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13話 ショックでした……
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「では、お嬢様のみ祈りの祭壇に置かれている水晶に手を置いてみてください。こちらの紙に内容が映し出されますゆえ。」
ふむ……意外とあっさりしてるんですね。わぁ!光りました!なんだか不思議です!どれくらい手を置けばいいんでしょうか?
「はい、もう大丈夫ですよー。こちらが結果となります。」
「あぁ。」
結果はどうでしたか?お父様の狙っていた才能があると良いんですが……痛い、痛いです。髪の毛鷲掴みしないでほしいです。あぁ、ちょっと抜けてるじゃないですか!
「ちっ、やっぱりな。お前は俺の子じゃない。」
そう言って壁の方に髪の毛を鷲掴みしたまま私を飛ばしました。凄く痛いです…。才能確認の用紙も踏みつけて私の方に投げました。それは見たかったので有り難いです。
才能:なし 適正:特になし 魔力量:???
祝福:慈愛 称号?????
ちょっとだけこれはショックかもしれません。才能も無ければ適正もないんですか………。お父様の期待に添えませんでした。ごめんなさい…。
なんだか…悲しくなりました。
「ったく、家に必要なのは跡取りの魔法の才能に溢れた息子だと言うのに…、あの女不倫のあげく、魔法の才能すらない出来損ないを産みおって。」
ごめんなさい…。ごめんなさい…。ごめんなさい…。産まれてごめんなさい…。前世でも呪いの子とも言われてたくらいですし、そうなのかも知れません。私、ショックでこの日からずっと塞ぎ込んでしまいました。乳母がかなり心配してたのですが立ち上がれる気がしません…。
ふむ……意外とあっさりしてるんですね。わぁ!光りました!なんだか不思議です!どれくらい手を置けばいいんでしょうか?
「はい、もう大丈夫ですよー。こちらが結果となります。」
「あぁ。」
結果はどうでしたか?お父様の狙っていた才能があると良いんですが……痛い、痛いです。髪の毛鷲掴みしないでほしいです。あぁ、ちょっと抜けてるじゃないですか!
「ちっ、やっぱりな。お前は俺の子じゃない。」
そう言って壁の方に髪の毛を鷲掴みしたまま私を飛ばしました。凄く痛いです…。才能確認の用紙も踏みつけて私の方に投げました。それは見たかったので有り難いです。
才能:なし 適正:特になし 魔力量:???
祝福:慈愛 称号?????
ちょっとだけこれはショックかもしれません。才能も無ければ適正もないんですか………。お父様の期待に添えませんでした。ごめんなさい…。
なんだか…悲しくなりました。
「ったく、家に必要なのは跡取りの魔法の才能に溢れた息子だと言うのに…、あの女不倫のあげく、魔法の才能すらない出来損ないを産みおって。」
ごめんなさい…。ごめんなさい…。ごめんなさい…。産まれてごめんなさい…。前世でも呪いの子とも言われてたくらいですし、そうなのかも知れません。私、ショックでこの日からずっと塞ぎ込んでしまいました。乳母がかなり心配してたのですが立ち上がれる気がしません…。
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