190 / 266
CⅬⅩⅩⅩⅩ 星々の天頂と天底編 前編(5)
しおりを挟む
第1章。カイム先生とアマトの情景
「あれは、初等学校の最終学年の直前でした。
ぼくたちの学年は、エリースを除いて、歴代最低といわれてました。
ぼくのような、無エーテルの生徒がいたのもありますけど・・・。」
「そんな時、講師が変更になり、カイム先生が、ぼくたちの前に現れたんです。」
「カイム先生の口から、『おはよう。』という言葉を聞いた瞬間、
ぼくだけじゃなく、男の子・・、男子生徒はみんな魅了され、
女の子たちは、カイム先生に憧れを抱いたんじゃないかと思います。」
アマトは、たき火に映えるルリの面差しに、
次から次へと、カイム先生との思い出が浮かんでくる。
「カイム先生は、妖精契約の核心は、契約する人間のエーテル容量ではなく、
妖精属性への親和性だと、ぼくたちに話してくれ、
それを重視した実習・講義をしてくれました。」
「また、その結果、今まではお題目にすぎなかった、
≪後天的にエーテル値を大きく増やすことができる≫
ということも、成果として現われてきました。」
「確かに、契約する人間のエーテル値で、あらかじめ契約できる妖精の級が
違うのかは、いまだにはっきり、わかってはいないわね。」
「事実、エーテル値だと、わたしより、カイム姉さんの方が優れていた。
だけど、わたしは風のエレメントの魔力に、興味、いえ親近感を思えたので、
あえて、風のエレメントの妖精を選んだわ・・・。」
知らず、ルリの美しい口から言葉がもれる。
「そのことが、カイム先生の心に残っていたのかもしれません。」
「姉さん・・・。」
アマトは、ルリのもらした言葉に躊躇せず、話を続ける。
「『わたしを信じて、契約の時は、妖精の光球の輝きより、親和性を選択して。』
『親和性のある風の妖精と契約したら、中級妖精契約者になったけど、
契約時の光球の輝きや、エレメントの好みや、しがらみで、
他のエレメント妖精との契約を選んだため、
初級妖精契約者になりました・・・。
だったら、目も当てられないわ。』
というのが、カイム先生の教えでした。」
「ただ、その頃になっても、ぼくは、エーテルが皆無だったため、
ほかの生徒からも、その家族たち、先生たちからも、ほぼ異端者と同じ扱いで、
ほかにも、エリース、ユウイ義姉をのぞく、街の人たち全員から、
侮蔑の石ころや殺意の矢を投げられる、人外扱いだったんです。」
そう話したアマトをルリは、海に漂う月影のような瞳で、見つめている。
「実際、妖精契約に至らない子など発生したら、
街の汚点、不名誉になる、不吉だ、
もはや契約の前に殺してしまえという動きがあったのを、
あとで、ラティスさんから聞きました・・・。」
「それが、なぜかうまくいかなかったことも・・・。」
「それっていうのは・・・。」
「おそらく、先生が護っていてくれたんだと、今は思っています。」
「それに、全くエーテルに反応しないぼくに、講義後など、ふたりっきりで、
実習に付き合ってもらって、その時、
『アマトくん、最後の最後まであきらめるな。神々が必ず機会を与えてくれる。
そのとき、必ずその手で掴むために・・・。』
と、手を重ねて、話してくれました。」
「その頃には、ぼくは・・、カイム先生を、先生としてではなく、
大人の・・いえ・・、ひとりの・・女性・・として・・、
心を寄せていたんだと思います・・・。」
そこで、アマトは口をつぐみ、沈黙がふたりを包む。
遠くで、魔鳥キルギリウスの鳴く声が、ふたりの耳に聞こえてくる。
「アマトくん。いろいろ話してくれてありがとう。
カイムも、きみの先生をしていたときが、一番幸せだったんじゃないか。」
「姉の生涯に、そういう時期を与えてくれた、アマトくんに感謝するわ。」
「そうです、ルリさん。今になって思えば、カイム先生とのふれあいがなければ、
ラティスさんと、儀式外で出会った時、
妖精契約など、できなかったと思います・・・。」
アマトの話は、そこで中断した。
なぜなら、ルリが静かに、涙を流しているのを、アマトが見たから・・・。
第2章。ふたりの妖精の景色
「へぇ~。だったら、アマトさんとカイム先生?の関係こそが、
ラティスさんとの妖精契約を成立させ、この世界の歴史を変えたんですね。」
ラティスの障壁の上から、聞きなれた言葉がふってくる。
「なに、ラファイアなの。急に、上から声をかけられれば、驚くじゃない!」
「驚く!?ハハハ、暗黒の妖精さまが、何を、おっしゃいますか!」
ここは、アマトたちの野営地の遥か上空。
ラティスは、ルリの障壁に全く干渉しないように、透過の魔力をふるい、
アマトとルリの様子を、覗いていたのだが・・・。
「ラティスさん。いくらアマトさんが心配といっても、のぞきはいけませんよ。
のぞきは!」
ここぞとばかりに、ラティスをたたく、ラファイア。
逆に一方的に、ラファイアに追い込まれる、ラティス。
ラティスの目に焦りの色が浮かんだが、ふと、あることに気付く。
「・・・・ちょっと、待ちなさいよ、ラファイア!
