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ⅬⅠ 潮汐固定編 前編(2)
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第4章。星降る夜に(3)
「まさかね、超上級妖精契約者だったとわね、けど・・・。」
暗黒の妖精の結界に阻まれ、帝都へ入れないため食した、黒の最高枢機卿の
偽物の分身体を作り出す妖力さえ、もう残っていない。
逃げるか、どこに?
「逃げられないわ。この世界から。」
はじめの者達として、この世界に来たのだ。
資源(人間)を食し、同化させる事によって、この世界のエーテルを
取り込めるを知った。
そう、あの時、資源(人間)を家畜化すれば、このざまはなかったろう。
だが、次から次へと、この世界にきた者達は、己の欲望のままに食した。
人間という資源は有限なのに、減らさぬ努力を怠った。
奴らは、資源(人間)が枯渇すると、なりふり構わず同族を滅し、
少なくなった資源(人間)を奪い合い、
資源(人間)がなくなると、とうとう獣や鳥まで喰らい、
知性なき妖獣・妖鳥に堕ちていった。
そしてこの資源(人間)は、知恵を持っていたのだ。
資源(人間)が、後からこの世界に侵略してきた妖精と手を結ぶ術を、
身につけた時、我らは食物連鎖の頂点からも滑り落ち、
狩られるものと化した。
資源(人間)が逆襲してきたのだ。
それどころか資源(人間)は、妖精をかしずかせ、己の欲望の武器としても
使い出した。
「敵わないわね、本当に。」
もはやこれまでだろう。このような森の奥に迷い来る資源(人間)も
いないわ。
それに最後まで、共に生存をしてきた友らと違って、私の攻撃妖力は少ない。
友らの消滅は、私の私としての終わりをも意味する。
資源(人間)と比べれば、遥かに長い時間を生きた。もういいか。
それに友らがいた、孤独ではなかった。
『もう、おどける必要もないわね。』
飢えに耐えかね、妖獣に堕ちる前に、最後の妖力を私自身の消滅に・・・。
あの美しい元の世界から、帰れぬとの覚悟をして、この醜き世界に旅立った時、
夜空には、空いっぱいに、渦巻き状の巨大な星雲が輝き、
今夜のような星降る夜だった。
私の旅立ちを、祝福してるように見えた。
『もう一度、あの美しい夜空を見たかったな・・・。』
第5章。追加試験前夜
延び延びになっていた、アバウト学院の追加応募の試験がやっと
行われる事になった。
なんと学院やイルムが予想した人数の、18倍の応募があったのだ。
アマトやセプティを暗殺・誘惑を企む者だけではなく、
【門地・出身地に寄らず】という信じられない条件で募集したため、
帝国本領の元貴族・元騎士・平民だけではなく、
三大公国の貴族・騎士・平民の次男・三男・次女・三女、
中立国や仮想敵国の貴族や騎士の妾腹の
長男・長女、そして平民も押し掛けた。
帝国本領の元貴族・元騎士の一部には、アマト・セプティへの復讐は
放棄します、との誓約書を出す者まであらわれた。
クリル・ミカル・テムスの大公国の三竦みの関係の中、
テムスからアバウト学院に物資が運び込まれたのに、
両大公国が表立って異議を唱えなかった事から、
帝国本領の政府が、何らかの形での再始動が行われるだろう
その時の、地位・職を求めての先物買いという事だろうか。
試験の合否が分かるまで、野宿で過ごそうという者まで現れたので、
急遽、付属小等部の子供用寮の解放をしたが足らず、中には鉄馬車に
車中泊する者まで現れた。
・・・・・・・・
「イルム、この状況は予想したの?」
ルリさんが、呆れたように呟く。イルムさんは、諾とも否とも言わず、
微笑んでいる。
「副校長は、テムスの方をお願いすることになるわね。」
と、けむに巻くような言葉を、ルリさんに投げかえす。
「あんた、レオヤヌス大公に警戒されるわけだわ。」
キョウショウさんも、その言葉に反応する。
イルムさんはまず、想定外という言葉を使わない。
予想を外れる事もあるだろうが、言葉に出すときは次の手を
いくつか用意している。
その引き出しの多さが、老いを感じた、レオヤヌス大公にとって
脅威だったのだろう。
イルムさん自身が大公位を狙わなくても、誰かと組んで・・・
妄想が飛躍して、暗殺者を送ったのかもしれない。
フレイアさんも、ガクさんのテラスで果実水を飲みながら言っていた。
『この頃、クリル大公国の人事は、以前と比べて世襲貴族が重用されるように
なった。結果的に回り道して、アバウト学院のきたのが、正解だったわ。』
やはり、レオヤヌス大公の失速は、誰もが感じているものなんだなと、
僕は思う。
これが、セプティだったら?イルムさんが帝位を奪うと宣言しなくても、
帝位も玉璽も、のしをつけて、お渡しするような気がする。
