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ⅩⅩⅧ アバウト学院 後編(1)

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第1章。ケルターメンシングラーレ

 
 「私が、どんくさいからラファイアさんが・・・・」

 泣きやまぬセプティ。騒ぎを聞いて駆け付けたエリース。
明日朝、アマト(ラファイア)が決闘をするという事で、
3人は早退が認められる。
精神感応で、ラティスと連絡をとるラファイア。すぐに鉄馬車でキョウショウが
学院に迎えに来る。

 鉄馬車の中で、光折迷彩を解き、本来の白光の妖精の姿に戻ったラファイアに
何回も何回も、

「ごめんなさい。ごめんなさい。」

と、あやまるセプティに、ラファイアは対応に困ってしまう。
ラファイアにとっては今回の事など、大したことではない。
ーむしろ、コイントスでラティスに負け続け、ラティスに大きい顔を
されていることのほうが、目下はるかに大きい悩みなのである。ー

「セプティ、心配しなくていいよ。ラファイアを滅し去るには、それこそ
暗黒妖精アピス・風の妖精リスタル・火の妖精ルービス・
水の妖精エメラルア・同じ白光の妖精ラファイスでも
連れてこなければ無理だから。」

ラファイアの気持ちを察し、エリースが軽口を叩く。

「そうですよ、セプティさん。私はゴキ〇〇並みにタフな妖精ですから。」

少しき出すセプティ。エリースが肩を抱いてセプティをなだめている。
そして、エリースだけではなく、風の上級妖精リーエもいつの間にか
顕現けんげんし、蜃気楼しんきろう体ながら、セプティの頭をいい子・いい子している。

『不思議な子です、セプティ。いつの間にかエリースさんだけではなく、
リーエも、いえあの家にいるみんながあなたを、家族として
扱っています。』

そういうラファイアだって、だからこそ、ああいうを受けたのではあるが。

ラファイアはセプティの額に白金の魔法円を構築する。

「お眠りなさいセプティ。起きた時にはすべて終わってますから。」

やさしく、眠りに誘われるセプティ。

・・・・・・・・

同じころ、アマトも、ようやく目を覚ました。

ベッドのかたわらにいるラティスが、アマトの目覚めに気付き微笑んだ。
その表情に、殺戮さつりくの妖精の欠片かけらもない。

「アマト、おはよう。よく眠れた?」

「おはようラティスさん、ここは家なのか。そうか、たぶん凄い迷惑を
かけたんだね。」

「迷惑ってほどの、迷惑じゃなかったけどね。ユウイが相当心配していたので、
安心させなきゃね。」

立ち上がろうとする、ラティスにアマトが声を絞り出す。

「ラティスさん、ちょっと聞いて欲しいんだ。僕はこの世界で
生きていていいんだろうかと、常に考えていた気がする。」

「それで?」

「夢の中で、顔のないもの達に責められたよ。お前が剣を持たなければ、
お前の愛する者達が息絶えるとしても、お前は迷うのかと。」

「僕は答えが分かっていたのに、話そうとすると、
一言もしゃべる事ができなかった。」

「そして僕は、闇の奥へ奥へと落ちていったんだ。」

「そして闇の底でもがいていた時、聖ラファイスが現れたんだ。」

「は?アマト。私じゃなくて!」

「ごめん。ラティスさんの姿じゃなかった。」

「で、あの、が、何かしてくれたというわけ。」

「『あなたは何を知っていて、何を知らないというの。』という
言葉をくれたよ。」

「あ~あ、それは良かったわね。」

「ありがとうラティスさん。あれはラティスさんだよね。」

「なに馬鹿な事をいっているのよ。私はアンタのようなヘタレに、
そんなことまではしないわ。」

強がるラティス。アマトはラティスの目を見ながら、かねてからの想いを
告白する。

「ほんと、僕と契約をしてくれて、ありがとう。」

しばらく沈黙するラティス。やがて意を決して口を開く。

「私だけではないわ、ラファイアの想いもあるわ。」

「うん、ラファイアさんにも感謝しているよ。」

そのやりとりのあと、ラティスはユウイを呼びに行く。


 「アマトちゃん大丈夫?どこかおかしいとはない。よくお顔を見せて。」

ユウイの、アマトちゃん好き好き、スイッチがはいったらしく、
もうどうにも止まらない。

しばらくユウイをアマトと二人っきりさせ、十分に安心させたあと、
ラティスは、再びアマトの部屋に戻り

「アマト、今あんたが起きていると、めんどうな事が重なるから。」

と、アマトの額に白銀の魔法円を描き、眠りに蹴落けおとした。

・・・・・・・・

 アマトを眠りの世界に強引に蹴り飛ばしたラティス。
目を閉じて何かを待っている。しばらくして、ラファイアの部屋に。
白光の妖精の結界をぶっ壊し、ドアをぶち破り
本来の姿になってイスに座っているラファイアの前に、
イスを投げ捨て対面に座る。

