便利屋のバイトへ行ったはずなのに、花嫁になってしまいました。

時給のいいセレブ御用達の会員制カフェで働く勤労苦学生の颯斗は、信頼する相手からさらに時給のよい便利屋のバイトを紹介された。出勤初日、契約のためにと連れて来られたのはなんと六本木の一等地にあるタワーマンションのペントハウスだった。
依頼主不在のなか、マネージャーだという男に差し出された書類は契約書は契約書でもなんと「婚姻届」だった。嫌な予感がした颯斗は、とりあえずその場でサインはせずに帰宅する。
翌日、颯斗に便利屋のバイトを紹介し手配してくれた人物に、昨日の出来事を確認しようとしたが、派手な男と女優の痴情のもつれに巻き込まれ、それどころではなくなってしまい……？！