もし、自分の子供に帝位を引き継ぐ器量がなければ、
『イルムさん、あなたが帝位を簒奪しなさい!』
と、公開公文書の形で発布したりして。
・・・・・・・・
アマトが、能天気なことを考えている時に、黒と白ふたりの妖精は
悪巧み?をしていた。
正確に言うと、白が黒に、巻き込まれた形だが。
「ラティスさん、本当にするんですか?」
「そうよ、ラファイア、これはアマトのためなのよ。」
「あいつは、すぐ人を信じて、裏切られて、凹むじゃない。この前の講義の時も
そうだった。」
「それは、そうですが。」
白光の妖精の方は、気が乗らないらしく、相づちも適当だ。
「あいつの落ち込みを真に受けて、爆発してるんじゃ、帝都がいくつあっても
足りないわよ。」
「・・・・・・・・。」
流石に心当たりがありすぎるラファイアは、沈黙してしまう。
「特にアイツは、少しばかり顔の造詣が整った女性に、『アマト様!』なんて
言われた日には、財布の中身まで進んで見せるようなレアなヘタレよ。」
「ここいらでガツンと、人間の残酷さ恐ろしさを、身にしみて覚えさせ、
少しの裏切りぐらいでは動じない、普通の心を持たせなければならないと
思わない!?」
「けど、魔力試験用の人形の中に、アマトさんを入れて、衝撃・痛み付きで
受けさせるというのは、どんなものですか。」
「私とアンタで、障壁なり、結界なり、2重にはれば、あの歪みボッチの
ルービス本人がきても、どうってことはないわ。」
「アマトが中で気を失っても、起き上がり子法師のように、すぐに立ち上がる
仕掛けをして、受験生には、一拍でも早く起き上がれなくなったら高得点と
いったら、鬼の形相でやるでしょうね。」
「これで、アマトは、アマト自身が好意を持つような綺麗な若い女でも、
【心は醜い妖虎同然】と、肌身に刻みつけさせるわけよ。
だったら人間の、裏切りの一つや二つあるのが、当然と思い、
凹む事もないでしょう。」
自分の考えに胸を張る、ラティス。
「よく、そんな事考えますね。だとしたら、アマトさんは目を回して、
家に運び込まれるでしょうね。」
「事前か、事後か、知りませんが、ユウイさんへの説明はお願いしますよ。」
その状況を想像し、固まってしまう、暗黒の妖精。
しばらくして、厳かに話し出す。
「ラファイア。真の勇気ある登山家は、山が荒れると予想できるなら、登らずに
山を下るそうよ。」
「私も、山が荒れるとわかっているなら、名誉ある撤退を選ぶのに、
なんら恥じるところはないわ。」
「まさかね、超上級妖精契約者だったとわね、けど・・・。」
暗黒の妖精の結界に阻まれ、帝都へ入れないため食した、黒の最高枢機卿の
偽物の分身体を作り出す妖力さえ、もう残っていない。
逃げるか、どこに?
「逃げられないわ。この世界から。」
はじめの者達として、この世界に来たのだ。
資源(人間)を食し、同化させる事によって、この世界のエーテルを
取り込めるを知った。
そう、あの時、資源(人間)を家畜化すれば、このざまはなかったろう。
だが、次から次へと、この世界にきた者達は、己の欲望のままに食した。
人間という資源は有限なのに、減らさぬ努力を怠った。
奴らは、資源(人間)が枯渇すると、なりふり構わず同族を滅し、
少なくなった資源(人間)を奪い合い、
資源(人間)がなくなると、とうとう獣や鳥まで喰らい、
知性なき妖獣・妖鳥に堕ちていった。
そしてこの資源(人間)は、知恵を持っていたのだ。
資源(人間)が、後からこの世界に侵略してきた妖精と手を結ぶ術を、
身につけた時、我らは食物連鎖の頂点からも滑り落ち、
狩られるものと化した。
資源(人間)が逆襲してきたのだ。
それどころか資源(人間)は、妖精をかしずかせ、己の欲望の武器としても
使い出した。
「敵わないわね、本当に。」
もはやこれまでだろう。このような森の奥に迷い来る資源(人間)も
いないわ。
それに最後まで、共に生存をしてきた友らと違って、私の攻撃妖力は少ない。
友らの消滅は、私の私としての終わりをも意味する。
資源(人間)と比べれば、遥かに長い時間を生きた。もういいか。
それに友らがいた、孤独ではなかった。
『もう、おどける必要もないわね。』
飢えに耐えかね、妖獣に堕ちる前に、最後の妖力を私自身の消滅に・・・。
あの美しい元の世界から、帰れぬとの覚悟をして、この醜き世界に旅立った時、
夜空には、空いっぱいに、渦巻き状の巨大な星雲が輝き、
今夜のような星降る夜だった。
私の旅立ちを、祝福してるように見えた。
『もう一度、あの美しい夜空を見たかったな・・・。』
第5章。追加試験前夜
延び延びになっていた、アバウト学院の追加応募の試験がやっと
行われる事になった。
なんと学院やイルムが予想した人数の、18倍の応募があったのだ。
アマトやセプティを暗殺・誘惑を企む者だけではなく、
