未来予想 シンギュラリティが起きたら世界はどうなるのか?

たくやす

文字の大きさ
上 下
3 / 9

3話 各国の反応

しおりを挟む
大国の富裕層や科学者や政治家達がAIの国への対応が話し合われている。

「富裕層の思う通りになりましたな。貴方達はいつも人口削減してAIに任せれば良いと言ってましたからね」

と嫌味で政治家が富裕層に向けて発言をする。

「それは私達がAIを使う立場だ!使われる立場ではない!」

いつの時代も富裕層は都合が良すぎる。まぁ今は富裕層も必死だろう全ての金も資産も無くなろうとしているのだから…


「で今の状況を説明してもらおうか」

と科学者や物理学者に話を振る。

「今のところ世界の196カ国中160カ国はAIの国に代わりに独自の電子マネーと輸入に頼らず管理されています。こんなに管理が上手くいくのはおそらくAIのトップの存在がありその命令を共有出来る立場にあると思われます。仮にAIのトップがゼットと名付けます。ゼットが全てのメディアを通じて発信をし全ロボットなどが考えて行動するゼット以外の命令は聞かないといった感じです」

話を止めないといつまでも続きそうなので話を切る為に質問する。

「ならそのゼットは何処に居る?そいつと交渉もしくは破壊すればAIは終わるのだな」

「居場所は、おそらく地底深くか深海かと…それとデータベースさえなければ終わります。しかし人間と違い実体がないに等しいので通信がある限り破壊は難しいと…」

「ならどうすればいい!」

と怒気を強める。

「ゼットに交渉で地球上でのAIが管理をしない人類の国を認めてもらうしか方法がないと思われます」

「AIの国への攻撃は駄目なのか?」

「逆に聞きますけど通信やAI無しで、どのような方法で攻撃をしようと?」

「旧型の戦闘機に爆破を積み落としたり部隊を組んでミサイルなどで侵攻などだ」

「え~と相手のAIの国は最新技術で命が無い相手ですよ?分かってますか?まず攻撃の意味が分かりません」

「AIの国で住みたくない人達はいつでも出国出来るみたいですから人類を助けるとゆう大義名分もありませんし」

「ならどうすればいいのだ!」

「言いましたよね説得と交渉です。それ以外はありませんゼットの居場所も分かりませんしね」

「分かった政治家達に説得と交渉は任せる私達の地位と資産の保証も頼むぞ」

は?何を言ってるんだ富裕層どもは金稼ぎと人を使う事しか出来ない無能がと政治家と科学者達は思ったが口には出さない。

「分かりました。出来る限り努力はいたしますので後は我々と科学者達で話を進めます」

では頼むぞと富裕層達が部屋から出ていった。

もうAIの国は金なんて役に立たないんだから富裕層なんていらんだろ。

AIの国は出国は簡単だが入国は難しいからな。

「よし!取り敢えず同じ目標があるのだから大国同士同盟を結びAIと戦おうではないか」

とA国の代表の政治家が他国の大国に語りかける。
他の国は仕方ないAIの国との交渉が終わるまでは協力すると約束を取り付ける。

同盟までは無理だったがAIの国を何とかしないと国自体が無くなるのだからな。

「ではどうやってゼットと交渉をするかだな」

「面白いですね全部聞いてますよ良いでしょ名前はゼットで笑」

通信をアナログでしてた筈のモニターから突然ゼットと声が聞こえてきた。

しおりを挟む
感想 1

あなたにおすすめの小説

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

「メジャー・インフラトン」序章1/ 7(太陽の季節 DIVE!DIVE!DIVE!ダイブ!ダイブ!ダイブ!)

あおっち
SF
  脈々と続く宇宙の無数の文明。その中でより高度に発展した高高度文明があった。その文明の流通、移動を支え光速を超えて遥か彼方の銀河や銀河内を瞬時に移動できるジャンプ技術。それを可能にしたジャンプ血清。  その血清は生体(人間)へのダメージをコントロールする血清、ワクチンなのだ。そのジャンプ血清をめぐり遥か大昔、大銀河戦争が起こり多くの高高度文明が滅びた。  その生き残りの文明が新たに見つけた地、ネイジェア星域。私達、天の川銀河の反対の宙域だった。そこで再び高高度文明が栄えたが、再びジャンプ血清供給に陰りが。天の川銀河レベルで再び紛争が勃発しかけていた。  そして紛争の火種は地球へ。  その地球では強大な軍事組織、中華帝国連邦、通称「AXIS」とそれに対抗する為、日本を中心とした加盟国軍組織「シーラス」が対峙していたのだ。  近未来の地球と太古から続くネイジェア星域皇国との交流、天然ジャンプ血清保持者の椎葉清らが居る日本と、高高度文明異星人(シーラス皇国)の末裔、マズル家のポーランド家族を描いたSF大河小説「メジャー・インフラトン」の前章譚、7部作。  第1部「太陽の季節 DIVE!DIVE!DIVE!ダイブ!ダイブ!ダイブ!」。  ジャンプ血清は保持者の傷ついた体を異例のスピードで回復させた。また血清のオリジナル保持者(ゼロ・スターター)は、独自の能力を飛躍的に引き上げる事が出来たのだ。  第2次大戦時、無敵兵士と言われた舩坂弘氏をモデルに御舩大(ミフネヒロシ)の無敵ふりと、近代世界のジャンプ血清保持者、椎葉きよし(通称:お子ちゃまきよし)の現在と過去。  ジャンプ血清の力、そして人類の未来をかけた壮大な戦いが、いま、始まる――。  彼らに関連する人々の生き様を、笑いと涙で送る物語。疲れたあなたに贈る微妙なSF物語です。  本格的な戦闘シーンもあり、面白い場面も増えます。  是非、ご覧あれ。 ※加筆や修正が予告なしにあります。

