66 / 86
第四章 恋のドタバタ編
眠り姫②
しおりを挟む
私はコリンと二人仲良くベッドに入ってお喋りをしている。
「なんだか、修学旅行みたいで楽しいな」
「シュウガクリョコウって何?」
「あ、えっと……友達と旅行することだよ。布団並べて一緒に寝るの」
この世界は日本語が通じるが日本特有の文化等の言葉は存在しない。気をつけなければ。
「てかさ、シャーロットってそんなにしつこいの?」
崖から落とす程だ。相当迫られたに違いない。
「うん、僕が行くとこ行くとこ現れるんだ。僕のこと興味もないくせに何で近付いてくるんだろうね」
「興味ないとか分かるの?」
「なんとなくね。それよりさ、ミウがここにいるってことは両親に会ったんだよね?」
私が遅れて頷くとコリンは複雑そうな顔をしてへらりと笑った。
「ミウにみっともないとこ見られちゃったな」
「コリン……」
家族から蔑ろにされている姿など他の人には知られたくなかったのだろう。こういう時に上手い言葉が出れば良いのだが、何も思いつかない。
「気にしないで。見た目のせいもあるんだ。兄と違って僕は小さいし、こんな顔だし……こんな僕なんて誰も相手にしてくれないんだから」
寂しそうに話すコリンに私は体を起こして熱弁した。
「見た目は最高だよ。可愛すぎるよ。この眼なんてどうしてこんなクリクリなの? 女子なら誰もが羨むよ。キョトン顔なんて尊すぎるよ。ギューってしたくなっちゃうよ。初めて会った時ですら、ついつい抱きしめたくなるほど可愛いなって思ったんだから」
「ミウ?」
「あ、ごめん。見た目ばっかり褒めちゃって。もちろん中身も最高だよ。こんなに優しくて心遣いができる男の子なんていないよ。あの離島に行ってるのだってクリフを守る為なんだから。自分の時間削ってまで何かを守るなんて素晴らしすぎるよ。尊敬だよ」
なんだか一人で思ったことを言ったら気分がスッとした。私は再び布団に横になって、コリンの顔を見ながら続けた。
「でもさ、御両親には感謝だね」
「え?」
「だって、今のコリンがいるのは御両親のおかげでしょ? 産んでくれたこともだけど、もしもコリンに甘々だったらきっと我儘ボーイに育ってたに違いないよ。私なんて相手にもしてもらえてないよ」
「ミウはさ、僕のこと鬱陶しいとか思わないの?」
「思う訳ないじゃん。産まれてきてくれてありがとう! って言いたいくらいだよ」
私はにっこり笑顔でそう言えば、コリンは布団の中に潜ってしまった。コリンに不愉快な思いをさせてしまったかもしれないと思い、私は布団の中をチラリと覗きながら謝罪した。
「ごめん。なんか私また余計な事言っちゃった?」
「何でもないから覗かないで」
「いや、でも……あ、もしかして体調悪くなっちゃった? ごめんね、気付かなくて。とりあえず水もらってくるね」
「あ、ちがっ……」
私はベッドから出て水をもらいに行く為に廊下に出た——。
「コリンが目覚めた事も報告しなきゃ」
使用人を探して歩いていると、下の階から話し声が聞こえてきた。声の主は……コリンの父親と、女性? 話している内容までは聞き取れないが、聞き覚えのある可愛らしい声だ。
階段からこっそり顔を覗かせると、そこには紫色の髪の女性とサイラス……? コリンの父親で顔が見えないが、紫の髪の女性はまさかシャーロット? 何故シャーロットがここに? コリンが崖から落ちた元凶なのに。
まさか意識がない事を聞きつけて、その隙に惚れ薬をかけようとしているのではないか? それならコリンが危ない。
私は急いでコリンの部屋に戻ろうと踵を返した。そこでハッと気がついた。そこには同じ扉が十枚は並んでいる。
なんてこった。どの部屋がコリンの部屋か分からない。部屋を出る時に確認しておけば良かった。
下の階では話が終わったようだ。話し声が聞こえなくなった。代わりにコツコツとヒールの音が廊下に鳴り響いた。
ヤバい、ヤバい。シャーロットに見つかってしまう。コリンが危ない。私は冷や汗を流しながら、階段と幾重もの扉を交互に見つめた。