わたしも、この場所にきて、すぐに魔力障壁をはったはず。
アンタが、探知魔力に極振りしたとしても、わたしがどこにいるか、
それ以上に何をしているかは、わからないはずよね・・・!?」
「やっと、気づかれましたか。
わたしも、ラティスさんがこの場所に来られる前に、
魔力障壁をはって、この場所に潜んで、下を眺めていたんですよ。」
「アンタ、それって、ふつうのぞきと、言うんじゃない。」
ラティスは、ラファイアに攻め込まれた失地を回復すべく、
白光の妖精に対して、積極的に、攻勢の姿勢を構築する。
「のぞきだなんて、失礼な。わたしは、聖なる任務に目覚めて、
この場にいるんです。」
「はあ~!?聖なる任務ってなによ!」
「ふふふ、聞いてください。」
ラティスに対して、悠然と胸をはる、ラファイア。
それに、万が一にも、下界の人間に、特にふたりに気付かれないよう、
白金の、7色の、49色の、光粒を、今は纏わせてはいない。
「あのおふたりに、間違いとか、あやまちとか、が起こるようなら、
あの、おふたりの周りに、わたしの全力の結界をはって、差し上げることです。」
どうだとばかりに、リーエよろしく、ポーズをとるラファイアに、
やれやれとラティスは、相棒に、可哀想なやつとの眼差しを送る。
「いろいろと、突っ込みどころはあるけど。
まず、その理由をお聞かせいただけるかしら、ラファイアさん。」
いつにない、暗黒の妖精の下手な態度に、ラファイアは機嫌よく言い放つ。
「おふたりの間に、子供ができ、お孫さん、いえひ孫さんの時代になったら、
あらたな契約者として、妖精契約をする。そうすれば、何十年か、
楽しい時代を、過ごすことができるじゃありませんか。」
「きたるべき未来に対して、楽しい種をまいておく。
これは、凄い事だと思いませんか。
ひょっとしたら、おいしい香茶を淹れる才能も、ルリさん譲りで、
引き継いでくれるかもしれませんし・・・。」
そう、うれしそうに豪語するラファイアに、ラティスはあきれかえって、
その想いに指摘をいれる。
「まずね、ラファイア。アンタみたいな強大な妖精と契約をするんだったら、
ふたりのひ孫? そのエーテル量が皆無でなければ、いけないでしょうが。」
「ふつう、ありえないと思わない。」
「それに、そのあやまちなり、間違いなりを、全力で応援しましたなんて、
結果ができた時、エリースとユウイに言えるの?」
顔色が、みるみるうちに蒼くなる、白光の妖精。
だが、いつもと違いラティスも、それ以上の言葉は発しなかった。
隠された、ラファイアの真情を、感じとっていたから。
『アンタの思いはわかるわ、ラファイア。わたしも、アマトたちと共にある、
この時間が、永遠に続いてくれればと、思うもの。』
『だけど、新たな人間たちと、そういう時間に巡り合えたとしても、
今のこの時間ではないわ。この時間は、唯一無二なもの。
そうでしょう・・・、ラファイア!』
自分の命の長さを思い、必ずくる別れに思いを馳せ、月を仰ぐ、
暗黒の妖精であった。
「あれは、初等学校の最終学年の直前でした。
ぼくたちの学年は、エリースを除いて、歴代最低といわれてました。
ぼくのような、無エーテルの生徒がいたのもありますけど・・・。」
「そんな時、講師が変更になり、カイム先生が、ぼくたちの前に現れたんです。」
「カイム先生の口から、『おはよう。』という言葉を聞いた瞬間、
ぼくだけじゃなく、男の子・・、男子生徒はみんな魅了され、
女の子たちは、カイム先生に憧れを抱いたんじゃないかと思います。」
アマトは、たき火に映えるルリの面差しに、
次から次へと、カイム先生との思い出が浮かんでくる。
「カイム先生は、妖精契約の核心は、契約する人間のエーテル容量ではなく、
妖精属性への親和性だと、ぼくたちに話してくれ、
それを重視した実習・講義をしてくれました。」
「また、その結果、今まではお題目にすぎなかった、
≪後天的にエーテル値を大きく増やすことができる≫
