50歳になって神に選ばれたので異世界で平和な生活だった夢を現代ですることになった物語。

たくやす

文字の大きさ
上 下
29 / 34

29話 遭遇

しおりを挟む
ヤスク達がアークス村を通過してる時に世界政府の検問にあった。

「すみません。どちらまで行かれますか?」

と若い男の兵が車を止めて聞いてくる。

「いや~逆に私はアークス村の村長でアレスとゆう者ですが世界政府の兵達が道を占領して何をやってるんですか?」

「そうなのですか?すみません緊急事態でして世界政府に反逆したロリス残党を追ってましてねアークスかダスクかミストに逃げる可能性が高いので検問をしてました」

「そうですか。ご苦労さまです。もう通っていいですか?」

「あっ!どうぞ最後に決まりですので中とトランクだけ見させて下さい」

「分かりました。どうぞ」

それを聞きアカリとミドリがシートの下にロカとルイは天井の隙間に隠れるヤスクとカズホはそのままだ。

世界政府の兵が1人車に入ってきて車を見渡した後にヤスクとカズホに質問する。

「あなた達は?どちら様でしょうか?」

「ミスト村の村長カズホだ。アレスと今後について話し合った後アレスの家に向かいダスク村に行くつもりだ。これが身分証明書だ」

「自分はヤスクでアークス村の一般人だアレスさんに雇われてる者だ身分証明書はこれだ」

と世界政府の兵が身分証明書を受け取りながら

「車の中に他の人はいませんね?」

と聞いてくるので、いないと答える。

やれやれ面倒くさいな。

簡単な調べが終わった後で検問を無事に通る事が出来た。

「これで後はダスク村に行くだけだな検問も簡単で良かったよ村長て身分だから当然と言えば当然だけどな」

とヤスクが言った後でカズホが

「しかしいくら何でも簡単過ぎですよ何かあるような気がしますけど…まぁ何もなければ良いですけどね」

そんな会話をしながらダスク村へと向かってると世界政府の連中がまた検問でなく道にたくさん居て道を塞いでいた50人ぐらいか。

これでは道を通る事が出来ない。

「なにをしてるんだ?ちょっと聞いてきます」

とアレスがコムギに車を止めてもらい降りて行く。
 
アレスが降りた後でヤスクも様子を見て見ると

「あの兵士達何か様子が変だな…コムギ一応注意をしていてくれ。いざとなれば戦闘かもな」

降りたアレスが世界政府の兵達を見て皆、何か生気が無いような感じだなと思いながら話をかける。

「ちょっとダスク村まで行きたいから避けてもらいませんか?」と

返事がない…聞こえてない?大丈夫かな?

「すみません。ちょっと道の横に避けてもらえませんか?通りたいんですけど」

と少し大きな声で言ってみる。

返事がない。どうしようかな?動かないし力ずくで無理やりどかすかなヤスクとカズホに手伝ってもらうか

と車に戻ろうとした時いきなり兵達が動きだした。
何がきっかっけだ?

おいおい!拳銃を構えてる奴もいるじぁないか、と思った瞬間に撃ってきた。

なんとか外れたけど危なかった。

振り向くと車から降りてたヤスクとカズホが見えた。

「アレス早く戻れ!コムギは車の変身をといてミドリとアカリをダスクの方へ運んでくれ。ある程度で待機しといてくれ」

とヤスクが指示をだす。

すると兵達から見ると車が大きな犬に変化し女の人を2人背中に乗せて兵達の真ん中を走りすぎて行った。

「なんだ?あれは…」

1人だけ兵が呟く…もう犬は見えなくなっていた。

「見つけたぞ」

いつの間にか1人の若者が横でいた。

「カズホ見つけたか!」

「はい!ヤスク様の言った通りでした操ってる人がいました」

やっぱりか全員で抜け出すのは簡単だったけど操ってる奴がアレスの行動と兵達の動きを見るといると思ったから芝居をうった。

大袈裟にコムギを大型の犬に変化させ真ん中を走り抜けるように指示しカズホに兵達の監視をさせていたんだよ。

案の定1人だけ表情が出て言葉を発したからな。

「さてさて謎解きの時間だな教えて貰おうか兵士さん操かたと方法を」

とヤスクが操ってた兵に話かける。そして

「お前以外の兵達は動けなくしといたよ」

とアレスが帰ってきた。
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

誰一人帰らない『奈落』に落とされたおっさん、うっかり暗号を解読したら、未知の遺物の使い手になりました!

