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第1章 動き出した歯車
[1] 終わらせるはずの人生
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夜の風が優しく頬を撫でていく。
足を投げ出し、眼下に広がる車のヘッドライトが織り成すイルミネーションを眺めながら、彼女は呑気にも口笛を吹いている。
彼女が座っているのは、高層マンションの屋上だ。
誰もが震え上がる高さであるにも関わらず、彼女はプールに足だけを入れて水遊びをしているかのように、フェンスの外側でリラックスしている。
ここから落ちればどうなるか、分からない歳ではない。
最も汚い終わりが待っているだろう。
もしかしたら、全く知らない第三者を巻き込むかもしれない。
だが、その全てが彼女にとってはどうでも良いことだった。
もう疲れたのだ。
気にする事も、考える事も、生きる事も。
極端な考え方かもしれないが、息をする事すら、彼女は億劫になっていた。
時刻は午前2時。
目の前の、まん丸に光り輝く満月が、スポットライトのように彼女だけを照らしている。
両手を広げ、目を閉じた。風の音しか聞こえない。
あとは、体の力を抜けば楽になれる。
一度、軽く最後の呼吸をして、彼女は体を前に倒した。
「…………」
一瞬の激痛は、いつ襲ってくるのだろう。
それとも、すでに終わったのだろうかと錯覚する。
彼女だって、死がそれほど安らかなものではないと思っている。
それに、いまだに頬に風を感じた。
何かがおかしい。
体が浮いているような感覚に不安を覚え、ゆっくりと目を開けて――彼女は思わず絶句した。
眼下の景色は、何一つ変わっていなかった。
変わっている事があるとすれば、自分自身が座った姿勢ではない事だ。
さっきまで感じなかった恐怖心が、じわじわと体の中を這い上がってくる。
「一体、君は何をしているのかな?」
頭の上から聞こえた呆れた声に導かれて、彼女は咄嗟に見上げた。
真上にいたのは、見たこともない男だ。
強く吹く風も、彼女の体重も気にしていない男は、にっこりと微笑んでいる。
明らかに、自分の魅力に気づいている傲慢とも言える自信に満ちた空気に、彼女は自分が飛び降りた状態のままであることすら忘れていた。
風になびく焦げ茶色の髪に、青くユーモアさを感じさせる瞳。
すっきりとした鼻筋と、セクシーな唇。
天使のような巻き毛をしているが、今の状況を考えると悪魔か堕天使と言ったところだろう。
真剣に考え込んでいると、頭上から笑い声が聞こえてきた。
「まったく、よくこの状況で別の考え事が出来るな」
馬鹿にしているみたいな言葉に、彼女はカチンときた。
「だったら……引き上げてくれればいいでしょ」
「おや、逆ギレかい? 命の恩人にむかって」
そう言いながらも、見知らぬ男は笑いながらゆっくりと引き上げてくれた。
「別に助けてくれなんて、誰も頼んでないし……」
コンクリートに足が着くと、膝が震えた。
さっきの調子で笑われると身構えたが、男は気づいていたはずなのに、からかったりはしなかった。
ただ静かな目で見つめてくる。
そんな優しい瞳に耐えられず、口から出たのは悪態にも近い一言。
「何よ」
「いや……そんなに生気に溢れた子が、何でそんなところから飛び降りようとしたのかなとね」
「関係ないでしょ。人間なんて見た目じゃ判断出来ないんだから」
馬鹿馬鹿しくなってきて、彼女は階段に向かおうと男に背を向けた。
もう一度、飛び降りようという気分にはならない。
それに、また男が止めるだろうということは、考えなくても分かる。
違うマンションか、別の方法を考えようと一歩を踏み出した瞬間――手首を掴まれた。
「なら、その命――僕が買おうかな」
剥き出しの手首に肌と肌が触れて、はじめて男の手が冷たいことに気がついた。
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
「マリア!」
耳のすぐそばで怒鳴られて、あたしはようやく目を覚ました。
いつの間にか、暇潰しに聞いていたはずの音楽が聞こえないと思ったら、ヘッドホンが取り上げられている。
「なんですか? そんな耳のすぐそばで怒鳴らなくてもいいでしょ」
「わたしが優しく何回、声をかけたと思う? 五回よ。呼んでる」
体の線にぴったりとくっついたナース服を着た看護婦は、腰を左右に振りながら去っていった。
その様子から、あたしは誰が入ってきたのかに気づいた。
「彼女に何を怒られていたんだい、マリア?」
「少し眠っていて、声をかけられても気づかなかったから。ただそれだけ」
ふかふかのソファーに座って献血していたはずなのに、深く眠っていたらしく、いつの間にか時計の針は午後6時を回っていた。
