私、今の方が楽しいです!

みらく

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23話

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「さてとっ、ユズ程の強さでは無いですがトレント程度私にとっては塵と同じです」
「覚悟なさい!」
【黒赤氷】黒く凍てつく赤いツメ
フュョンッ
柔らかく空を滑る音がした。その時ルルの目の前に居たトレントは、技の通り燃え上がる黒い氷に包まれていた。
「発動条件は爪で触れることでは無いですね?何が限定されているのでしょうがやはりとても使いやすいです」
「良かった~ちなみに発動条件は「爪の1m以内でルルが発動しようとしたら」だよぉ」

ルルは近距離しかないけど回復があるから近距離系で間合いを広げた方が使いやすいかなって思ったんだよね!眷属とかテイムモンスは魔法の対象を私みたいにすぐに細かく変えれる訳じゃないからね。

あ、これってトレントとトレントだと燃え移るんだ、、、
みるみる減っていくな~すご~



「ルル戻って!!!」
もう残っているトレントは今燃えている奴らだけ、、森の奥からでっかい気配がする

「(敵将のおでましですな)」
何となく攻撃の方向からこっちの場所が分かってるみたい
「行こっか!あれは勝てる!!」
「「(ユズ/主に勝てない生物の方が少ないだろう/ですよ)」」
「(主、エルダートレントは幹の裂け目。口に見えるところの中にある宝玉を壊さないと倒れぬ)」
「了解、ありがと」
とりあえず動きを止めたいな、
「(私が凍らせます!)」
ありがたいけど心配だな、防御系かけとくね?
「(ありがとうございます!)」
楽しそう?
「(主の役に立っておるのに喜ばぬ方が珍しいわ)」

ものの数秒で固まった
手に汗握る戦は無かった
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