを挟む勇者ワタルとリーシャは、次の町へと出向いていた。
「格闘家の町…『天下一暗黒天空闘技場』…?」
町の中へ足を踏み入れると、どこもかしこも様々な流派の道場があり、この町の中心には巨大な闘技場があった。
「ねぇ、自動販売機の飲み物が全部プロテインだよ!」
「ほんとだ。あちこちにサンドバックが街路樹に吊るされてるね。」
「あの列は何かな?」
「もしかしたら、おいしいラーメン屋とかかもしれないよ。並んでみるかい?」
列に並んで数分、列の先頭にまでたどり着いた二人の前には、身体の大きくあごも長い男が立っていた。
「元気ですかぁーっ!!行くぞぉ―、1、2、3、ダァッーー!!!」
ワタルとリーシャは、いきなり頬に思い切り平手打ちを食らった。
「なんなの今の!?なんで私はったおされたの…!?意味わかんない」
リーシャは半泣きで、赤くはれた頬をなでながら訴えた。
「あぁ…アントニオさんのビンタ列だったんだね…。」
同じく赤くはれた頬をおさえ、ワタルは周囲を見渡した。
「それにしても、この町には強そうな人がいっぱいいるね。この町で、新しい仲間が見つかるといいな。」
「新しい仲間………?私は…このまま二人きりでもいいけどな……。」
リーシャは小声で、そう呟いた。
「えっ、なんか言った?」
ワタルに顔を覗きこまれ、リーシャは赤面した。
「えっ!?なんでもないよっ…!!ワタルはどんな人を仲間にしたいの?」
「うーん、そうだな…。やっぱり二重のキ〇ミを打てるくらい人かなぁ。」
「どこの明治剣客浪漫譚だよ…。」
ワタルとリーシャが格闘家の町を物珍しそうに見て歩いていると、いきなり二人の背後から声をかけられた。
タグ:猪木 幽遊白書
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