「さて、ラファイアさん。お聞かせいただきましょうか。」

「なにをです?」

「なぜ、ひとりでそんな面白い事をすんのよ?」

「なんででしょうね、よくわからないんです。」

白光の妖精は、穏やかに答える。

「アンタの力で、その場で皆殺し。相手の記憶を読み取って、
家族・一族・一党、全部虐殺ぎゃくさくぐらいの事で、終わらせればよかったのよ。」

「それはラティスさんの好みでしょう。私ならで帝都そのものを、
砂粒さえ残さない美しい世界に昇華させますよ。」

「あ、いやだ、いやだ。この世界の白光の妖精信者にチクってやりたいわ。
あんたがそれを行ったら、暗黒の妖精がしでかした事に、世間は思うよね。」

「日頃の行いの差ですよ。」

うるわしく微笑むラファイア。

「で、立会人っていうのは。」

「不思議な事ですが、アマトさんを含めこの家の人達に手を出されると、
怒りを抑える事が出来なくなるんですよ、そうなったら、
私を抑えられるのは、開扉かいびょうの6妖精か、ラティスさん以外に、
いないでしょう。」

「は、ボッチを誇っていた奴が、どの口でそれを言う。」

「ラティスさんみたいに、ひねくれたボッチより、いいと思いますけど。」

「ま、いいわ。そうなったらアンタを滅し去ってあげるから。」

氷点下の微笑を浮かべる、暗黒の妖精。

「とりあえず、今夜はアンタの護衛をしてあげる。」

と言いたい事を言って姿を消していく。

「ほんと、勝手なんですから。」

壊されたドアをみながらつぶやく、ラファイアであった。

・・・・・・・・

キョウショウは、部屋を出て、食堂兼居間に向かう。
先に待ってたラティスが、

「今回の事で少し手伝って欲しいの。」

と頼む。

「わかりました。」

即答する、キョウショウ。

「明日私達が出かけて、帰るまで、ユウイ・アマト・セプティを、
ガードして欲しい。」

「学院生のお遊びで終わりそうもないという事ですか?」

「奴らは6世に連なった一族の者、いわゆる上流帝国民。」

「そして、今でも上流帝国民と思っているという事ですね。」

「そう、元貴族・元騎士なんて一族のやつらだから、下手に実戦とか・戦術に
詳しいからね。」

「勝てばいい、手段は選ばずというとこですか。」

「あまいわね、キョウショウ。それだったら裏の紳士達と一緒じゃない。」

「国家に巣食う、う〇虫は、正義をまといたがるものよ。それも綺麗きれいなやつを。」

「一の努力で、一の結果を得て満足する。なんて言葉は、
△じ虫の辞書にはないわ。」

「これで、少しでも奴らに不利益がでれば、『我々は被害者です』と
今の帝国本庁の役人どもや、下手すりゃ大公国を巻き込むことなんてなんとも
思わないでしょうね。」

「だったら、明日で終わらないと?」

「あの厚顔無恥こうがんむちなラファイアだけができる、奥の手があるわ。
ま、本人が気付いてるかどうかは、分からないけどね。」

キョウショウは思う。

『もしラファイアさんが気付いていなければ、ラティスさんは、
伝説の殺戮の妖精アピスのような、暗黒妖精と化すのであろうか。』

「決闘の件はこちらで終わらせてやるからいいけど、
新王帝の件はどうなっているの?」

「特定はまだできていませんけど、テイシア=ゴルディールという人間は
1人ではない事がわかりました。」

「なに、影武者でもいるという事?」

「出自が騎士階級以下の女性に産ませた娘には、全員テイシア=ゴルディールと
名付けたそうです。」

「は?だったら、誰が誰だかわからないじゃない。」

「ですので、ミドルネームに数を現す文字を入れたと。」

「では一番目に生まれたら、ティシア=ウーヌム=ゴルディールになるわけ。」

「その辺は全くでたらめで、最初の娘はティシア=トリア=ゴルディールと
いうそうで、ティシア=ミールレ=ゴルディールも確認してます。」

「1000人も産ませたというわけ、なんて外道なの、6世って奴は!」

・・・・・・・・

 一方ラファイアの方も、その夜は、ラティスだけの訪問では終わらなかった。
キョウショウ・エリースそしてリーエ(私頑張るよポーズで)までが、
助勢をしたいと、ラティスと違ってストレートに申し出てきたのであった。

