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第一
§未遂って難しい
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テッセラさんの巧すぎるキスに遂に腰が抜けた俺を見て、テッセラさんは拘束をといた。ズルズルと壁を伝って座りこんだ俺は息を乱しながらテッセラさんを見上げた。そしたら、テッセラさんは唸りながら俺を抱き上げた
「君は!俺を試してるのか!?」
「...は?....何...いって......」
「はぁ...ホントはキスだけで止めるつもりだったけど...気が変わった。最後まで付き合って貰う」
テッセラさんは俺を抱いたまま移転魔法を使って宿に戻った.....
え?テッセラさんって移転魔法できたの?
混乱している俺をベッドに寝かせて馬乗りに乗ってきたテッセラさんは初めて会ったとき同じ優しい笑顔でいた
「移転魔法を使えるのか不思議かい?」
「..........えぇ...」
「教えてあげるよ...この後でね」
いや、この後ってなんだ?
...というか、逃げたいのに逃げられない...
あの時と同じだ...ハロスさんに告白されたときと......
「ちょっと、失礼するよ」
「...ぇ......うわぁぁぁ!!!」
「あぁ...やっぱり......綺麗だ...」
いきなり断りをいれて、俺の服をはぎ取った。今、俺は上半身裸になってしまった...
身長も筋肉もほぼない俺は人前で裸になるのが恥ずかしく、戦いの後の水浴びや入浴の時でさえ一人でしてきた
正直言って、自分の容姿がコンプレックスだ
シーツとか毛布とかで隠したいのに腕はまた拘束されて身をよじることしかできない
「想像以上だよ...日焼けをしたことのないような白くて手に馴染むようなきめ細かい肌、その肌の二点にあるピンク色の胸飾りに形の良い臍、腰は少しくびれていてライン...全てが綺麗だ」
「やめっ...!!あっ......触るな!!」
「腰を軽く撫でただけだよ?敏感なんだね...」
「止めてください!!なんでこんな...」
「...初めて会ったときからこうしたかった......あの時はスライムの媚薬で強制的に発情してたけど...今は俺の与えた刺激だけで...凄く興奮するよ」
あ、目が完全に逝っちゃってる...
テッセラさんの顔が近づいてきて反射的に目をつぶった。案の定、キスをされた。けど、それだけじゃない...
むねを揉んだり撫でたりしている...
「ん...どう?」
「......どうと言われても...」
「ふーん...ここは要開発、だね。じゃ、こっちは?」
「ぁ...んっ.........ぇ」
触られたのは、乳首だった。そこを強めに撫でられた瞬間、俺の口から声が出てしまった...
その声を聞いたテッセラさんは嬉しそうに両端のそればかり刺激してくる。つままれたり撫でられたり、それだけなのに、変な気分になってしまう...
「フフッ...ここは感度良いみたいだね」
「いやっ...ぁあ...ぃたッ.....」
「あ、弄り過ぎちゃったね...あれ?乳首しかいじめてないのに...ここ、元気になっちゃった?」
......いちいち実況するの止めてくれないかな...
恥ずかしいんだけど...
そして、さりげなくズボンを脱がすな!
「もぉ...止めろ!」
「おっと...危ないなぁ......ハハッ...カーティル君のここ...カワイイ形をしてるね。皮も被ったままだし」
「...っ......やめろ...」
「恥ずかしいのか...でも、カーティル君のここは元気なままだよ?」
もう、止めてほしい...
そう思った瞬間、テッセラさんが吹き飛んだ...
いきなりのことで俺の脳内は混乱状態だ
「...カーティル君......その腕...輪...」
「ぇ...この腕輪ですか......?」
「...やめだ......その腕輪が憑いている限り、君に手出しできないみたいだから...」
ん?憑いている?
憑いているって.......
