空を切り取った物語

諦めきれない空と、諦めてしまった空悲しい陽光

君が他人になったあの日

君が好きでもなく、嫌いでもなくて…

ただこれだけは言えた。恋人ではない君を、本当に大切。…だと思う

君のいない時間は、別に嫌でもなくて、でも君がいれば僕の部屋は寂しくなくて

別に、君がいないなんてどうでもよかった。

恋人が出来れば隠さなければいけなかったし、僕らはまるで2人だけの秘密を持っている子供みたいだった。

沢山キスをして、沢山混ざりあって、沢山君のご飯を食べた


君からの別れの言葉が口に出て、僕らは友達ではなく他人に戻った。

連絡だって今まで同じ言葉の数回交わしただけ。

でも、何故か君がいないと僕は空回りばかりだった。

そして、やっと分かったんだ。

あぁ、そうだ。僕の大切は君だった。