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16話 世界政府とアカリ

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もう明け方だな取り敢えず帰って少し寝る。

武術大会はどうするんだ?世界政府から出禁をくらってるから中止か?まぁダスク村へ行くのは明後日だ今日は寝て明日だ。

「でも急がないとダルマスが逃げるかも知れませんよ」

とアレスが言ってくるが心配ないコムギが偵察に行った時に匂いを覚えてるから追跡出来る事を教える。

「まぁそんなことより世界政府の動きの方が心配だろ昨日の放送聞いてなかったのかよ」

「自分やカズホは心配ないけどアレスとミドリは自分を守る方法を考えろよ」

そんな話をしながら宿屋に着いた。
ん?メディアの映像が流れてる。

朝からロリス教団が何らかの施設を攻撃する映像が流れるのを見てミドリが呟く

「アカリ姉さんが何故戦ってるの?死んだと思ってたのに…」

誰それ、まさか新キャラなの?嫌だよもう関わるのは面倒くさいから、と思ったが気になるから聞いてみる。

「誰?アカリって?」

「昔一緒に育った仲の良かった姉さん…ある日事故で亡くなったって聞いたのに何で戦ってるんだろ…」

へ~そうなんだロリス教団って、いまいち分からんよな事実としてアカリとミドリを離す意味なんてないだろ。

で何処を攻撃してるんだ?メディアの情報を聞いてるとトヨリの拠点に世界政府支部があるので攻撃してるみたいだ。

マジかよ結構近いな巻き込まれる心配ないかな…数も多そうだしな。

まぁ取り敢えず寝るか神になっても眠たくなる。


じぁーな!皆、最近忙し過ぎたので明日の朝までは休むから邪魔はするなよ。と手を振って部屋に向かった。


そうだコムギとラキ見張り宜しくね。邪魔しそうな奴らがきたら捕縛しといて殺すなよ。2匹はコクと頭を下げる。


置いていかれたカズホとアレスとミドリは話を始める。

カズホが今日武術大会があるから拠点に今から戻るけどアレスとミドリも来るか?と聞いてくる。

アレスはミドリ次第だな。この宿屋にいればコムギとラキにヤスクさんが居るから1番安全だけどな聞く。

どうする?とミドリに聞くミドリは武術大会に興味あるけどロリス教団のアカリにも興味あると言って残る選択をする。

「宿屋で映像を見てるわ他にも知り合いが居るかもだから…」

「そっか。なら安全だからカズホと行くよ!ミドリがトヨリに行くと言い出すなら見張りがいると思ったんだけどな嘘は言ったら駄目だよ。おそらく世界政府の人間は辺りにいるから…」

ミドリと約束をしてカズホとミストの拠点に向かう事にした。

よし!ならアレス行くか!ではミドリさん。
また明日の朝に迎えに来ますね。

ミドリは2人の見送りをして自分の部屋に戻って行った。

一方で世界政府のトヨリ支部では。

「なんだ?この報告は!」

「ミストとダスクとアークスにはロリス教団が0だとありえんだろ!」

世界政府トリヨ支部長のザリクスがドロイ中将に叫んでる。

「ドロイちゃんと調べたのか!0はないだろ他の街や村は最低でも数万人いて多ければ数十万人や数百万人だぞ!それが3つ合わせて0とは数千人の軍を使って調べたのにか?」

「は!ザリクス様間違いございません。ロリス教団残党や元信者もいませんでした村長の3人がロリス教団が大嫌いでして追い出したそうです」

後ろに控えていたロカとルイも同じくと頭を下げたまま答える。

「まぁいいだろ。お前達を信用してるからな疑って悪かったな」

で…話は変わるが戦況をどう見るロリス教団残党一味の数は数十万人でこちらも同じく数十万人の戦いだ。

ドロイ中将が答える。

「士気はロリス教団の方が上ですね捕縛してる人達の解放の目的がありますので…しかし戦力と施設がこちらにはありますので問題ないかと」

「うむ。ならロカとルイの出番なく終わるか」

「早く終わらせたいのなら、あの先陣を切ってる赤髪の女を抑えれば終わると思われます。見るからにあれが士気上げと指導をしてます」

「なるほど…捕まえればまた繰り返しそうだし殺せば特攻されれば、やっかいだな大怪我で撤退するのが理想だな撤退時に後ろから削れば歯向かう事が出来なくなるだろう笑」

よし!ドロイ中将に命じる。あの赤髪の女の手足を折り大怪我を負わせ戦闘不能の撤退に追い込み追撃し削れ!

は!分かりました!とドロイ中将とロカとルイが作戦の為に退出して行った。

一方でロリス教団では赤髪で短髪でボロボロになった軽装な鎧をきたアカリが味方に鼓舞していた。

「後はこっちに数千人にこっちに数万人でこっちは数十万人配置して1時間後に総攻撃するよ!」

と陣と補給部隊の隊長に命じていく。

「これでおそらく陽動作戦と攻撃が連動して世界政府支部を終わらせ同胞を助ける事が出来る筈。長いは出来ないので無理だったら撤退する!」

ロカとルイの足音が近づいてくるのを知らずにアカリは全ての部隊に命じ作戦実行の準備をしていた。

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