ネルハイム戦記

ありえない

フッツーの庶民

（現在の地図）

ネルハイム帝国
　人口：800万人ほど
　首都：トラブ
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やあ。こんにちは。僕の名前はネヴォ・トラブ・ネルハイム。13歳で、トラブ帝国記念学校に通っている。
皇帝の一家「ネルハイム家」の名前を冠しているが、ほんとにふっつーの庶民だ。
ああ暇だ。暇を持て余している。
今は皇帝記念週間という休みなのだが、ここまで休みが長いと飽きてくる。
暇なので街に出てみる。
今日は寒そうだ、と言うことで最近見つけた美味い飯屋に行こう。きっと温まれる。
数分ほど歩くと到着だ、少し小さい店だが最高の味だ。
まず今日は何にしようか・・・ん？
窓の外に見えるのは皇帝陛下と皇太子じゃないか。意外と身近なところにいるもんなんだなあ。
まあいいや、とりあえずいつものトラブスープ頼むか。

店員さんに頼むと、すぐ届いた。いつも通りうまそうだ。
そして一通り食べた後外を歩いていた。ものすごい人だかりだな、何があったんだ？
「皇帝陛下！！」「皇太子陛下！！しっかり！！」
ん？何があった・・・って、亡くなられているじゃないか！！
一体何が・・・もしかして暗殺・・・？
急いで帰ってラジオの電源を点ける。
「先ほど、ナヴォ一世皇帝陛下、並びに皇太子陛下が崩御なされました。原因は射殺で、犯人はすでに発見しております。ネルハイムに栄光あれ！皇帝陛下万歳！！」
やっぱりか。でも、皇帝陛下が亡くなられたら、誰が皇帝になるんだ？