丁寧ていねいに断るも、なぜか笑みが軽くなるラファイア。

しかし、ちょっとだけ、

『この人たちの本性は、パーサーカー(狂戦士)じゃないんですかね!?』

と疑う、白光の妖精さんでもあった。

・・・・・・・・

 その日の深夜、2・3人が一組になって、何組かの一団が、
アマトたちの家を囲んでいる。

それを見下ろすように、家の上空に黒い影が浮かんでいる。

「あははは、定石通り、やはり来たわね。洞察と叡智えいちの妖精である、ラティス様が
お相手をしましょうか。」

フッと、緑色の淡い光がラティスの背後に浮かぶ、

「リーエ、あんたもやりたいの?」

全力で首を振るポーズをみせるリーエ、

「しかたないわね。半分ずつよ。私は協調と調和の妖精でもあるからね!」

ラティスとリーエが、やり取りをしているあいだに、
家から、薄い白いもやが流れ出し、四方に広がっていく。
周りに潜んでいていた者達は、静かに氷結し、壊れていく。

「あた~、やられたわ。無音・無殺意の氷結破壊といったらいいのかしら。
キョウショウ、腕を上げたわね。」

確認に家の外に出てきたキョウショウ、上空にいた二人に始めから
気付いていたようで、頭をあげ、軽く手を振る。

「あ~あ、第二波・第三波を送ってこないかな。ま、あのヘタレのアマトに
決闘を申し込んだ奴らだから、根性なしは仕方ないか。」

次の瞬間、天空から、姿を消していく、ラティスとリーエであった。


☆☆☆


 決闘の日の早朝、闘技場へ鉄馬車を操るエリース。
その腕前はお世辞にもいいとは言えない。いや、殺人的と言っていい。
客室にいる、ラティスもラファイアも、顔色が悪い。

「奴らが、また仕掛けてくるといけない。照覧しょうらんと守護の妖精である私は、
アンタのため、外で警護してあげる。」

姿を消そうとするラティス、しかしラファイアはラティスの両手をしっかりと
握り放そうとしない。

「逃がしませんよ、ラティスさん。それは今、リーエさんが
やっているでしょう。」

「一緒に、エリースさんの手綱さばきを、楽しみましょうよ。」

ニッコリ微笑むラファイア。

鉄馬車の窓の外に、雷鳴が鳴り響き、緑光がきらめいている。

・・・・・・・・

 鉄馬車が滑らかに、闘技場へ滑り込んでいく。私の手綱たづなさばきも、真空刃斬の
見込み射撃並みにうまくなったと思う。

客室の中から、光折迷彩をまとったラファイアが降りてくる。
ラティスは、ラファイアが外に出た瞬間に、姿を消す。
おそらく競技場の周りに仕掛けがないか確認にいったのであろう。
中空にいた、リーエも確認に翔んでいる、セプティに聞いた感じの相手なら
これだけの事は、最低行わないといけないだろう。

闘技場の中へはいる。嘘だろう結構な数の人が、観客席に陣取っている。
祭りフェスタスと勘違いしているのではなかろうか。
介添かいぞえ席に座る。
フレイヤさんが、アストリアさんとエルナさんを連れて来てくれた。

「エリースさん、アマト君はどういうつもりなのだ。セプティさんの恥辱ちじょく
そそぐためかもしれないが、あんな条件で手袋を受けるなんて。」

「奴らも、貴族への復位を考えているだろう。これは奴らにとっても
決闘に名を借りた轢殺れきさつにすぎぬ。不名誉の事となる。私達が仲介してもいい、
今すぐ謝りに・・・・。」

歓声が上がる、右手から義兄ィ、左手から相手達が闘技場へ出てくる。
もう止めることはできない。


☆☆☆


「まいりましたね。」

とぼやくラファイアだった。
相手が、儀仗ぎじょう用の白い聖式鎧を着て、鉄馬に乗って来場してきたからだ。
その数20名。かぶとだけは外して顔を見える状態にしている。
元貴族・元騎士の子弟たちであり、凛々りりしい見栄えである。

 その後ろに、やはり白い聖式よろいを着て、各々に剣を携えている集団がいる。
彼らはしっかりと白い兜をつけているところを見ると、
実際に闘うのはこっちの方だろう。
数は16人か、早くも魔力矢を弓に
つがえている、手練れだ。
いわゆる兵団崩れという者達だろう。

『なるほど、開始と同時に矢を放ちながら、滑空の高速移動、私を囲み
地・火・風・水の併せた電撃を、四方から放ち、終わりにするようですね。
目つきからすると、この姿に、全く油断もしていませんしね。』

その白騎士達に対して観客席からは、非常に好意的な眼差しが注がれている。

一方アマト(ラファイア)の方だが、ラファイアが忠実にアマトの普段の
姿を写したため、服装は右袖と左袖の長さが違う、古着市場で手に入れた、
何着いくらの、超下層な出で立ちであり、残念な容姿を、
より残念に際立させている。