「あ、そうか。私は見つかっても良いのか」
コリンの部屋に入れなければそれで良い。そのまま帰って頂こう。私は何食わぬ顔で廊下を歩いた。
二階まであがってきたシャーロットとサイラスに出会した。シャーロットはすぐさま私が誰だか分かったようで口を開いた。
「あら、あなたは……」
「ミウこんなところにいたのか。あれから顔を出してくれないから心配してたんだぞ」
「はは、ごめんね。コリンはまだ眠ったままだよ。強く頭を打ったみたい」
すると、シャーロットがとても悲しそうな顔を見せて言った。
「あたしもコリンの事故を聞きつけてお見舞いに来たの。相当酷かったのでしょう?」
どの口が言っているんだ。白々しいにも程がある。私も負けじと演技をしてみる。
「そうなの。だから、私はコリンが起きるまでそばに付いていようと思って……ここは私が見てるから」
遠回りに帰れと言ってみるが、案の定シャーロットも食い下がらない。
「では、顔だけでも見て帰りますわ。ところで、あなたはコリンとはどういった関係ですの?」
「コリンとは……とても親しい仲なの。だから、私以外の女性がコリンの部屋に入るのはちょっと……」
すると、シャーロットではなくサイラスが私の前に立った。サイラスの表情は読み取れず、翠の瞳に真っ直ぐに見つめられ、私は一歩後退りした。
もしかすると、アレックスやセドリックのように惚れ薬を再度かけられているかもしれない。そうだとすれば、私とサイラスの信頼関係……兄妹ごっこは無かったことになるかもしれない。
私の心配をよそに、サイラスはやや怒ったように言った。
「コリンとそういう仲だったとは。何故兄の僕に報告がないんだ」
良かった。設定はややこしいけれど、きっと半分私の味方だ。
「ごめんなさい。だって、恥ずかしくって……」
恥じらいながら言えばサイラスは溜め息を吐きながら私の肩に手を添えて後ろを向かせた。
「と、言う訳だ。悪いがシャーロットは下で待っていてくれ。僕……私がミウとコリンの様子を見てくるから。行こう、ミウ」
「うん。おにいちゃん」
よし、何とかなりそうだ。
「待ちなさい。あなた何人攻略したら気が済むの? サイトウ ミウ」
「なんだか、修学旅行みたいで楽しいな」
「シュウガクリョコウって何?」
「あ、えっと……友達と旅行することだよ。布団並べて一緒に寝るの」
この世界は日本語が通じるが日本特有の文化等の言葉は存在しない。気をつけなければ。
「てかさ、シャーロットってそんなにしつこいの?」
崖から落とす程だ。相当迫られたに違いない。
「うん、僕が行くとこ行くとこ現れるんだ。僕のこと興味もないくせに何で近付いてくるんだろうね」
「興味ないとか分かるの?」
「なんとなくね。それよりさ、ミウがここにいるってことは両親に会ったんだよね?」
私が遅れて頷くとコリンは複雑そうな顔をしてへらりと笑った。
「ミウにみっともないとこ見られちゃったな」
「コリン……」
家族から蔑ろにされている姿など他の人には知られたくなかったのだろう。こういう時に上手い言葉が出れば良いのだが、何も思いつかない。
「気にしないで。見た目のせいもあるんだ。兄と違って僕は小さいし、こんな顔だし……こんな僕なんて誰も相手にしてくれないんだから」
寂しそうに話すコリンに私は体を起こして熱弁した。
「見た目は最高だよ。可愛すぎるよ。この眼なんてどうしてこんなクリクリなの? 女子なら誰もが羨むよ。キョトン顔なんて尊すぎるよ。ギューってしたくなっちゃうよ。初めて会った時ですら、ついつい抱きしめたくなるほど可愛いなって思ったんだから」
「ミウ?」
「あ、ごめん。見た目ばっかり褒めちゃって。もちろん中身も最高だよ。こんなに優しくて心遣いができる男の子なんていないよ。あの離島に行ってるのだってクリフを守る為なんだから。自分の時間削ってまで何かを守るなんて素晴らしすぎるよ。尊敬だよ」
