引きこもり大豚令嬢は今日もマイペースに生きたい

大豚令嬢、リーゼロッテは初めての社交界で初恋相手から貶されたことが心の傷となり、家の中で引きこもることになる。

それから12年、18歳になったリーゼロッテは引きこもり生活を続けていた。

結婚してもおかしくもない年で、ずっと家に引きこもっているリーゼロッテを、アミュレット伯爵家からは「穀潰しの出荷されない豚」として揶揄されていた。

ある日、ブレベリー王国の宰相を兼任しているグラトニー公爵からの縁談が持ち込まれる。

かなりの条件、そして誰もが驚く縁談だが、リーゼロッテは気乗りがしない。しかし、大切に育ててくれた父の為ならとその話に乗っかることに。

ずっと仕えてくれていたブルーベルと共にグラトニー家へ居を移すことになるが、グラトニー家家臣、使用人を始めとした人間から、毛嫌いされ、前途多難な日々が続く――。

「それでも、私はいつまでも悪口を言われっぱなしじゃないのよ」

能ある鷹は爪を隠す?大豚令嬢が送る痛快引きこもりライフここに始まる――

※なろうでも連載していたものですが、なろう版のものを書き換えていく予定なのでご了承ください。
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