50歳になって神に選ばれたので異世界で平和な生活だった夢を現代ですることになった物語。

たくやす

文字の大きさ
上 下
28 / 34

28話 ダルマス

しおりを挟む
コムドルよく話を聞けよ。

コムドルはウンウンと首を縦にふる。

昨日の世界政府の事を何か知っているか?

コムドルの心を読む。

ダルマスの指示で3時間後ぐらいに効く毒薬を世界政府の水や食料に入れ休息をとらせたみたいだな。

次の質問だ。どうやって毒薬入れたんだ見張りなどいるだろ。

ダルマスが見張りに催眠をかけて世界政府の見張りに毒を入れさせただと。

そんなに簡単に催眠ってかけれるものなのか?

催眠の達人でも相手を信じ込ませるところから始まるだろ。まさか世界政府にキリマス教団の信者を潜り込ませてたのか?

まだダルマスが催眠をかける所を見たことがないので1度はヤスク様に報告するために見ときたいな。

どうやったらダルマスの催眠を見れるかな…

よし次の質問だ。アークス村に行った事はあるか?ヤスク様を知っているか?

聞いた直後にコムドルが固まった。

心も読めない。

なるほど催眠は記憶を封じる事も出来るのか…ちょっとアレスの時みたいに脳のフタを外せば

ラキがコムドルの頭に足をのせ気を送る。

これで思い出すと思うが…その直後にコムドルは頭を押さえ苦しみ始めると気を失った。

あ~面倒くさいな思考がついて来れなかったか寝ながら脳の回復かな?よし!治癒の気を送り少しは早く回復するだろ。

数十分間の眠りでコムドルが目を覚ましラキ見て震えだした。あのアークス村の時の犬ではないか…なんでここに!

ダスク村まで帰って来たばかりなのに後を付けられたのか?

記憶が戻ったかコムドル、質問だアークス村からダスク村に帰ってからダルマスに報告するまでを思い出せ。

は?何だその質問は今日の事だぞ?確か今日アークス村から帰ってきて…車から降り死にかけてた俺を部下が手当てをしながらダルマス様の所まで運んで…

あれ?怪我治ってるぞ?俺はこんなところで何をしてるんだ?

いいから続きを思いだせ!とラキはコムドルに言う。

え~とダルマス様にアークス村の施設にとんでもなく強い奴と犬がいてアレスに催眠かけた罪と施設を攻撃した罪を許さないから挨拶に行くと言ってたと報告をし…

あっ!そうだ!その後にダルマス様が腹に手を当てたら腹の痛みが消えていって楽になったんだ。

人間ごときが回復術を使えるのか?状況を聞く限りでは俺達と同じ気を送って治した感じだな。

でダルマス様が休みなさいと手を頭に当て…今日あった事は全て忘れて明日からキリマス教団の為に働きなさいと言われ…

気づいたら今ここに…

なるほどな…しかしダルマスって人間にしては凄い奴だな回復に催眠か人間の可能性っとやつかヤスク様に報告だな。

もうこいつに聞く事もないし解放してダルマスのもとに行かせればどうなるだろうな?

