50歳になって神に選ばれたので異世界で平和な生活だった夢を現代ですることになった物語。

たくやす

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31話 到着

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後ダスク村まで10キロぐらいだな。

ここからなら二手に分けれてコムギと自分だけで行った方が催眠の恐れもあるし他とは別れた方が正解だろうな。

取り敢えず言ってみるか

「皆集まってくれ!」

「ここからダスク村まで10キロぐらいだしコムギと自分だけで行って二手に別れようと思ってるんだけど…」

アレス「でも顔を知ってる俺も行った方が良いと思うんですけど」

ヤスク「いや催眠の仕組みが完全に分かってないから催眠にかかる恐れがあるからコムギとだけで行く」

「他はもしもの事があるから10時間ぐらいあけて来てくれ1度に同時催眠もありえるし仕掛けがあるかも分からん」


カズホ「なるほど、でもヤスク様は心配ないんですか?」

ヤスク「いざとなればコムギとラキがいるから暴力による制圧は簡単だろ。催眠も1人ならコムギとラキがいれば心配ないからな」

まぁ暴力による支配は考えてないけどな。
取り敢えず言わないと納得しないと思うからな。
ホント人との付き合いは難しいよな早く終わらせて1人になりたいよ。

「じぁそろそろ行くから、ここに待機して時間がきたらゆっくりと来てくれ」

「行くぞ!コムギ」

「は!」

コムギが隣り来て伏せのポーズで待機してる。
え?乗るの?久しぶりだな。まぁいいか

「でわ!お気を付けて」

「行ってらっしゃいーい」

「後で合流しましょ」

とかいろんな声をかけてくれる。

大勢に見送られるなんて恥ずかしいな初めての経験だ自分みたいな引きこもって50年生きてきた人間にとっては恥ずかしすぎる。

「よし!行けコムギ」

言った瞬間にコムギが走り出す。

相変わらず早いな1分ぐらいで着くかもな笑

「そうだ!ちょっと待てコムギ!ダスク村の手前で止まり子犬の姿になってくれラキと連絡をとるから」

言い終わりぐらいに急停止したから振り落とされそうになった笑

「すまないな笑言ってなかったよ」

と言いながらコムギから降りた。

「ラキ聞こえるか聞こえるなら来い!」

さっとラキが現れた凄いな相変わらず笑。

「で?どうだったダスク村は?」

「は!村人は全員催眠状態です。それとコムドルも生きて帰りダルマスにヤスク様の事を報告済みでした」

「コムドル?うーん…あーあれか家に攻めてきた雑魚の大将か笑、で?どう報告したと言ってた?」

「挨拶に来るそうですと」

「あ~挨拶に行くと伝えろって言った気がするな笑、なら挨拶からだな」

「でダルマスは?どうだった?」

「ダルマスは人間なのに、どうやら気を操り催眠や回復も使えるみたいです。得意技は催眠で人を操る事と思います。それで村人を操り世界政府の人間に毒で全滅させ生き残りを操り村から帰したみたいです」

「催眠のうえダルマスって回復も使えるのか凄いな。ちょっと会ってみてから処分を決めるか、まだこっちの被害はないしな」

「いや?絡まれたか?まぁ会ってからだな暴力を肯定するなら容赦はしないけどな」

「で?他は?今はダルマスは何をしてる?」

「今は世界政府の死体を重機で穴を掘り何百人もを埋めてます数が多いので穴を掘るのも時間がかかり数日かかりそうです」

「なるほど。なら今行くとバラバラで簡単に会えそうだな。ラキはダルマスの顔や匂い覚えてるよな」

「は!」

「よし!なら行くか正面からダルマスの居るところへ」

とコムギとラキを連れてダスク村についた。

「ラキ案内してくれダルマスのところへそのまま行く」

「は!」

でもこうしてると周りから見ると可愛い犬を2匹連れて歩いてる。ただの犬の散歩みたいに見えるだろうな笑

しばらく歩くと重機の音が聞こえだした。

「わ~えげつない死体の数だな数百はあるな周りには村人が立ってるし変な光景だな」

「ヤスク様あそこで指示をしてるのがダルマスです」

ラキが言った方を見ると黒のスーツ姿で痩せ型で見た目も普通の柔らかい感じの男が生気のない村人に指示をしていた。

あれがダルマスか思ってたのと違うな。宗教だから丸々としてると思ったけどな普通のサラリーマンみたいな感じの人だな。

「よし!普通に犬の散歩みたいにダルマスのところへ歩いて行くぞ」

ラキとコムギを連れ歩いてダルマスの近くまで行くとダルマスが気付いたみたいだ。

「やぁダルマスさんだね。初めまして。あなたの部下のコムドルに襲われたヤスクって者です」

と挨拶をした。
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