【門地・出身地に寄らず】という信じられない条件で募集したため、
帝国本領の元貴族・元騎士・平民だけではなく、
三大公国の貴族・騎士・平民の次男・三男・次女・三女、
中立国や仮想敵国の貴族や騎士の妾腹の
長男・長女、そして平民も押し掛けた。
帝国本領の元貴族・元騎士の一部には、アマト・セプティへの復讐は
放棄します、との誓約書を出す者まであらわれた。
クリル・ミカル・テムスの大公国の三竦みの関係の中、
テムスからアバウト学院に物資が運び込まれたのに、
両大公国が表立って異議を唱えなかった事から、
帝国本領の政府が、何らかの形での再始動が行われるだろう
その時の、地位・職を求めての先物買いという事だろうか。
試験の合否が分かるまで、野宿で過ごそうという者まで現れたので、
急遽、付属小等部の子供用寮の解放をしたが足らず、中には鉄馬車に
車中泊する者まで現れた。
・・・・・・・・
「イルム、この状況は予想したの?」
ルリさんが、呆れたように呟く。イルムさんは、諾とも否とも言わず、
微笑んでいる。
「副校長は、テムスの方をお願いすることになるわね。」
と、けむに巻くような言葉を、ルリさんに投げかえす。
「あんた、レオヤヌス大公に警戒されるわけだわ。」
キョウショウさんも、その言葉に反応する。
イルムさんはまず、想定外という言葉を使わない。
予想を外れる事もあるだろうが、言葉に出すときは次の手を
いくつか用意している。
その引き出しの多さが、老いを感じた、レオヤヌス大公にとって
脅威だったのだろう。
イルムさん自身が大公位を狙わなくても、誰かと組んで・・・
妄想が飛躍して、暗殺者を送ったのかもしれない。
フレイアさんも、ガクさんのテラスで果実水を飲みながら言っていた。
『この頃、クリル大公国の人事は、以前と比べて世襲貴族が重用されるように
なった。結果的に回り道して、アバウト学院のきたのが、正解だったわ。』
やはり、レオヤヌス大公の失速は、誰もが感じているものなんだなと、
僕は思う。
これが、セプティだったら?イルムさんが帝位を奪うと宣言しなくても、
帝位も玉璽も、のしをつけて、お渡しするような気がする。
もし、自分の子供に帝位を引き継ぐ器量がなければ、
『イルムさん、あなたが帝位を簒奪しなさい!』
と、公開公文書の形で発布したりして。
・・・・・・・・
アマトが、能天気なことを考えている時に、黒と白ふたりの妖精は
悪巧み?をしていた。
正確に言うと、白が黒に、巻き込まれた形だが。
「ラティスさん、本当にするんですか?」
「そうよ、ラファイア、これはアマトのためなのよ。」
「あいつは、すぐ人を信じて、裏切られて、凹むじゃない。この前の講義の時も
そうだった。」
「それは、そうですが。」
白光の妖精の方は、気が乗らないらしく、相づちも適当だ。
「あいつの落ち込みを真に受けて、爆発してるんじゃ、帝都がいくつあっても
足りないわよ。」
「・・・・・・・・。」
流石に心当たりがありすぎるラファイアは、沈黙してしまう。
「特にアイツは、少しばかり顔の造詣が整った女性に、『アマト様!』なんて
言われた日には、財布の中身まで進んで見せるようなレアなヘタレよ。」
「ここいらでガツンと、人間の残酷さ恐ろしさを、身にしみて覚えさせ、
少しの裏切りぐらいでは動じない、普通の心を持たせなければならないと
思わない!?」
「けど、魔力試験用の人形の中に、アマトさんを入れて、衝撃・痛み付きで
受けさせるというのは、どんなものですか。」
「私とアンタで、障壁なり、結界なり、2重にはれば、あの歪みボッチの
ルービス本人がきても、どうってことはないわ。」
「アマトが中で気を失っても、起き上がり子法師のように、すぐに立ち上がる
仕掛けをして、受験生には、一拍でも早く起き上がれなくなったら高得点と
いったら、鬼の形相でやるでしょうね。」
「これで、アマトは、アマト自身が好意を持つような綺麗な若い女でも、
【心は醜い妖虎同然】と、肌身に刻みつけさせるわけよ。
だったら人間の、裏切りの一つや二つあるのが、当然と思い、
凹む事もないでしょう。」
自分の考えに胸を張る、ラティス。
「よく、そんな事考えますね。だとしたら、アマトさんは目を回して、
家に運び込まれるでしょうね。」
「事前か、事後か、知りませんが、ユウイさんへの説明はお願いしますよ。」
その状況を想像し、固まってしまう、暗黒の妖精。
しばらくして、厳かに話し出す。
「ラファイア。真の勇気ある登山家は、山が荒れると予想できるなら、登らずに
山を下るそうよ。」
「私も、山が荒れるとわかっているなら、名誉ある撤退を選ぶのに、
なんら恥じるところはないわ。」
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