否もし警戒して隠れたりすれば厄介だなヤスク様が来るまでここに縛りつけ自分はあと少し村人達の偵察をして報告しに帰ろうかな。

一方でダルマスの方は村人や信者を使い世界政府の兵達を埋葬しなが考えていた。

「どうなってるんだ?コムドルがアークスで大怪我して帰ってくるしミスト村に行ったトールズから連絡はないし世界政府の兵達が来るしロリス残党が世界政府を襲うし」

たった4日で計画が全てパーだ!地道に陰から支配するつもりが…世界政府の兵達をこれだけ殺害すると後には引けなくなるぞ…

「アレスと凄く強い奴に犬とは?コムドルのあの怯えかたは…挨拶に来るみたいだから隙を見つけ催眠をかけて首謀者として世界政府に付き出すか…」

取り敢えずは食料心配やトールズの部下達やロリス残党の洗脳は終わったので心配はないが外部が失敗ばかりだな。

やはり直接行くしかないか部下を信用したのが間違いだったな…取り敢えずはアークスから来る客人を催眠にかけてから3つの村とトヨリ街支配計画の練り直しだな。

新しく強い駒が必要だアレスとカズホを味方にする計画が潰れトールズまでいなくなり強い駒はコムドルだけでは…支配は無理だしな…

それとコムドルの姿が見えないな何処で遊んでるんだ。催眠をかけたばかりなので不安定とは思うが自由行動は出来ないはずなのだが…これは早めに洗脳しないとな。


一方でダルマスの客人のヤスク達はアークス村で世界政府の兵達と遭遇していた。
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

誰一人帰らない『奈落』に落とされたおっさん、うっかり暗号を解読したら、未知の遺物の使い手になりました!

ミポリオン
ファンタジー
旧題:巻き込まれ召喚されたおっさん、無能で誰一人帰らない場所に追放されるも、超古代文明の暗号を解いて力を手にいれ、楽しく生きていく  高校生達が勇者として召喚される中、1人のただのサラリーマンのおっさんである福菅健吾が巻き込まれて異世界に召喚された。  高校生達は強力なステータスとスキルを獲得したが、おっさんは一般人未満のステータスしかない上に、異世界人の誰もが持っている言語理解しかなかったため、転移装置で誰一人帰ってこない『奈落』に追放されてしまう。  しかし、そこに刻まれた見たこともない文字を、健吾には全て理解する事ができ、強大な超古代文明のアイテムを手に入れる。  召喚者達は気づかなかった。健吾以外の高校生達の通常スキル欄に言語スキルがあり、健吾だけは固有スキルの欄に言語スキルがあった事を。そしてそのスキルが恐るべき力を秘めていることを。 ※カクヨムでも連載しています

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

役立たずと言われダンジョンで殺されかけたが、実は最強で万能スキルでした !

本条蒼依
ファンタジー
地球とは違う異世界シンアースでの物語。  主人公マルクは神聖の儀で何にも反応しないスキルを貰い、絶望の淵へと叩き込まれる。 その役に立たないスキルで冒険者になるが、役立たずと言われダンジョンで殺されかけるが、そのスキルは唯一無二の万能スキルだった。  そのスキルで成り上がり、ダンジョンで裏切った人間は落ちぶれざまあ展開。 主人公マルクは、そのスキルで色んなことを解決し幸せになる。  ハーレム要素はしばらくありません。

俺だけ成長限界を突破して強くなる~『成長率鈍化』は外れスキルだと馬鹿にされてきたけど、実は成長限界を突破できるチートスキルでした~

つくも
ファンタジー
Fランク冒険者エルクは外れスキルと言われる固有スキル『成長率鈍化』を持っていた。 このスキルはレベルもスキルレベルも成長効率が鈍化してしまう、ただの外れスキルだと馬鹿にされてきた。 しかし、このスキルには可能性があったのだ。成長効率が悪い代わりに、上限とされてきたレベル『99』スキルレベル『50』の上限を超える事ができた。 地道に剣技のスキルを鍛え続けてきたエルクが、上限である『50』を突破した時。 今まで馬鹿にされてきたエルクの快進撃が始まるのであった。

1×∞(ワンバイエイト) 経験値1でレベルアップする俺は、最速で異世界最強になりました!

マツヤマユタカ
ファンタジー
23年5月22日にアルファポリス様より、拙著が出版されました!そのため改題しました。 今後ともよろしくお願いいたします! トラックに轢かれ、気づくと異世界の自然豊かな場所に一人いた少年、カズマ・ナカミチ。彼は事情がわからないまま、仕方なくそこでサバイバル生活を開始する。だが、未経験だった釣りや狩りは妙に上手くいった。その秘密は、レベル上げに必要な経験値にあった。実はカズマは、あらゆるスキルが経験値1でレベルアップするのだ。おかげで、何をやっても簡単にこなせて――。異世界爆速成長系ファンタジー、堂々開幕! タイトルの『1×∞』は『ワンバイエイト』と読みます。 男性向けHOTランキング1位!ファンタジー1位を獲得しました!【22/7/22】 そして『第15回ファンタジー小説大賞』において、奨励賞を受賞いたしました!【22/10/31】 アルファポリス様より出版されました!現在第四巻まで発売中です! コミカライズされました!公式漫画タブから見られます!【24/8/28】 ***************************** ***毎日更新しています。よろしくお願いいたします。*** ***************************** マツヤマユタカ名義でTwitterやってます。 見てください。

