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57話 野良精霊と元気のない薔薇の花
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早速庭に来てその元気のない薔薇の花を見つけました!
レティシアの花と鉢に書かれてます。多分わざわざ用意した花何でしょう……。
「むぅ…。まほうでさかすのできるのでしょうか」
そう、問題はここなんです。どの属性の魔法を使うのか全くわかんないです。水属性でお水を作ったとしても期限内には元気にはならないと思うんです。
『うーん、あるじ様。多分混合だと思いますわ』
「混合ですか?」
『はい、僕もそう思います。まず土が良くないので土魔法で栄養のある土に。そしたら水魔法でお水を。聖魔法で成長を促せばすぐ出来るかと』
意外と工程が多かったです。魔法自体使ったことないので魔力を感じるとこからやらないとですね。
「あら、あなたも同じ課題ですのね。わたくし、魔法使えますのよ?お先に失礼しますわ」
いきなりユーリス嬢が後から話しかけてきました。あ、隣にユーリス嬢のお花がありますね。水の中級精霊さんも1人ついてます。こんにちは!
「クスッ。あなた精霊が喋ると思って?わたくしの魔力と引き換えに魔法を使ってくださるのよ」
普通は喋らないんですか?知らなかったです。
『精霊の声は精霊術の才能かエルフくらいしか聞こえないもんなぁ~』
『あいつ、多分人間に捕まって無理やり契約されたタイプだよ』
え…あなたどこの精霊さんですか?!野良精霊さん?
『ここは空気が美味しいからいろんな精霊が通るんだぜ!俺もその一体だけど。やぁ、こんにちは!俺、土の精霊だからサポートできるぞ?』
あ、ありがとうございます。でも私の課題なので手出したら駄目なのです!
『ねぇ、レティー。わたし思ったの!その課題には精霊の力とか借りちゃだめとは書いてないなの!』
はっ!本当です。精霊の力も借りていいということでしょうか?後ろでコソコソと見ているフィルさんに聞きますね。えーと、あそこですね。
「フィルさん、せいれいさんのちからはいいんですか?」
「わっ!バレました!えーと、大丈夫です。許可は出てます」
許可されているそうです!なら、力を借りてやってみます!…魔法って初めは吹っ飛んだり怪我したりするってききますし精霊さんなら慣れてますし、お花さんも無事なはず!
「じゃあね。わたくしは終わったから一回目の結果発表が楽しみだわ。ほら、持っていって頂戴」
「期限いっぱい見守らなくていいんですか?」
「勿論よ。どっかの精霊の力しか頼れないおちびさんとは違うもの」
ただ、水魔法で水をかけ、ドーム状に聖魔法を張り巡らした鉢をフィルさんにユーリス嬢は差し出しました。そして、今私おチビちゃんと言われましたがこれでも成長期なんですよ?伸びてます。で、です…よね?
『『『『『『『『『『嫌なやつぅぅぅう』』』』』』』』』』
あ、野良精霊さんまた大幅に増えてます!?視界が色取り取りで凄いです!やっぱり性格は人と同じでたくさんありますね。ちょっと楽しいです。身長は伸びてますからね。私おちびじゃないです。
(((((((((根に持ってる…………)))))))))
『よーし、じゃあレティシアの力に皆でなるぞー!』
『『『『『『『『『おーー!』』』』』』』』イエッサー!』
あれ?今一体だけ違ってイエッサーって聞こえた気がします……?気の所為ですね、きっと。
レティシアの花と鉢に書かれてます。多分わざわざ用意した花何でしょう……。
「むぅ…。まほうでさかすのできるのでしょうか」
そう、問題はここなんです。どの属性の魔法を使うのか全くわかんないです。水属性でお水を作ったとしても期限内には元気にはならないと思うんです。
『うーん、あるじ様。多分混合だと思いますわ』
「混合ですか?」
『はい、僕もそう思います。まず土が良くないので土魔法で栄養のある土に。そしたら水魔法でお水を。聖魔法で成長を促せばすぐ出来るかと』
意外と工程が多かったです。魔法自体使ったことないので魔力を感じるとこからやらないとですね。
「あら、あなたも同じ課題ですのね。わたくし、魔法使えますのよ?お先に失礼しますわ」
いきなりユーリス嬢が後から話しかけてきました。あ、隣にユーリス嬢のお花がありますね。水の中級精霊さんも1人ついてます。こんにちは!
「クスッ。あなた精霊が喋ると思って?わたくしの魔力と引き換えに魔法を使ってくださるのよ」
普通は喋らないんですか?知らなかったです。
『精霊の声は精霊術の才能かエルフくらいしか聞こえないもんなぁ~』
『あいつ、多分人間に捕まって無理やり契約されたタイプだよ』
え…あなたどこの精霊さんですか?!野良精霊さん?
『ここは空気が美味しいからいろんな精霊が通るんだぜ!俺もその一体だけど。やぁ、こんにちは!俺、土の精霊だからサポートできるぞ?』
あ、ありがとうございます。でも私の課題なので手出したら駄目なのです!
『ねぇ、レティー。わたし思ったの!その課題には精霊の力とか借りちゃだめとは書いてないなの!』
はっ!本当です。精霊の力も借りていいということでしょうか?後ろでコソコソと見ているフィルさんに聞きますね。えーと、あそこですね。
「フィルさん、せいれいさんのちからはいいんですか?」
「わっ!バレました!えーと、大丈夫です。許可は出てます」
許可されているそうです!なら、力を借りてやってみます!…魔法って初めは吹っ飛んだり怪我したりするってききますし精霊さんなら慣れてますし、お花さんも無事なはず!
「じゃあね。わたくしは終わったから一回目の結果発表が楽しみだわ。ほら、持っていって頂戴」
「期限いっぱい見守らなくていいんですか?」
「勿論よ。どっかの精霊の力しか頼れないおちびさんとは違うもの」
ただ、水魔法で水をかけ、ドーム状に聖魔法を張り巡らした鉢をフィルさんにユーリス嬢は差し出しました。そして、今私おチビちゃんと言われましたがこれでも成長期なんですよ?伸びてます。で、です…よね?
『『『『『『『『『『嫌なやつぅぅぅう』』』』』』』』』』
あ、野良精霊さんまた大幅に増えてます!?視界が色取り取りで凄いです!やっぱり性格は人と同じでたくさんありますね。ちょっと楽しいです。身長は伸びてますからね。私おちびじゃないです。
(((((((((根に持ってる…………)))))))))
『よーし、じゃあレティシアの力に皆でなるぞー!』
『『『『『『『『『おーー!』』』』』』』』イエッサー!』
あれ?今一体だけ違ってイエッサーって聞こえた気がします……?気の所為ですね、きっと。
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