ミポリオン
ファンタジー
旧題:巻き込まれ召喚されたおっさん、無能で誰一人帰らない場所に追放されるも、超古代文明の暗号を解いて力を手にいれ、楽しく生きていく  高校生達が勇者として召喚される中、1人のただのサラリーマンのおっさんである福菅健吾が巻き込まれて異世界に召喚された。  高校生達は強力なステータスとスキルを獲得したが、おっさんは一般人未満のステータスしかない上に、異世界人の誰もが持っている言語理解しかなかったため、転移装置で誰一人帰ってこない『奈落』に追放されてしまう。  しかし、そこに刻まれた見たこともない文字を、健吾には全て理解する事ができ、強大な超古代文明のアイテムを手に入れる。  召喚者達は気づかなかった。健吾以外の高校生達の通常スキル欄に言語スキルがあり、健吾だけは固有スキルの欄に言語スキルがあった事を。そしてそのスキルが恐るべき力を秘めていることを。 ※カクヨムでも連載しています

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

俺だけ成長限界を突破して強くなる~『成長率鈍化』は外れスキルだと馬鹿にされてきたけど、実は成長限界を突破できるチートスキルでした~

つくも
ファンタジー
Fランク冒険者エルクは外れスキルと言われる固有スキル『成長率鈍化』を持っていた。 このスキルはレベルもスキルレベルも成長効率が鈍化してしまう、ただの外れスキルだと馬鹿にされてきた。 しかし、このスキルには可能性があったのだ。成長効率が悪い代わりに、上限とされてきたレベル『99』スキルレベル『50』の上限を超える事ができた。 地道に剣技のスキルを鍛え続けてきたエルクが、上限である『50』を突破した時。 今まで馬鹿にされてきたエルクの快進撃が始まるのであった。

1×∞(ワンバイエイト) 経験値1でレベルアップする俺は、最速で異世界最強になりました!

マツヤマユタカ
ファンタジー
23年5月22日にアルファポリス様より、拙著が出版されました!そのため改題しました。 今後ともよろしくお願いいたします! トラックに轢かれ、気づくと異世界の自然豊かな場所に一人いた少年、カズマ・ナカミチ。彼は事情がわからないまま、仕方なくそこでサバイバル生活を開始する。だが、未経験だった釣りや狩りは妙に上手くいった。その秘密は、レベル上げに必要な経験値にあった。実はカズマは、あらゆるスキルが経験値1でレベルアップするのだ。おかげで、何をやっても簡単にこなせて――。異世界爆速成長系ファンタジー、堂々開幕! タイトルの『1×∞』は『ワンバイエイト』と読みます。 男性向けHOTランキング1位!ファンタジー1位を獲得しました!【22/7/22】 そして『第15回ファンタジー小説大賞』において、奨励賞を受賞いたしました!【22/10/31】 アルファポリス様より出版されました!現在第四巻まで発売中です! コミカライズされました!公式漫画タブから見られます!【24/8/28】 ***************************** ***毎日更新しています。よろしくお願いいたします。*** ***************************** マツヤマユタカ名義でTwitterやってます。 見てください。

スライム10,000体討伐から始まるハーレム生活

昼寝部
ファンタジー
 この世界は12歳になったら神からスキルを授かることができ、俺も12歳になった時にスキルを授かった。  しかし、俺のスキルは【@&¥#%】と正しく表記されず、役に立たないスキルということが判明した。  そんな中、両親を亡くした俺は妹に不自由のない生活を送ってもらうため、冒険者として活動を始める。  しかし、【@&¥#%】というスキルでは強いモンスターを討伐することができず、3年間冒険者をしてもスライムしか倒せなかった。  そんなある日、俺がスライムを10,000体討伐した瞬間、スキル【@&¥#%】がチートスキルへと変化して……。  これは、ある日突然、最強の冒険者となった主人公が、今まで『スライムしか倒せないゴミ』とバカにしてきた奴らに“ざまぁ”し、美少女たちと幸せな日々を過ごす物語。