スライム10,000体討伐から始まるハーレム生活

昼寝部
ファンタジー
 この世界は12歳になったら神からスキルを授かることができ、俺も12歳になった時にスキルを授かった。  しかし、俺のスキルは【@&¥#%】と正しく表記されず、役に立たないスキルということが判明した。  そんな中、両親を亡くした俺は妹に不自由のない生活を送ってもらうため、冒険者として活動を始める。  しかし、【@&¥#%】というスキルでは強いモンスターを討伐することができず、3年間冒険者をしてもスライムしか倒せなかった。  そんなある日、俺がスライムを10,000体討伐した瞬間、スキル【@&¥#%】がチートスキルへと変化して……。  これは、ある日突然、最強の冒険者となった主人公が、今まで『スライムしか倒せないゴミ』とバカにしてきた奴らに“ざまぁ”し、美少女たちと幸せな日々を過ごす物語。

貴族家三男の成り上がりライフ 生まれてすぐに人外認定された少年は異世界を満喫する

美原風香
ファンタジー
「残念ながらあなたはお亡くなりになりました」 御山聖夜はトラックに轢かれそうになった少女を助け、代わりに死んでしまう。しかし、聖夜の心の内の一言を聴いた女神から気に入られ、多くの能力を貰って異世界へ転生した。 ーけれども、彼は知らなかった。数多の神から愛された彼は生まれた時点で人外の能力を持っていたことを。表では貴族として、裏では神々の使徒として、異世界のヒエラルキーを駆け上っていく!これは生まれてすぐに人外認定された少年の最強に無双していく、そんなお話。 ✳︎不定期更新です。 21/12/17 1巻発売! 22/05/25 2巻発売! コミカライズ決定! 20/11/19 HOTランキング1位 ありがとうございます!

猫を拾ったら聖獣で犬を拾ったら神獣で最強すぎて困る

マーラッシュ
ファンタジー
旧題:狙って勇者パーティーを追放されて猫を拾ったら聖獣で犬を拾ったら神獣だった。そして人間を拾ったら・・・ 何かを拾う度にトラブルに巻き込まれるけど、結果成り上がってしまう。 異世界転生者のユートは、バルトフェル帝国の山奥に一人で住んでいた。  ある日、盗賊に襲われている公爵令嬢を助けたことによって、勇者パーティーに推薦されることになる。  断ると角が立つと思い仕方なしに引き受けるが、このパーティーが最悪だった。  勇者ギアベルは皇帝の息子でやりたい放題。活躍すれば咎められ、上手く行かなければユートのせいにされ、パーティーに入った初日から後悔するのだった。そして他の仲間達は全て女性で、ギアベルに絶対服従していたため、味方は誰もいない。  ユートはすぐにでもパーティーを抜けるため、情報屋に金を払い噂を流すことにした。  勇者パーティーはユートがいなければ何も出来ない集団だという内容でだ。  プライドが高いギアベルは、噂を聞いてすぐに「貴様のような役立たずは勇者パーティーには必要ない!」と公衆の面前で追放してくれた。  しかし晴れて自由の身になったが、一つだけ誤算があった。  それはギアベルの怒りを買いすぎたせいで、帝国を追放されてしまったのだ。  そしてユートは荷物を取りに行くため自宅に戻ると、そこには腹をすかした猫が、道端には怪我をした犬が、さらに船の中には女の子が倒れていたが、それぞれの正体はとんでもないものであった。  これは自重できない異世界転生者が色々なものを拾った結果、トラブルに巻き込まれ解決していき成り上がり、幸せな異世界ライフを満喫する物語である。

処理中です...