すでに献血は終わり、腕から針は抜かれている。
針の代わりにガーゼが貼られている箇所を押さえながら、あたしは声のした方を見た。
「それで、あたしに何か用? 給料日と更新日以外では会う必要がないんでしょ? そういう話じゃなかったっけ?」
「まあ、そうなんだけど。あれから1ヶ月経ったから、どうしてるかなと思ってね」
「ちゃんと来てるんだから、わかってるでしょ? 見張ってなくても大丈夫。誰にも話してない……レンが吸血鬼だって」
彼――横溝レンは笑った。
誰も真似できない、魅力的な声を出して。
「そんな心配はしてないよ。言ったとしても、頭がおかしいって病院に入れられるのは君だよ。日本人が信じる訳がないからね。他の国よりも、吸血鬼や人狼、魔女なんてものに興味の薄い国……だからこそ住みやすいんだ」
「だからって、吸血鬼が集団でいたら目立つんじゃないの?」
「ただの芸能人だと思うさ。それに、吸血鬼は集団でいるのを嫌う傾向にある。さて、無駄話はこの辺にして、本当のところはどうなんだい?」
レンは隣の椅子に腰掛けると、ガーゼを弄るあたしの手を握った。
あまりの冷たさに、思わず震えてしまう。
あたしが知ってるからか、レンはこうしたスキンシップを求めてくる。
「前と変わらない。むしろ悪くなってるかも。さっき、あの時の夢を見たくらいにね」
「変な事は考えるなよ?」
「心配は無用。あの契約書にサインした時からね」
あたしは、レンの手の中から自分の手を引き抜いた。
1ヶ月前、高層マンションから飛び降りようとしていたあたしは、レンに邪魔された。
そして、とんでもない話を切り出された。
自分は吸血鬼で、生きる為には血を飲まなければいけないが、レイプ犯のように人は襲いたくないから、その命を自分の為にくれないかと言ったのだ。
おまけに、『タダとは言わない。一回3万円を支払うから』と言ったのだ。
まるで援助交際を申し込む男の言葉みたいで、あたしは思わず笑ってしまった。
昔から嘘に敏感で、人を避けていたけど、レンからは嘘をついている匂いがしない。
信じがたい話だったけど、レンは自分か経営するナイトクラブ兼血液銀行に連れて行ってくれて、手の冷たさだけではなく実際に血を飲むところを見せてくれた。
怖さも嫌悪感さも、あたしは感じなかった。
必要とされる事が重要で、その気持ちが決断させたんだと思う。
「あなたの糧になってあげる。レンが飢え死にするようなことはしない。約束があるんだから」
「そりゃ、安心だ」
あたしはレンの頬にキスをしてから、立ち上がって出口に向かった。
足を投げ出し、眼下に広がる車のヘッドライトが織り成すイルミネーションを眺めながら、彼女は呑気にも口笛を吹いている。
彼女が座っているのは、高層マンションの屋上だ。
誰もが震え上がる高さであるにも関わらず、彼女はプールに足だけを入れて水遊びをしているかのように、フェンスの外側でリラックスしている。
ここから落ちればどうなるか、分からない歳ではない。
最も汚い終わりが待っているだろう。
もしかしたら、全く知らない第三者を巻き込むかもしれない。
だが、その全てが彼女にとってはどうでも良いことだった。
もう疲れたのだ。
気にする事も、考える事も、生きる事も。
極端な考え方かもしれないが、息をする事すら、彼女は億劫になっていた。
時刻は午前2時。
目の前の、まん丸に光り輝く満月が、スポットライトのように彼女だけを照らしている。
両手を広げ、目を閉じた。風の音しか聞こえない。
あとは、体の力を抜けば楽になれる。
一度、軽く最後の呼吸をして、彼女は体を前に倒した。
「…………」
一瞬の激痛は、いつ襲ってくるのだろう。
それとも、すでに終わったのだろうかと錯覚する。
彼女だって、死がそれほど安らかなものではないと思っている。
それに、いまだに頬に風を感じた。
何かがおかしい。
体が浮いているような感覚に不安を覚え、ゆっくりと目を開けて――彼女は思わず絶句した。
眼下の景色は、何一つ変わっていなかった。
変わっている事があるとすれば、自分自身が座った姿勢ではない事だ。
さっきまで感じなかった恐怖心が、じわじわと体の中を這い上がってくる。
「一体、君は何をしているのかな?」
頭の上から聞こえた呆れた声に導かれて、彼女は咄嗟に見上げた。
真上にいたのは、見たこともない男だ。
強く吹く風も、彼女の体重も気にしていない男は、にっこりと微笑んでいる。
明らかに、自分の魅力に気づいている傲慢とも言える自信に満ちた空気に、彼女は自分が飛び降りた状態のままであることすら忘れていた。
風になびく焦げ茶色の髪に、青くユーモアさを感じさせる瞳。
すっきりとした鼻筋と、セクシーな唇。
天使のような巻き毛をしているが、今の状況を考えると悪魔か堕天使と言ったところだろう。