ということも、成果として現われてきました。」
「確かに、契約する人間のエーテル値で、あらかじめ契約できる妖精の級が
違うのかは、いまだにはっきり、わかってはいないわね。」
「事実、エーテル値だと、わたしより、カイム姉さんの方が優れていた。
だけど、わたしは風のエレメントの魔力に、興味、いえ親近感を思えたので、
あえて、風のエレメントの妖精を選んだわ・・・。」
知らず、ルリの美しい口から言葉がもれる。
「そのことが、カイム先生の心に残っていたのかもしれません。」
「姉さん・・・。」
アマトは、ルリのもらした言葉に躊躇せず、話を続ける。
「『わたしを信じて、契約の時は、妖精の光球の輝きより、親和性を選択して。』
『親和性のある風の妖精と契約したら、中級妖精契約者になったけど、
契約時の光球の輝きや、エレメントの好みや、しがらみで、
他のエレメント妖精との契約を選んだため、
初級妖精契約者になりました・・・。
だったら、目も当てられないわ。』
というのが、カイム先生の教えでした。」
「ただ、その頃になっても、ぼくは、エーテルが皆無だったため、
ほかの生徒からも、その家族たち、先生たちからも、ほぼ異端者と同じ扱いで、
ほかにも、エリース、ユウイ義姉をのぞく、街の人たち全員から、
侮蔑の石ころや殺意の矢を投げられる、人外扱いだったんです。」
そう話したアマトをルリは、海に漂う月影のような瞳で、見つめている。
「実際、妖精契約に至らない子など発生したら、
街の汚点、不名誉になる、不吉だ、
もはや契約の前に殺してしまえという動きがあったのを、
あとで、ラティスさんから聞きました・・・。」
「それが、なぜかうまくいかなかったことも・・・。」
「それっていうのは・・・。」
「おそらく、先生が護っていてくれたんだと、今は思っています。」
「それに、全くエーテルに反応しないぼくに、講義後など、ふたりっきりで、
実習に付き合ってもらって、その時、
『アマトくん、最後の最後まであきらめるな。神々が必ず機会を与えてくれる。
そのとき、必ずその手で掴むために・・・。』
と、手を重ねて、話してくれました。」
「その頃には、ぼくは・・、カイム先生を、先生としてではなく、
大人の・・いえ・・、ひとりの・・女性・・として・・、
心を寄せていたんだと思います・・・。」
そこで、アマトは口をつぐみ、沈黙がふたりを包む。
遠くで、魔鳥キルギリウスの鳴く声が、ふたりの耳に聞こえてくる。
「アマトくん。いろいろ話してくれてありがとう。
カイムも、きみの先生をしていたときが、一番幸せだったんじゃないか。」
「姉の生涯に、そういう時期を与えてくれた、アマトくんに感謝するわ。」
「そうです、ルリさん。今になって思えば、カイム先生とのふれあいがなければ、
ラティスさんと、儀式外で出会った時、
妖精契約など、できなかったと思います・・・。」
アマトの話は、そこで中断した。
なぜなら、ルリが静かに、涙を流しているのを、アマトが見たから・・・。
第2章。ふたりの妖精の景色
「へぇ~。だったら、アマトさんとカイム先生?の関係こそが、
ラティスさんとの妖精契約を成立させ、この世界の歴史を変えたんですね。」
ラティスの障壁の上から、聞きなれた言葉がふってくる。
「なに、ラファイアなの。急に、上から声をかけられれば、驚くじゃない!」
「驚く!?ハハハ、暗黒の妖精さまが、何を、おっしゃいますか!」
ここは、アマトたちの野営地の遥か上空。
ラティスは、ルリの障壁に全く干渉しないように、透過の魔力をふるい、
アマトとルリの様子を、覗いていたのだが・・・。
「ラティスさん。いくらアマトさんが心配といっても、のぞきはいけませんよ。
のぞきは!」
ここぞとばかりに、ラティスをたたく、ラファイア。
逆に一方的に、ラファイアに追い込まれる、ラティス。
ラティスの目に焦りの色が浮かんだが、ふと、あることに気付く。
「・・・・ちょっと、待ちなさいよ、ラファイア!