拘束をといてくれたテッセラさんは腕輪についている石をつついた
それから教えてくれた。この石は魔覇石というらしく、魔族の上位種を封じ込めるための石で石の色と濃さでその魔族の力が分かるらしい
スピーアが守ってくれたのか......?
「君は!俺を試してるのか!?」
「...は?....何...いって......」
「はぁ...ホントはキスだけで止めるつもりだったけど...気が変わった。最後まで付き合って貰う」
テッセラさんは俺を抱いたまま移転魔法を使って宿に戻った.....
え?テッセラさんって移転魔法できたの?
混乱している俺をベッドに寝かせて馬乗りに乗ってきたテッセラさんは初めて会ったとき同じ優しい笑顔でいた
「移転魔法を使えるのか不思議かい?」
「..........えぇ...」
「教えてあげるよ...この後でね」
いや、この後ってなんだ?
...というか、逃げたいのに逃げられない...
あの時と同じだ...ハロスさんに告白されたときと......
「ちょっと、失礼するよ」
「...ぇ......うわぁぁぁ!!!」
「あぁ...やっぱり......綺麗だ...」
いきなり断りをいれて、俺の服をはぎ取った。今、俺は上半身裸になってしまった...
身長も筋肉もほぼない俺は人前で裸になるのが恥ずかしく、戦いの後の水浴びや入浴の時でさえ一人でしてきた
正直言って、自分の容姿がコンプレックスだ
シーツとか毛布とかで隠したいのに腕はまた拘束されて身をよじることしかできない
「想像以上だよ...日焼けをしたことのないような白くて手に馴染むようなきめ細かい肌、その肌の二点にあるピンク色の胸飾りに形の良い臍、腰は少しくびれていてライン...全てが綺麗だ」
「やめっ...!!あっ......触るな!!」
「腰を軽く撫でただけだよ?敏感なんだね...」
「止めてください!!なんでこんな...」
「...初めて会ったときからこうしたかった......あの時はスライムの媚薬で強制的に発情してたけど...今は俺の与えた刺激だけで...凄く興奮するよ」
あ、目が完全に逝っちゃってる...
テッセラさんの顔が近づいてきて反射的に目をつぶった。案の定、キスをされた。けど、それだけじゃない...
むねを揉んだり撫でたりしている...
「ん...どう?」
「......どうと言われても...」
「ふーん...ここは要開発、だね。じゃ、こっちは?」
「ぁ...んっ.........ぇ」
触られたのは、乳首だった。そこを強めに撫でられた瞬間、俺の口から声が出てしまった...
その声を聞いたテッセラさんは嬉しそうに両端のそればかり刺激してくる。つままれたり撫でられたり、それだけなのに、変な気分になってしまう...
「フフッ...ここは感度良いみたいだね」
「いやっ...ぁあ...ぃたッ.....」
「あ、弄り過ぎちゃったね...あれ?乳首しかいじめてないのに...ここ、元気になっちゃった?」
......いちいち実況するの止めてくれないかな...
恥ずかしいんだけど...
そして、さりげなくズボンを脱がすな!
「もぉ...止めろ!」
「おっと...危ないなぁ......ハハッ...カーティル君のここ...カワイイ形をしてるね。皮も被ったままだし」
「...っ......やめろ...」
「恥ずかしいのか...でも、カーティル君のここは元気なままだよ?」
もう、止めてほしい...
そう思った瞬間、テッセラさんが吹き飛んだ...
いきなりのことで俺の脳内は混乱状態だ
「...カーティル君......その腕...輪...」
「ぇ...この腕輪ですか......?」
「...やめだ......その腕輪が憑いている限り、君に手出しできないみたいだから...」
ん?憑いている?
憑いているって.......
拘束をといてくれたテッセラさんは腕輪についている石をつついた
それから教えてくれた。この石は魔覇石というらしく、魔族の上位種を封じ込めるための石で石の色と濃さでその魔族の力が分かるらしい
スピーアが守ってくれたのか......?
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