真剣に考え込んでいると、頭上から笑い声が聞こえてきた。
「まったく、よくこの状況で別の考え事が出来るな」
馬鹿にしているみたいな言葉に、彼女はカチンときた。
「だったら……引き上げてくれればいいでしょ」
「おや、逆ギレかい? 命の恩人にむかって」
そう言いながらも、見知らぬ男は笑いながらゆっくりと引き上げてくれた。
「別に助けてくれなんて、誰も頼んでないし……」
コンクリートに足が着くと、膝が震えた。
さっきの調子で笑われると身構えたが、男は気づいていたはずなのに、からかったりはしなかった。
ただ静かな目で見つめてくる。
そんな優しい瞳に耐えられず、口から出たのは悪態にも近い一言。
「何よ」
「いや……そんなに生気に溢れた子が、何でそんなところから飛び降りようとしたのかなとね」
「関係ないでしょ。人間なんて見た目じゃ判断出来ないんだから」
馬鹿馬鹿しくなってきて、彼女は階段に向かおうと男に背を向けた。
もう一度、飛び降りようという気分にはならない。
それに、また男が止めるだろうということは、考えなくても分かる。
違うマンションか、別の方法を考えようと一歩を踏み出した瞬間――手首を掴まれた。
「なら、その命――僕が買おうかな」
剥き出しの手首に肌と肌が触れて、はじめて男の手が冷たいことに気がついた。
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「マリア!」
耳のすぐそばで怒鳴られて、あたしはようやく目を覚ました。
いつの間にか、暇潰しに聞いていたはずの音楽が聞こえないと思ったら、ヘッドホンが取り上げられている。
「なんですか? そんな耳のすぐそばで怒鳴らなくてもいいでしょ」
「わたしが優しく何回、声をかけたと思う? 五回よ。呼んでる」
体の線にぴったりとくっついたナース服を着た看護婦は、腰を左右に振りながら去っていった。
その様子から、あたしは誰が入ってきたのかに気づいた。
「彼女に何を怒られていたんだい、マリア?」
「少し眠っていて、声をかけられても気づかなかったから。ただそれだけ」
ふかふかのソファーに座って献血していたはずなのに、深く眠っていたらしく、いつの間にか時計の針は午後6時を回っていた。
すでに献血は終わり、腕から針は抜かれている。
針の代わりにガーゼが貼られている箇所を押さえながら、あたしは声のした方を見た。
「それで、あたしに何か用? 給料日と更新日以外では会う必要がないんでしょ? そういう話じゃなかったっけ?」
「まあ、そうなんだけど。あれから1ヶ月経ったから、どうしてるかなと思ってね」
「ちゃんと来てるんだから、わかってるでしょ? 見張ってなくても大丈夫。誰にも話してない……レンが吸血鬼だって」
彼――横溝レンは笑った。
誰も真似できない、魅力的な声を出して。
「そんな心配はしてないよ。言ったとしても、頭がおかしいって病院に入れられるのは君だよ。日本人が信じる訳がないからね。他の国よりも、吸血鬼や人狼、魔女なんてものに興味の薄い国……だからこそ住みやすいんだ」
「だからって、吸血鬼が集団でいたら目立つんじゃないの?」
「ただの芸能人だと思うさ。それに、吸血鬼は集団でいるのを嫌う傾向にある。さて、無駄話はこの辺にして、本当のところはどうなんだい?」
レンは隣の椅子に腰掛けると、ガーゼを弄るあたしの手を握った。
あまりの冷たさに、思わず震えてしまう。
あたしが知ってるからか、レンはこうしたスキンシップを求めてくる。
「前と変わらない。むしろ悪くなってるかも。さっき、あの時の夢を見たくらいにね」
「変な事は考えるなよ?」
「心配は無用。あの契約書にサインした時からね」
あたしは、レンの手の中から自分の手を引き抜いた。
1ヶ月前、高層マンションから飛び降りようとしていたあたしは、レンに邪魔された。
そして、とんでもない話を切り出された。
自分は吸血鬼で、生きる為には血を飲まなければいけないが、レイプ犯のように人は襲いたくないから、その命を自分の為にくれないかと言ったのだ。
おまけに、『タダとは言わない。一回3万円を支払うから』と言ったのだ。
まるで援助交際を申し込む男の言葉みたいで、あたしは思わず笑ってしまった。
昔から嘘に敏感で、人を避けていたけど、レンからは嘘をついている匂いがしない。
信じがたい話だったけど、レンは自分か経営するナイトクラブ兼血液銀行に連れて行ってくれて、手の冷たさだけではなく実際に血を飲むところを見せてくれた。
怖さも嫌悪感さも、あたしは感じなかった。
必要とされる事が重要で、その気持ちが決断させたんだと思う。
「あなたの糧になってあげる。レンが飢え死にするようなことはしない。約束があるんだから」
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