わたしも、この場所にきて、すぐに魔力障壁をはったはず。
アンタが、探知魔力に極振りしたとしても、わたしがどこにいるか、
それ以上に何をしているかは、わからないはずよね・・・!?」
「やっと、気づかれましたか。
わたしも、ラティスさんがこの場所に来られる前に、
魔力障壁をはって、この場所に潜んで、下を眺めていたんですよ。」
「アンタ、それって、ふつうのぞきと、言うんじゃない。」
ラティスは、ラファイアに攻め込まれた失地を回復すべく、
白光の妖精に対して、積極的に、攻勢の姿勢を構築する。
「のぞきだなんて、失礼な。わたしは、聖なる任務に目覚めて、
この場にいるんです。」
「はあ~!?聖なる任務ってなによ!」
「ふふふ、聞いてください。」
ラティスに対して、悠然と胸をはる、ラファイア。
それに、万が一にも、下界の人間に、特にふたりに気付かれないよう、
白金の、7色の、49色の、光粒を、今は纏わせてはいない。
「あのおふたりに、間違いとか、あやまちとか、が起こるようなら、
あの、おふたりの周りに、わたしの全力の結界をはって、差し上げることです。」
どうだとばかりに、リーエよろしく、ポーズをとるラファイアに、
やれやれとラティスは、相棒に、可哀想なやつとの眼差しを送る。
「いろいろと、突っ込みどころはあるけど。
まず、その理由をお聞かせいただけるかしら、ラファイアさん。」
いつにない、暗黒の妖精の下手な態度に、ラファイアは機嫌よく言い放つ。
「おふたりの間に、子供ができ、お孫さん、いえひ孫さんの時代になったら、
あらたな契約者として、妖精契約をする。そうすれば、何十年か、
楽しい時代を、過ごすことができるじゃありませんか。」
「きたるべき未来に対して、楽しい種をまいておく。
これは、凄い事だと思いませんか。
ひょっとしたら、おいしい香茶を淹れる才能も、ルリさん譲りで、
引き継いでくれるかもしれませんし・・・。」
そう、うれしそうに豪語するラファイアに、ラティスはあきれかえって、
その想いに指摘をいれる。
「まずね、ラファイア。アンタみたいな強大な妖精と契約をするんだったら、
ふたりのひ孫? そのエーテル量が皆無でなければ、いけないでしょうが。」
「ふつう、ありえないと思わない。」
「それに、そのあやまちなり、間違いなりを、全力で応援しましたなんて、
結果ができた時、エリースとユウイに言えるの?」
顔色が、みるみるうちに蒼くなる、白光の妖精。
だが、いつもと違いラティスも、それ以上の言葉は発しなかった。
隠された、ラファイアの真情を、感じとっていたから。
『アンタの思いはわかるわ、ラファイア。わたしも、アマトたちと共にある、
この時間が、永遠に続いてくれればと、思うもの。』
『だけど、新たな人間たちと、そういう時間に巡り合えたとしても、
今のこの時間ではないわ。この時間は、唯一無二なもの。
そうでしょう・・・、ラファイア!』
自分の命の長さを思い、必ずくる別れに思いを馳せ、月を仰ぐ、
暗黒の妖精であった。
0
お気に入りに追加
15
あなたにおすすめの小説
小さなことから〜露出〜えみ〜
サイコロ
恋愛
私の露出…
毎日更新していこうと思います
よろしくおねがいします
感想等お待ちしております
取り入れて欲しい内容なども
書いてくださいね
よりみなさんにお近く
考えやすく
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
ママと中学生の僕
キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
とある高校の淫らで背徳的な日常
神谷 愛
恋愛
とある高校に在籍する少女の話。
クラスメイトに手を出し、教師に手を出し、あちこちで好き放題している彼女の日常。
後輩も先輩も、教師も彼女の前では一匹の雌に過ぎなかった。
ノクターンとかにもある
お気に入りをしてくれると喜ぶ。
感想を貰ったら踊り狂って喜ぶ。
してくれたら次の投稿が早くなるかも、しれない。
特殊部隊の俺が転生すると、目の前で絶世の美人母娘が犯されそうで助けたら、とんでもないヤンデレ貴族だった
なるとし
ファンタジー
鷹取晴翔(たかとりはると)は陸上自衛隊のとある特殊部隊に所属している。だが、ある日、訓練の途中、不慮の事故に遭い、異世界に転生することとなる。
特殊部隊で使っていた武器や防具などを召喚できる特殊能力を謎の存在から授かり、目を開けたら、絶世の美女とも呼ばれる母娘が男たちによって犯されそうになっていた。
武装状態の鷹取晴翔は、持ち前の優秀な身体能力と武器を使い、その母娘と敷地にいる使用人たちを救う。
だけど、その母と娘二人は、
とおおおおんでもないヤンデレだった……
第3回次世代ファンタジーカップに出すために一部を修正して投稿したものです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる