50歳になって神に選ばれたので異世界で平和な生活だった夢を現代ですることになった物語。

たくやす

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3話 アークス村に行く途中

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ちょっと国の説明を

地球があり世界があり昔は、100国ぐらいあったけど戦争のたびに50になり20になり3カ国ぐらいになった時に3カ国のトップが話し合い1つの国になり世界統一国家となった。

そのトップ3人で代表を決めそれが世界のトップだ。
まだそれを見た人はいないけど居るみたいだ。

で世界政府を作りそこが世界の中心だと宣伝しまくり言語も各地に強制施設で教えられ統一された。


で今は各地で3人が治めるようになった。

国はないので自治区が世界に3つあるスーリン自治区とボレミア自治区にニアドチ自治区だ。

自治区の中に街と村があり街が3個と村が5個ほどある。
それぞれに代表がおり税を集め自治区に収め自治区が世界政府に収める仕組みだ。

国があった頃の事が大きくなっただけだけどな。

でも嬉しい事に戦争の恐怖はなくなった。

いざこざはあるけど大量殺人兵器などの使用や徴兵や万人単位の殺し合いもなく。
ある程度は平和だった。格差は酷いけどね。


さてさてアークス村か昔行ったきりだな。
あの時は普通だったけどそんなに変化したのかな。

自分が今住んでるのはスーリン自治区のトヨリ街だ隣だけど村なんて行くことないからな。

昔ならともかく普通都会から田舎に行くやついないだろ自然もあるし何でも都会にはあるんだから。

ちなみに昔は世界人口が200億ぐらい居たみたいだけど今は戦争などで40億なんだから人間は殺し合いが大好きだよな。

異世界みたいに街から村に行く途中なんてない隣が村なんだから壁も入国許可なんてもいらない住所が変わるだけだ。

さぁ引っ越しでもするか金はイメージ出来るから、いくらでも出せるし家財も全部処分で依頼したし電気の契約も切ったし忘れ物はないだろ。

「ラキコムギ行くぞ」

と2匹と家の外に出た。

なんか人が少ないな治安が悪くなってるのか?
いつもなら昼過ぎぐらいなら人がある程度は歩いてるんだけどな。

おっ!見るからに怪しい人達が集団で歩いてる呪文でなくお経だな。
ムニャムニャ言いながら歩いてるぞ。

これかコムギが見たのは。

「はい、こんな集団がいたる所にいます」

なるほどな一般人は気味が悪いから仕事以外では外出しないよな。

自分を見つけると集団から1人若い女の子が近づいてきた。

私はロリス教団のミドリと言います。
あなたは、この街の住人ですか?♫
と嬉しそうに聞いてきた。

見た目は中々の美人で20歳ぐらいで全身が黒服のワンピースを着ていた。

「は~まぁ住人ですけど今日引っ越しでアークス村に行こうと思ってまして」

「名前も教えてくれると嬉しいな♫」

「ヤスクと言います」

と面倒くさそうに答えると。

「あの村は止めた方がいいですよ!私達を追い出した村長のアレスって子が凶暴で安心して暮らすことなんて出来ませんよ」

と、教えてくれた。

いやいやロリス教団を追い出す。って凄い人だな笑

会いたいとは思わないけど安全そうな村だな。
ゆっくりと過ごせそうだ。

「あの~聞いてます?」

「あ~ゴメンゴメン聞いてなかったよ。もう行っていいかな?」

「え~と、私達と一緒に来ません?平和で不自由なく暮らせますよ♫」

「勧誘なら結構ですよ。今も平和で不自由なく暮らしてますから笑」

「そうですか、ではまに気が変わりましたら連絡下さい私の連絡先でいつでも迎えに行きますので」

そう言うと集団に戻っていた。

毎回集団と会うたび勧誘されたらウザいよな。

そうだコムギに先に行かし偵察かねてもらおう。

頼むぞコムギと先を歩いてもらった。

それから1時間ぐらい歩く。
いいな集団と会わないな後少しでアークス村だ。
このまま何もなければいいけどな。

あれ?コムギが止まった。

あ~そうかこの道以外は別の村に行く道だから会わないで行くのは無理か仕方ない横を抜けるか。

ん?どうしたラキとコムギ

ラキ「少し殺気があります。どうします?殺りますか?」

「え~まぁ周りに人もいない見たいだけど血が嫌だな。」

コ「なら血が出ないように意識を飛ばします」

「え!そんな事が出来るの?」

コ「余裕です」

「ならそれで」

「あ、ヤスクさんだ♫偶然ですねアークス村に行くのは私達もなんです♫」

マジかよウザいな。取り敢えずミドリ以外を倒せとコムギとラキに命じる。

すると集団の20人ぐらいがドタバタ倒れていった。
本当に強いんだな2匹とも。

ミ「え?何があったの?」

「さぁ具合でも悪くなったんでは?では!これで」

と置いて行こうとすると

ミ「良かった~これで教団から逃げれるヤスクさんお願いです一緒に逃げれるの手伝って下さい」

「は?意味が分からないんですけど自分は1人がすきなんですけど1人で行ってもらえますか?」

何この異世界転生みたいな展開おかしくないかヒミコの仕業か?ヒミコちょっと来てくれと頭で思った。
瞬間周りが止まった。

ラキとコムギは動けてるがミドリは止まった。

「再開早すぎだろ笑なんなんだよ全く」

と巫女が現れた。

「いや、この子ヒミコが偶然の再開みたいな感じで会うように仕掛けたろ偶然教団から逃げたい人がいるってありえんだろ」

とミドリを指しながら言った。

「知るか!いちいちヤスクだけ見てないし世界に何億いると思ってるんだよ。もう行くぞ。つまらん事で呼ぶなよ。まったく」

とブツブツ言いながら消えていった。

時が動き出す。

ミドリ「そんな事言わないでよ(泣)」

と泣き声で言ってくる。
さすがに美人に泣かれると弱いよな…仕方ないな罠かもだけど連れて行くか。

「分かったよ仕方ないな逃げれるまでって、いつまでだよ少しの間だけだからな。」

「ありがとうね。よろしくね♫」

なんなんだよ嘘泣きかよ。

ラキコムギもしミドリが殺意見せたら気を失わすぐらいでいいからな。

ラキとコムギ「は!わかりました」

もう村なのに、いつまでミドリと一緒にいるんだ?

この村は安全って聞いてるから今日は村拠点に行って住所変更して取り敢えず泊まる所を探そうかな。
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