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12話 才能確認です!
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塔に幽閉され、2年。つまり3歳になりました!私おめでとうございます!意外と居心地はいいんですよ?ご飯も前よりは劣りますが、ちゃんと出ます。
それからちゃんと歩けるんです。ですが、時々転んでしまいます。乳母は発育が若干遅いような?と言っていたのですがなにぶん前世の赤ちゃんの時の記憶がなくて比べられないのです。これは悔しいです!
「お嬢様、ご飯の用意が出来ましたよ。」
「あーい!」
まだまだ、ちゃんと喋れないのですが意味がわかるぐらいまでの発音は出来るようになりました!すごい進歩です。
「おい、今すぐこれに着替えさせ準備をしろ。」
びっくりしました。あれから見ることがなかったお父様がいきなり入ってきました。綺麗なドレスですね。……私にはちょこっと大きいのですが…。
「お食事中ですのであとほどでもよろしいでしょうか?」
「いや、今すぐ神殿に行く。急げ。」
むぅ…。どうやらお食事はさせてもらえないようです。私、お腹空いてますからお父様、睨んでおきますね!ぷんぷん!
「むぅ………。」
「なんだ、不満か?ふん、可愛げもない。」
私、可愛くないそうです。お父様に言われるとショックです!子供心が傷つきます。
「ふぇえぇぇえん!」
ほら、私泣いちゃいました。滅多に泣かないのが取り柄でしたのに。そうこうしてるあいだに乳母が準備を整えて私をあやしてます。私悲しいので泣き止みませんよ?…あ、そのお菓子くれるんですか?仕方ないですね、特別に泣くのやめます。
「うばは?」
「ふん。」
どうやら乳母は馬車に乗らないらしいです。お父様もお母様も無言ですし、景色を見ておきましょう。
あ、神殿です!何度見ても神秘的で綺麗ですね。
「ようこそ、今日はお嬢様の才能確認ですね。こちらへどうぞ。」
あ、才能確認のためでしたか。すっかり忘れてました。これで私の扱いが変わるのかも知れないので何か有能な才能があるようにと願っておきます!
それからちゃんと歩けるんです。ですが、時々転んでしまいます。乳母は発育が若干遅いような?と言っていたのですがなにぶん前世の赤ちゃんの時の記憶がなくて比べられないのです。これは悔しいです!
「お嬢様、ご飯の用意が出来ましたよ。」
「あーい!」
まだまだ、ちゃんと喋れないのですが意味がわかるぐらいまでの発音は出来るようになりました!すごい進歩です。
「おい、今すぐこれに着替えさせ準備をしろ。」
びっくりしました。あれから見ることがなかったお父様がいきなり入ってきました。綺麗なドレスですね。……私にはちょこっと大きいのですが…。
「お食事中ですのであとほどでもよろしいでしょうか?」
「いや、今すぐ神殿に行く。急げ。」
むぅ…。どうやらお食事はさせてもらえないようです。私、お腹空いてますからお父様、睨んでおきますね!ぷんぷん!
「むぅ………。」
「なんだ、不満か?ふん、可愛げもない。」
私、可愛くないそうです。お父様に言われるとショックです!子供心が傷つきます。
「ふぇえぇぇえん!」
ほら、私泣いちゃいました。滅多に泣かないのが取り柄でしたのに。そうこうしてるあいだに乳母が準備を整えて私をあやしてます。私悲しいので泣き止みませんよ?…あ、そのお菓子くれるんですか?仕方ないですね、特別に泣くのやめます。
「うばは?」
「ふん。」
どうやら乳母は馬車に乗らないらしいです。お父様もお母様も無言ですし、景色を見ておきましょう。
あ、神殿です!何度見ても神秘的で綺麗ですね。
「ようこそ、今日はお嬢様の才能確認ですね。こちらへどうぞ。」
あ、才能確認のためでしたか。すっかり忘れてました。これで私の扱いが変わるのかも知れないので何か有能な才能があるようにと願っておきます!
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