なんだか一人で思ったことを言ったら気分がスッとした。私は再び布団に横になって、コリンの顔を見ながら続けた。
「でもさ、御両親には感謝だね」
「え?」
「だって、今のコリンがいるのは御両親のおかげでしょ? 産んでくれたこともだけど、もしもコリンに甘々だったらきっと我儘ボーイに育ってたに違いないよ。私なんて相手にもしてもらえてないよ」
「ミウはさ、僕のこと鬱陶しいとか思わないの?」
「思う訳ないじゃん。産まれてきてくれてありがとう! って言いたいくらいだよ」
私はにっこり笑顔でそう言えば、コリンは布団の中に潜ってしまった。コリンに不愉快な思いをさせてしまったかもしれないと思い、私は布団の中をチラリと覗きながら謝罪した。
「ごめん。なんか私また余計な事言っちゃった?」
「何でもないから覗かないで」
「いや、でも……あ、もしかして体調悪くなっちゃった? ごめんね、気付かなくて。とりあえず水もらってくるね」
「あ、ちがっ……」
私はベッドから出て水をもらいに行く為に廊下に出た——。
「コリンが目覚めた事も報告しなきゃ」
使用人を探して歩いていると、下の階から話し声が聞こえてきた。声の主は……コリンの父親と、女性? 話している内容までは聞き取れないが、聞き覚えのある可愛らしい声だ。
階段からこっそり顔を覗かせると、そこには紫色の髪の女性とサイラス……? コリンの父親で顔が見えないが、紫の髪の女性はまさかシャーロット? 何故シャーロットがここに? コリンが崖から落ちた元凶なのに。
まさか意識がない事を聞きつけて、その隙に惚れ薬をかけようとしているのではないか? それならコリンが危ない。
私は急いでコリンの部屋に戻ろうと踵を返した。そこでハッと気がついた。そこには同じ扉が十枚は並んでいる。
なんてこった。どの部屋がコリンの部屋か分からない。部屋を出る時に確認しておけば良かった。
下の階では話が終わったようだ。話し声が聞こえなくなった。代わりにコツコツとヒールの音が廊下に鳴り響いた。
ヤバい、ヤバい。シャーロットに見つかってしまう。コリンが危ない。私は冷や汗を流しながら、階段と幾重もの扉を交互に見つめた。
「あ、そうか。私は見つかっても良いのか」
コリンの部屋に入れなければそれで良い。そのまま帰って頂こう。私は何食わぬ顔で廊下を歩いた。
二階まであがってきたシャーロットとサイラスに出会した。シャーロットはすぐさま私が誰だか分かったようで口を開いた。
「あら、あなたは……」
「ミウこんなところにいたのか。あれから顔を出してくれないから心配してたんだぞ」
「はは、ごめんね。コリンはまだ眠ったままだよ。強く頭を打ったみたい」
すると、シャーロットがとても悲しそうな顔を見せて言った。
「あたしもコリンの事故を聞きつけてお見舞いに来たの。相当酷かったのでしょう?」
どの口が言っているんだ。白々しいにも程がある。私も負けじと演技をしてみる。
「そうなの。だから、私はコリンが起きるまでそばに付いていようと思って……ここは私が見てるから」
遠回りに帰れと言ってみるが、案の定シャーロットも食い下がらない。
「では、顔だけでも見て帰りますわ。ところで、あなたはコリンとはどういった関係ですの?」
「コリンとは……とても親しい仲なの。だから、私以外の女性がコリンの部屋に入るのはちょっと……」
すると、シャーロットではなくサイラスが私の前に立った。サイラスの表情は読み取れず、翠の瞳に真っ直ぐに見つめられ、私は一歩後退りした。
もしかすると、アレックスやセドリックのように惚れ薬を再度かけられているかもしれない。そうだとすれば、私とサイラスの信頼関係……兄妹ごっこは無かったことになるかもしれない。
私の心配をよそに、サイラスはやや怒ったように言った。
「コリンとそういう仲だったとは。何故兄の僕に報告がないんだ」
良かった。設定はややこしいけれど、きっと半分私の味方だ。
「ごめんなさい。だって、恥ずかしくって……」
