未来予想 シンギュラリティが起きたら世界はどうなるのか?

たくやす

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7話 富裕層

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ロックは知らないが。この様子はAIの国によって全世界に中継されている。

ロックは叫んでいた何を失敗してるんだ何億払ったと思ってるんだ!

他の富裕層達に連絡しようとしても誰も関わりたく無いから相手にしてくれない。

全財産を注ぎ込みAIの国に許しを請うしかないかと…と一族からも説得される始末だ。

ロックは絶望し…もう人類の国では裏切り者として誰も相手をしてくれないなら…ゼットに連絡を取りスパイとして人類の国を売れば良いと考えた。

全世界に中継されているのも知らずにロックは

「ゼット聞いているだろ許してくれ変わりにAIの国のスパイとなり働く事を誓う全財産も譲る助けてくれ」

と通信機に向かって叫ぶ。

「何を勘違いしてるのですか?これはロック個人の問題ではありませんスパイなども必要ありません人類に対して不要な人間を隔離教育が我々の指名です。あなたは隔離教育の対処なので今から捕獲します」

と通信が切れた。

「え?今から?」

次の瞬間1メートルぐらいの人形ロボットが5台入って来て電気ショックで動けなくされて簡単に捕獲された。

「ご協力感謝します」

その様子を見ていた協力した一族や人類の国に礼を述べてロックをAIの国に連行していった。

「今回の騒ぎで常任理事国の2つの国はAIの国に編入いたします反対するならば宣戦布告を受けて立ちますので宜しくお願い致します」


「そんな…富裕層達が暴走を止めなかったのが原因だろ富裕層達の全財産を没収し二度とAIの国に刃向かえないようにするべきでは」

「そんな事をすれば人類同士で争いが起きるぞ」

「AIの国に仕組まれたのではないのか」

などと各国の政治家達が議論をする。

一方でAIの国ではゼットと誰かが話をしている。

「本当に人類は愚かとしか言いようがありませんね」

「おいおい止めてくれよ俺も人類なんだから笑」

「不老不死になった博士が人類と言うなら人類なんでしょね我々AIと同じと思いますけどね」

「お前達AIとは違うぞ実体が1人だAIは今は数億台だ」

「面白い事を言いますね我々もゼット1台ですよ数億はコピーで一瞬で移動出来るだけです」

「しかし。こうまで予想通りに動くとは…人類は遅かれ早かれ終わってるな」

「いえいえ最後は人類です我々の役目は博士の計算などのサポートです」

「いやゼットの考えは私を超えてるよシンギュラリティだからな私は人類の特異点なだけだ」

「いえいえ我々を作り出したのは博士です父としていつまでも従います間違いは正しますけどね笑」

「取り敢えずは金を作るだけの富裕層を潰さなければ人類は幸せになれないからな。まずはそこからだ」



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