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Let's親睦会⑧
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現在、自分の置かれている立場がよくわかっていない雪兎です
っていうと、シリアス感満載だけどさ、実際は全然シリアスじゃないんだよね
相手、俺に対してのペコペコしてるし、涙声だし
俺は買った炭酸飲料を呑気に飲んでるし
「聞いてますか?」
「うん。聞いってっけど」
「頼みます。ボスからリーダー達に電話してくだせぇ...これ以上俺たちであの人たちを押さえるのは無理っすよ」
「いや、その前になんでお前がここにいんの?それと、もう少し服装なんとかならなかったの?まるっきり怪しい男だよ?」
目の前にいる低姿勢を貫いているこの男
宇槍町にいるチンピラA。名前は知らんけど顔は見たことある。確か、誠に引っ付いていたモブの一人だったはず...
そんな男がまっくろくろすけのような服装にサングラスに帽子と完全な不審者だ。ちなみにボスは俺のことでリーダー達は俺にストーカーレベルで引っ付いてくる四人組だ
「じいさんに頼んで短時間だけ町から出れるようししてもらったんっす。それより!頼みますよ~」
「はいはい。後で連絡するから...あ、帰るんならついでに言付け頼んで良い?」
「はいっす!」
「夏には帰る。それまでに騒ぎを起こすな」
「......それだけっすか?」
「それだけ。頼んだぞ」
不思議そうな顔をしながらも元気よく返事をして去っていたチンピラAを見送ってから四人に電話をすべく外に出た。聞かれると少しねんどくさいとおもったので外に出たのだが、どうらや電話しなくてもいいらしいぞ、チンピラA
「久しぶり、ゆっきー」
「おい、なんでいんだよ」
ホテルの影から出てきたのはストーカーの一人の誠だった。いつものサイズがあっていないパーカーではなくYシャツとジーンズだけのシンプルかつラフな格好だった
ゆっくりと近づいてきて、俺の前まで来るといきなり抱き締めてきた。以前より腕の筋肉がついたのか締め付けられてる感が強く感じる
「ゆっきーに会いたくて来ちゃったんだ。早く夏休みになんないかなって毎日カレンダーを睨んでたんだ。あと一ヶ月か二ヶ月だろって思うだろうけど、俺にとってのゆっきーのいない一ヶ月は一年以上の時間なんだよ?やっぱりこんな学校なんかに行かせるんじゃなかった。ここから拐って誰の目にも見せないところに閉じ込めて俺だけのものにしたい。近づく奴等を殺してその首を見ながらセックスとかどう?」
やべー
やべーよ
誠のヤンデレが悪化してる。もうね、俺を抱き締めながら俺の体臭を嗅いでるもんだから鼻息が荒いんだよ。変態度もすっっっっごく悪化してる
「おい、そろそろ戻らないとヤバイんじゃないか?」
「大丈夫だよ。じいさんに脅しかけて一週間は外に出られるようにしてもらったんだ」
「買収したんだな」
じいさん、なんてことをしてくれたんだ
こんな猛獣を野放しにするとは...
いや、猛獣にしたのは俺か...
「ゆっきー、戻ろう?」
「待ってくれ...今行方くらましたら後がねんどくさい」
「えー?誤魔化す方法はいくらでもあるでしょ?」
どうすっかな...
途中離脱なんてできないし、そもそも俺が抜けることなんでできないし...
仕方ない、アレをやろう。明日より今の現状を打破することが大切だ
────────────────
まず、長期間更新できずにいてすみませんでしたm(__)m
ボランティアに出てたり、バイトが忙しかったり、研修に行ってたり、スランプぎみだったりして更新できませんでした(´;ω;`)
他作品に関してもこれから更新していこうと思っています
っていうと、シリアス感満載だけどさ、実際は全然シリアスじゃないんだよね
相手、俺に対してのペコペコしてるし、涙声だし
俺は買った炭酸飲料を呑気に飲んでるし
「聞いてますか?」
「うん。聞いってっけど」
「頼みます。ボスからリーダー達に電話してくだせぇ...これ以上俺たちであの人たちを押さえるのは無理っすよ」
「いや、その前になんでお前がここにいんの?それと、もう少し服装なんとかならなかったの?まるっきり怪しい男だよ?」
目の前にいる低姿勢を貫いているこの男
宇槍町にいるチンピラA。名前は知らんけど顔は見たことある。確か、誠に引っ付いていたモブの一人だったはず...
そんな男がまっくろくろすけのような服装にサングラスに帽子と完全な不審者だ。ちなみにボスは俺のことでリーダー達は俺にストーカーレベルで引っ付いてくる四人組だ
「じいさんに頼んで短時間だけ町から出れるようししてもらったんっす。それより!頼みますよ~」
「はいはい。後で連絡するから...あ、帰るんならついでに言付け頼んで良い?」
「はいっす!」
「夏には帰る。それまでに騒ぎを起こすな」
「......それだけっすか?」
「それだけ。頼んだぞ」
不思議そうな顔をしながらも元気よく返事をして去っていたチンピラAを見送ってから四人に電話をすべく外に出た。聞かれると少しねんどくさいとおもったので外に出たのだが、どうらや電話しなくてもいいらしいぞ、チンピラA
「久しぶり、ゆっきー」
「おい、なんでいんだよ」
ホテルの影から出てきたのはストーカーの一人の誠だった。いつものサイズがあっていないパーカーではなくYシャツとジーンズだけのシンプルかつラフな格好だった
ゆっくりと近づいてきて、俺の前まで来るといきなり抱き締めてきた。以前より腕の筋肉がついたのか締め付けられてる感が強く感じる
「ゆっきーに会いたくて来ちゃったんだ。早く夏休みになんないかなって毎日カレンダーを睨んでたんだ。あと一ヶ月か二ヶ月だろって思うだろうけど、俺にとってのゆっきーのいない一ヶ月は一年以上の時間なんだよ?やっぱりこんな学校なんかに行かせるんじゃなかった。ここから拐って誰の目にも見せないところに閉じ込めて俺だけのものにしたい。近づく奴等を殺してその首を見ながらセックスとかどう?」
やべー
やべーよ
誠のヤンデレが悪化してる。もうね、俺を抱き締めながら俺の体臭を嗅いでるもんだから鼻息が荒いんだよ。変態度もすっっっっごく悪化してる
「おい、そろそろ戻らないとヤバイんじゃないか?」
「大丈夫だよ。じいさんに脅しかけて一週間は外に出られるようにしてもらったんだ」
「買収したんだな」
じいさん、なんてことをしてくれたんだ
こんな猛獣を野放しにするとは...
いや、猛獣にしたのは俺か...
「ゆっきー、戻ろう?」
「待ってくれ...今行方くらましたら後がねんどくさい」
「えー?誤魔化す方法はいくらでもあるでしょ?」
どうすっかな...
途中離脱なんてできないし、そもそも俺が抜けることなんでできないし...
仕方ない、アレをやろう。明日より今の現状を打破することが大切だ
────────────────
まず、長期間更新できずにいてすみませんでしたm(__)m
ボランティアに出てたり、バイトが忙しかったり、研修に行ってたり、スランプぎみだったりして更新できませんでした(´;ω;`)
他作品に関してもこれから更新していこうと思っています
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