姿からみると、誰が見ても、断罪されるはアマト(ラファイア)のほうである。
さらに滑稽こっけいすぎる事にアマト(ラファイア)は何の武器も持たない、
手ぶらなのである。
最低限の礼さえ欠く事、はなはだしかった。

 時刻となる。開始人が席を立ち、闘技場中央に進む。
魔力槍を天にさらし、四方に電撃を散らし、観客席の魔法障壁が十分に
働いている事を確認し、口を開く。

「本決闘は、古式にのっとり、7時の鐘の最後の鐘が鳴った時を持って
始まるものとする。」

「双方並びにその関係者は、結果に対し遺恨いこんを持たぬものとする。」

と、おごそかに決闘の開始を宣言し、席へ戻る。

相手方の騎乗者の一人(名前はスリト)が、鉄馬を一歩前に出し、観客に対し
高らかにうたう。

「我等は、皆様方の前でお眼を汚している、このくされに、家名の誇りを
汚された。」

「だが、我々にも、選ばれし者としての、慈悲の心がある。」

「この場で、このくされが、前非ぜんぴを悔い改め、2度とこのような事を
せぬと言うなら、ほこを引くのにやぶさかではない。」

「鐘が鳴り終わるまでに、大地にひれ伏して謝罪せよ。」

と宣言して、剣をかざす。

観客席から、騎乗の男(名前はスリト)に万雷ばんらいの拍手が起こる。

⦅カーーン⦆

7時の鐘が鳴り響き始める、観客達はいいものを見せてもらったと興奮状態だ。

⦅カーーン⦆

さあ、あの残念なくされが頭を下げれば終わりだ。

⦅カーーン⦆

くされは何か迷っているのか?

⦅カーーン⦆

お前のようなくされに、持つべき矜持きょうじとかなかろう。

⦅カーーン⦆

早く終わらせろ、くされ男が!!!こっちは朝から忙しんだぞ。

⦅カーーン⦆

観客席の人達は、くされが軽く右手を上げたのを目にする。

⦅カーーン⦆

7つ目の鐘が鳴り響いた時、アマト(ラファイア)は流麗に詠唱しらべ
紡ぎ出しはじめた。

『私は測る者である。・・・』

後方に控えていた兵団崩れ達が、高速滑空移動をし、所定の攻撃位置に急ぐ。

『・・・。私は自分の命の残り時間を測る者である。・・・』

アマト(ラファイア)の周囲に、いくつもの白金色に輝く球体が現れる。
兵団崩れ達は、アマト(ラファイア)に狙いをつける。

『・・・と同時に汝らの世界の残り時間を測る者である。・・・』

数十本の魔力矢が放たれるが、
球体が輝き、すべての矢が消失する。

『・・・白光の妖精ラファイスよ、力なき私の魂の叫びを聞け。・・・』

観客席の誰かが叫ぶ。

「あれは最凶の聖なる禁呪。【ラファイスの禁呪】だ!!!」

『・・・そして我が命と引き換えに、・・・』

観客席中に【ラファイスの禁呪】その言葉がさざ波のように拡がっていく。

『・・・罪にけがれしものたちを、・・・』

兵団崩れ達は、赤・緑・青・黄の魔法円を描き出す。同時に反応が遅れていた
騎乗の者達も自分の前面に魔法円を間に合わせる。

『・・・とこしえの闇に落としたまえ。』

36柱の緑色の電撃・赤色の電撃・青色の電撃・黄色の電撃が、
光の奔流ほんりゅうと化して、勝利の雄叫びを上げながら
アマト(ラファイア)を襲う。

『ルーン!』

さらに強大な白金の輝きが、アマト(ラファイア)を中心に放たれる。
すべての攻撃は、白金の光に飲み込まれ無力化し、
競技場の鉄馬は融解、敵対した者達の魔力障壁は打ち破られ、
中級妖精契約者は瞬時に融解し流砂と化していく。
上級妖精契約者は、ラファイアが手加減したため、辛うじて外見を留めたまま、
周囲の壁に打ち付けられ、兜・鎧・顔面・肉体を溶かされ
結界に張り付けられた。


・・・・・・・・


白金の輝きが収束した時、光折迷彩を解いたラファイアが、
本来の=白光の妖精の=姿で宙に浮かんでいる。

白金の背光が、7色の光に変わり、49色のきらめきに乖離する。

人々は驚愕きょうがくした。数多の背光をまとった、聖絵に描かれたまさにその姿が、
この地に光臨したのだ。
はなかさと強さのアシメトリ-。
聖ノープル以外の誰とも契約をせず、1000年の間
誰の求めにも応じず、一切の謎に包まれていた白光の妖精が、
あの残念な男の詠唱に応じて、御姿を現わされたと。

その御姿を見た子羊たちは、先を争ってひざまずき、聖ラファイスの五芒星を
胸の前で描いていた。
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