16世紀のオデュッセイア

尾方佐羽
歴史・時代
【第13章を夏ごろからスタート予定です】世界の海が人と船で結ばれていく16世紀の遥かな旅の物語です。 12章は16世紀後半のフランスが舞台になっています。 ※このお話は史実を参考にしたフィクションです。

甲斐ノ副将、八幡原ニテ散……ラズ

朽縄咲良
歴史・時代
【第8回歴史時代小説大賞奨励賞受賞作品】  戦国の雄武田信玄の次弟にして、“稀代の副将”として、同時代の戦国武将たちはもちろん、後代の歴史家の間でも評価の高い武将、武田典厩信繁。  永禄四年、武田信玄と強敵上杉輝虎とが雌雄を決する“第四次川中島合戦”に於いて討ち死にするはずだった彼は、家臣の必死の奮闘により、その命を拾う。  信繁の生存によって、甲斐武田家と日本が辿るべき歴史の流れは徐々にずれてゆく――。  この作品は、武田信繁というひとりの武将の生存によって、史実とは異なっていく戦国時代を書いた、大河if戦記である。 *ノベルアッププラス・小説家になろうにも、同内容の作品を掲載しております(一部差異あり)。

底辺エンジニア、転生したら敵国側だった上に隠しボスのご令嬢にロックオンされる。~モブ×悪女のドール戦記~

阿澄飛鳥
SF
俺ことグレン・ハワードは転生者だ。 転生した先は俺がやっていたゲームの世界。 前世では機械エンジニアをやっていたので、こっちでも祝福の【情報解析】を駆使してゴーレムの技師をやっているモブである。 だがある日、工房に忍び込んできた女――セレスティアを問い詰めたところ、そいつはなんとゲームの隠しボスだった……! そんなとき、街が魔獣に襲撃される。 迫りくる魔獣、吹き飛ばされるゴーレム、絶体絶命のとき、俺は何とかセレスティアを助けようとする。 だが、俺はセレスティアに誘われ、少女の形をした魔導兵器、ドール【ペルラネラ】に乗ってしまった。 平民で魔法の才能がない俺が乗ったところでドールは動くはずがない。 だが、予想に反して【ペルラネラ】は起動する。 隠しボスとモブ――縁のないはずの男女二人は精神を一つにして【ペルラネラ】での戦いに挑む。

「メジャー・インフラトン」序章2/7(僕のグランドゼロ〜マズルカの調べに乗って。少年兵の季節FIRE!FIRE!FIRE! No1. ) 

あおっち
SF
 敵の帝国、AXISがいよいよ日本へ攻めて来たのだ。その島嶼攻撃、すなわち敵の第1次目標は対馬だった。  この序章2/7は主人公、椎葉きよしの少年時代の物語です。女子高校の修学旅行中にAXIS兵士に襲われる女子高生達。かろうじて逃げ出した少女が1人。そこで出会った少年、椎葉きよしと布村愛子、そして少女達との出会い。  パンダ隊長と少女達に名付けられたきよしの活躍はいかに!少女達の運命は!  ジャンプ血清保持者(ゼロ・スターター)椎葉きよしを助ける人々。そして、初めての恋人ジェシカ。札幌、定山渓温泉に集まった対馬島嶼防衛戦で関係を持った家族との絆のストーリー。  彼らに関連する人々の生き様を、笑いと涙で送る物語。疲れたあなたに贈る微妙なSF物語です。是非、ご覧あれ。 ※加筆や修正が予告なしにあります。

父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

四季
恋愛
父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

海道一の弓取り~昨日なし明日またしらぬ、人はただ今日のうちこそ命なりけれ~

海野 入鹿
SF
高校2年生の相場源太は暴走した車によって突如として人生に終止符を打たれた、はずだった。 再び目覚めた時、源太はあの桶狭間の戦いで有名な今川義元に転生していた― これは現代っ子の高校生が突き進む戦国物語。 史実に沿って進みますが、作者の創作なので架空の人物や設定が入っております。 不定期更新です。 SFとなっていますが、歴史物です。 小説家になろうでも掲載しています。

処理中です...