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プロローグ
おやすみ
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いつもの通り、畳の部屋で3人で雑魚寝する。扉に近い方から、愛梨、海斗、俺、という順番は、昔から変わらない。
思春期だというのに、何故か別々の部屋にはならなかった。
まあ別に困ることはないからいいんだが。
お風呂も借りて、俺らが愛梨ん家に置きっぱなしの服を来て、そのまま布団に。
愛梨は興奮が冷めやらないようで、ずーーっとなにか話していた。
「あーあ、この世界に行きたいな~」
と、愛梨が話す。
すると、海斗が興味を示したみたいで、
「最近、異世界転生モノ多いよねぇ」
とうつ伏せで寝そべって、スマホを弄りながら答える。
「それな!?特に恋愛ゲームとかBLゲーム転生多いじゃん」
ガバッと起き上がった愛梨がスマホを投げ出して話す。
俺は端で座って2人の会話を眺めてた。
「で、悪役転生ね」
と海斗が笑いながら答える。
「だいたい主人公も転生者で、悪者になるから」
わかる~、と2人で盛り上がっていた。
俺はなんのことか分からないが、海斗はすっかり愛梨に染められてしまったらしい。
盛り上がっているところ悪いが、眠気が耐えられなくなってきた。
スマホをコードに挿して布団に入る。
それに気づいた愛梨が、
「寝るの?」
と声をかけた。
「うん。ねる。」
眠くて口が動かないため、もそもそと喋る。
「相変わらず早いよねぇ。んじゃ、俺も寝よ~」
と、海斗も布団に潜った。
愛梨が電気を消してくれて、おやすみ~と声をかけ合う。
俺も口を開こうと思ったが、すでに意識はなくなっていた。
思春期だというのに、何故か別々の部屋にはならなかった。
まあ別に困ることはないからいいんだが。
お風呂も借りて、俺らが愛梨ん家に置きっぱなしの服を来て、そのまま布団に。
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