恥じらいながら言えばサイラスは溜め息を吐きながら私の肩に手を添えて後ろを向かせた。
「と、言う訳だ。悪いがシャーロットは下で待っていてくれ。僕……私がミウとコリンの様子を見てくるから。行こう、ミウ」
「うん。おにいちゃん」
よし、何とかなりそうだ。
「待ちなさい。あなた何人攻略したら気が済むの? サイトウ ミウ」
11
お気に入りに追加
100
あなたにおすすめの小説
転生したら最強種の竜人かよ~目立ちたくないので種族隠して学院へ通います~
ゆる弥
ファンタジー
強さをひた隠しにして学院の入学試験を受けるが、強すぎて隠し通せておらず、逆に目立ってしまう。
コイツは何かがおかしい。
本人は気が付かず隠しているが、周りは気付き始める。
目立ちたくないのに国の最高戦力に祭り上げられてしまう可哀想な男の話。
王女の中身は元自衛官だったので、継母に追放されたけど思い通りになりません
きぬがやあきら
恋愛
「妻はお妃様一人とお約束されたそうですが、今でもまだ同じことが言えますか?」
「正直なところ、不安を感じている」
久方ぶりに招かれた故郷、セレンティア城の月光満ちる庭園で、アシュレイは信じ難い光景を目撃するーー
激闘の末、王座に就いたアルダシールと結ばれた、元セレンティア王国の王女アシュレイ。
アラウァリア国では、新政権を勝ち取ったアシュレイを国母と崇めてくれる国民も多い。だが、結婚から2年、未だ後継ぎに恵まれないアルダシールに側室を推す声も上がり始める。そんな頃、弟シュナイゼルから結婚式の招待が舞い込んだ。
第2幕、連載開始しました!
お気に入り登録してくださった皆様、ありがとうございます! 心より御礼申し上げます。
以下、1章のあらすじです。
アシュレイは前世の記憶を持つ、セレンティア王国の皇女だった。後ろ盾もなく、継母である王妃に体よく追い出されてしまう。
表向きは外交の駒として、アラウァリア王国へ嫁ぐ形だが、国王は御年50歳で既に18人もの妃を持っている。
常に不遇の扱いを受けて、我慢の限界だったアシュレイは、大胆な計画を企てた。
それは輿入れの道中を、自ら雇った盗賊に襲撃させるもの。
サバイバルの知識もあるし、宝飾品を処分して生き抜けば、残りの人生を自由に謳歌できると踏んでいた。
しかし、輿入れ当日アシュレイを攫い出したのは、アラウァリアの第一王子・アルダシール。
盗賊団と共謀し、晴れて自由の身を望んでいたのに、アルダシールはアシュレイを手放してはくれず……。
アシュレイは自由と幸福を手に入れられるのか?
記憶喪失になった嫌われ悪女は心を入れ替える事にした
結城芙由奈@12/27電子書籍配信中
ファンタジー
池で溺れて死にかけた私は意識を取り戻した時、全ての記憶を失っていた。それと同時に自分が周囲の人々から陰で悪女と呼ばれ、嫌われている事を知る。どうせ記憶喪失になったなら今から心を入れ替えて生きていこう。そして私はさらに衝撃の事実を知る事になる―。
農民レベル99 天候と大地を操り世界最強
九頭七尾
ファンタジー
【農民】という天職を授かり、憧れていた戦士の夢を断念した少年ルイス。
仕方なく故郷の村で農業に従事し、十二年が経ったある日のこと、新しく就任したばかりの代官が訊ねてきて――
「何だあの巨大な大根は? 一体どうやって収穫するのだ?」
「片手で抜けますけど? こんな感じで」
「200キロはありそうな大根を片手で……?」
「小麦の方も収穫しますね。えい」
「一帯の小麦が一瞬で刈り取られた!? 何をしたのだ!?」
「手刀で真空波を起こしただけですけど?」
その代官の勧めで、ルイスは冒険者になることに。
日々の農作業(?)を通し、最強の戦士に成長していた彼は、最年長ルーキーとして次々と規格外の戦果を挙げていくのだった。
「これは投擲用大根だ」
「「「投擲用大根???」」」
神様の手違いで、おまけの転生?!お詫びにチートと無口な騎士団長もらっちゃいました?!