貴族家三男の成り上がりライフ 生まれてすぐに人外認定された少年は異世界を満喫する

美原風香
ファンタジー
「残念ながらあなたはお亡くなりになりました」 御山聖夜はトラックに轢かれそうになった少女を助け、代わりに死んでしまう。しかし、聖夜の心の内の一言を聴いた女神から気に入られ、多くの能力を貰って異世界へ転生した。 ーけれども、彼は知らなかった。数多の神から愛された彼は生まれた時点で人外の能力を持っていたことを。表では貴族として、裏では神々の使徒として、異世界のヒエラルキーを駆け上っていく!これは生まれてすぐに人外認定された少年の最強に無双していく、そんなお話。 ✳︎不定期更新です。 21/12/17 1巻発売! 22/05/25 2巻発売! コミカライズ決定! 20/11/19 HOTランキング1位 ありがとうございます!

猫を拾ったら聖獣で犬を拾ったら神獣で最強すぎて困る

マーラッシュ
ファンタジー
旧題:狙って勇者パーティーを追放されて猫を拾ったら聖獣で犬を拾ったら神獣だった。そして人間を拾ったら・・・ 何かを拾う度にトラブルに巻き込まれるけど、結果成り上がってしまう。 異世界転生者のユートは、バルトフェル帝国の山奥に一人で住んでいた。  ある日、盗賊に襲われている公爵令嬢を助けたことによって、勇者パーティーに推薦されることになる。  断ると角が立つと思い仕方なしに引き受けるが、このパーティーが最悪だった。  勇者ギアベルは皇帝の息子でやりたい放題。活躍すれば咎められ、上手く行かなければユートのせいにされ、パーティーに入った初日から後悔するのだった。そして他の仲間達は全て女性で、ギアベルに絶対服従していたため、味方は誰もいない。  ユートはすぐにでもパーティーを抜けるため、情報屋に金を払い噂を流すことにした。  勇者パーティーはユートがいなければ何も出来ない集団だという内容でだ。  プライドが高いギアベルは、噂を聞いてすぐに「貴様のような役立たずは勇者パーティーには必要ない!」と公衆の面前で追放してくれた。  しかし晴れて自由の身になったが、一つだけ誤算があった。  それはギアベルの怒りを買いすぎたせいで、帝国を追放されてしまったのだ。  そしてユートは荷物を取りに行くため自宅に戻ると、そこには腹をすかした猫が、道端には怪我をした犬が、さらに船の中には女の子が倒れていたが、それぞれの正体はとんでもないものであった。  これは自重できない異世界転生者が色々なものを拾った結果、トラブルに巻き込まれ解決していき成り上がり、幸せな異世界ライフを満喫する物語である。

俺しか使えない『アイテムボックス』がバグってる

十本スイ
ファンタジー
俗にいう神様転生とやらを経験することになった主人公――札月沖長。ただしよくあるような最強でチートな能力をもらい、異世界ではしゃぐつもりなど到底なかった沖長は、丈夫な身体と便利なアイテムボックスだけを望んだ。しかしこの二つ、神がどういう解釈をしていたのか、特にアイテムボックスについてはバグっているのではと思うほどの能力を有していた。これはこれで便利に使えばいいかと思っていたが、どうも自分だけが転生者ではなく、一緒に同世界へ転生した者たちがいるようで……。しかもそいつらは自分が主人公で、沖長をイレギュラーだの踏み台だなどと言ってくる。これは異世界ではなく現代ファンタジーの世界に転生することになった男が、その世界の真実を知りながらもマイペースに生きる物語である。

処理中です...