カヨワイさつき
恋愛
最初は、日本人で受験の日に何かにぶつかり死亡。次は、何かの討伐中に、死亡。次に目覚めたら、見知らぬ聖女のそばに、ポツンとおまけの召喚?あまりにも、不細工な為にその場から追い出されてしまった。
前世の記憶はあるものの、どれをとっても短命、不幸な出来事ばかりだった。
全てはドジで少し変なナルシストの神様の手違いだっ。おまけの転生?お詫びにチートと無口で不器用な騎士団長もらっちゃいました。今度こそ、幸せになるかもしれません?!
困りました。縦ロールにさよならしたら、逆ハーになりそうです。《改訂版》
新 星緒
恋愛
乙女ゲームの悪役令嬢アニエス(悪質ストーカー)に転生したと気づいたけれど、心配ないよね。だってフラグ折りまくってハピエンが定番だもの。
趣味の悪い縦ロールはやめて性格改善して、ストーカーしなければ楽勝楽勝!
……って、あれ?
楽勝ではあるけれど、なんだか思っていたのとは違うような。
想定外の逆ハーレムを解消するため、イケメンモブの大公令息リュシアンと協力関係を結んでみた。だけどリュシアンは、「惚れた」と言ったり「からかっただけ」と言ったり、意地悪ばかり。嫌なヤツ!
でも実はリュシアンは訳ありらしく……
【書籍化進行中、完結】私だけが知らない
綾雅(要らない悪役令嬢1巻重版)
ファンタジー
書籍化進行中です。詳細はしばらくお待ちください(o´-ω-)o)ペコッ
目が覚めたら何も覚えていなかった。父と兄を名乗る二人は泣きながら謝る。痩せ細った体、痣が残る肌、誰もが過保護に私を気遣う。けれど、誰もが何が起きたのかを語らなかった。
優しい家族、ぬるま湯のような生活、穏やかに過ぎていく日常……その陰で、人々は己の犯した罪を隠しつつ微笑む。私を守るため、そう言いながら真実から遠ざけた。
やがて、すべてを知った私は――ひとつの決断をする。
記憶喪失から始まる物語。冤罪で殺されかけた私は蘇り、陥れようとした者は断罪される。優しい嘘に隠された真実が徐々に明らかになっていく。
【同時掲載】 小説家になろう、アルファポリス、カクヨム、エブリスタ
2024/12/26……書籍化確定、公表
2023/12/20……小説家になろう 日間、ファンタジー 27位
2023/12/19……番外編完結
2023/12/11……本編完結(番外編、12/12)
2023/08/27……エブリスタ ファンタジートレンド 1位
2023/08/26……カテゴリー変更「恋愛」⇒「ファンタジー」
2023/08/25……アルファポリス HOT女性向け 13位
2023/08/22……小説家になろう 異世界恋愛、日間 22位
2023/08/21……カクヨム 恋愛週間 17位
2023/08/16……カクヨム 恋愛日間 12位
2023/08/14……連載開始
30代社畜の私が1ヶ月後に異世界転生するらしい。
ひさまま
ファンタジー
前世で搾取されまくりだった私。
魂の休養のため、地球に転生したが、地球でも今世も搾取されまくりのため魂の消滅の危機らしい。
とある理由から元の世界に戻るように言われ、マジックバックを自称神様から頂いたよ。
これで地球で買ったものを持ち込めるとのこと。やっぱり夢ではないらしい。
取り敢えず、明日は退職届けを出そう。
目指せ、快適異世界生活。
ぽちぽち更新します。
作者、うっかりなのでこれも買わないと!というのがあれば教えて下さい。
脳内の空想を、つらつら書いているのでお目汚しな際はごめんなさい。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる