144 / 167
ヴァイスの置き土産
しおりを挟む
「そこの馬車。止まれ!」
「どおーどおー。こりゃ何や。戦でもあったんかいな?」
馬車を駆るマリンの前にはぐったりと地面に座り込んだ兵士たちの姿があった。統率を重んじる軍にはおよそありえない光景だが、恥も外聞もないほど徹底的に叩きのめされたような雰囲気だ。
「この中に治癒術師はおらぬか。」
「治癒術師ったってウチら商人でっせ。」
自身も負傷して上半身を痛々しく包帯が覆っているが、うるさいと感じるほど大きな声で話す男が馬車へと近づく。
「それを承知で聞いておるのだ。治癒術師がおらずとも良い。ポーションが無理でも包帯などでも良いのだ。分けてもらえぬだろうか。」
獣人差別の激しい帝国大都市近辺にあって、タヌキ娘が対等に話ができるのもリーファの幻術カムフラージュのおかげだ。周りの人間にはマリンの耳や尻尾など見えない。
ウチなるべく厄介事に巻き込まれとうないんやけどなあ。ホンマにウチ、ヒュームに見えとるんやろか?
「ポーションも品不足が続いてるし、無茶やで。」
「礼は弾む。何とかならんか。人助けと思ってここはひとつ」
「そう言われてもなあ・・・」
「重傷者が今にも生命を落とさんとしておる。」
「重傷者は何人いるんだ?」
マリンが難渋していると馬車からひょっこりリーファが顔を出した。マリンが困っているので助け舟を出そうというリーファの心意気だったが、振り返ったマリンと目が合った。
「リーファ?」
子供だが前向きに話を聞いてくれそうな雰囲気に目の前の男が嬉しそうな顔をして答える。
「ざっと20というところだ。」
「持ち合わせでギリギリってとこだね。」
「そうか!それはありがたい」
「ちょい待ち!お兄さんもちょこーっと待っててな。」
「ん?うむ」
ワケもわからずポカンと呆けたように返事をする男を残して、マリンが馬車の中にリーファを引き込む。
「いきなり何言い出すのんなリーファ?ほんまに重症者を治癒できるだけの量持っとるんかいな。」
「持ってないよ。」
「はっはーん、おもろいこと言うやん?洒落に寛容なマリンさんやなかったらブチキレ散らかすところやで~。何ぞ考えがあるんやろうな、リーファ?」
「ちょいと試したいことがあってね。」
「おいおい、アタシも混ぜろよ。何か面白えことなんじゃ」
周りの仲間が居眠りしていてヒマを持て余したシンディーが身を乗り出している。
「シンディー姉はそこで大人しゅうしといて。」
「はい」
マリンにピシャリと締め出されたシンディーがバツの悪そうな表情ですごすごと引き下がる。こんなシンディーも何だか珍しい。私やティナが同じこと言ったら中暴れしそうだけどね。
「ほなまかせるわ。」
リーファはマリンの期待にガッツポーズで応じると馬車から飛び降りた。
「リーファだけで大丈夫か?」
「大丈夫。シンディー姉は心配性やなあ。」
「待たせた。」
「この程度、待った内にも入らん。さあ、こちらへ来てくれ・・・ん、荷物はそれだけか?」
「ああ、こう見えて結構入るんだ。」
リーファはそう言いつつ小さなカバンをヒラヒラ見せる。兵士はとても目の前の少女の言うとおりとは思えないといった顔つきだ。まさかこんな時に冗談など言うまいと信じ、言葉を飲みこむことにする。
「そうか。ならば良いのだ。あの幕屋の中に怪我人を収容しておる。ひどい有様ゆえ心しておくのだぞ。」
「わかった。」
「さあ入ろう。」
「これは・・・」
兵士が幕屋の入口を開けてリーファを招き入れると、内部は酷い有様だった。埃っぽいだけでなく、血のにおいが充満してそれだけでも気分が悪くなりそうになる。治癒術師の手も足りなければ医薬品その他もまったく不足しているのが明らかだ。苦し気なうめき声とともに重傷者のほぼ全てが地面に敷いた布の上に横たわっているではないか。
「治癒術に長けた者もおるが手が回らん。手の施しようも無い者も多い。」
結構時間が過ぎているのかなあ。こりゃあ無理かもしれないけど、やってみようか。
「はい、リーファさま」
「じゃあ手近なこの人からにしよう。脚はそれで良いんだね?」
「そうだが千切れた脚はもうどうにもならんだろう?」
あり得ないほどの力でねじ切られたかのようにグチャグチャな切断面に、リーファも顔をしかめる。もしかしなくともヴァイスがやったんだろう。殺さない程度に痛めつけたのは兵士たちが救護のために留まらざるを得ない状況を強いるためだ。
「その脚をちょっと支えておいて」
「いや待て。包帯を解かれては」
んなこと言ったって始まらないんだから取っちゃう。うひゃあ、痛そう
どす黒く染まった包帯を取っ払うが重傷者はもはや激痛に叫ぶ気力もなくグッタリした様子だ。長引かせるのも酷な仕打ちだろう、ちゃちゃっとやってやんないと可哀そうだな。
「いいから。しっかりと離れないように持ってて」
「むぅ・・・承知した。」
もし冗談だったならばタダではおかんと思いつつも、何やら考えがあるように見える。兵士は言われるがままリーファを手伝う。
「行くよ」
リーファがカバンから取り出したものは水瓶だった。おもむろに透明な液体をかけると意識が朦朧としていた重傷者が耐え難い痛みに断末魔のような叫び声を上げる。
「うわああぁっ!」
「これは!」
目が飛び出んばかりの衝撃を受けた兵士が固まっている。何かをかけた次の瞬間には脚が繋がっているではないか。一体あの液体は何なのか?
「よし!良いだろう、次行ってみよう」
「待て!これは何だ?千切れた脚が接がれておるではないか!」
あまりの自信に半信半疑であったもののここまで凄まじいものだとは。こんな効果のある薬品など見たことも聞いたこともないぞ。可能性として考えられるのはエリクサーだが・・・そんな馬鹿な!
「ああ、だが不完全だ。二月は安静にしてないとまた千切れるぞ。」
「何と?エリクサーではないのか。」
エリクサー?バルトロメオの持っていたアレか。
そんなはずないじゃん、きっと本物のエリクサーは見たことないんだ。だってバルトロメオはエリクサーを飲んで失った下半身が生えたんだよ。さすがの私も目を疑ったほどにすさまじい効果だった。あれと比べちゃいけない。
「エリクサーなんてそんなわけないじゃん。これはとっておきの目玉商品なんだ。それともこれじゃ不満?」
「いやいやいや、願ってもないことだ。だがどこでそんな医薬品を手に入れたのだ?」
「これだけの数を助けたいなら詮索しないことだ。こちらも商売なんでね。」
いいよバトラー。すっかり超絶ポーションだって信じ込んでいるよ。実はハニービー=キュアなんだよね。バトラーのおかげでただの水も万能薬だ。
「よろしいのですか。ついこの間まで敵だった者どもを」
「まあ完治させるわけじゃないし、良いんじゃない。千切れた手足をとりあえずくっつけるだけだもの。」
「何とお優しい。リーファさまの慈悲の御心は海よりも広く、また深いのですね。」
へへへ、そんな大層なもんじゃないってバトラー。コイツらに恩を売りつけておくのもアリかって思うんだよね。
「さすが我が主、リーファさまです。」
私がバトラーとワイワイやっていると血を失って青い顔をしている元重傷者が無理に上半身を起こそうとしているのが見えた。
「うぅ、ありがたい。必ずこの脚の恩に報いる・・・俺は」
「良いから寝てなよ。あんま無茶するなよな。時間ないから、ほい次ぃっ」
遊んでいる場合じゃない。次々処置してやんないと死にそうになってるヤツが多いんだった。
「どおーどおー。こりゃ何や。戦でもあったんかいな?」
馬車を駆るマリンの前にはぐったりと地面に座り込んだ兵士たちの姿があった。統率を重んじる軍にはおよそありえない光景だが、恥も外聞もないほど徹底的に叩きのめされたような雰囲気だ。
「この中に治癒術師はおらぬか。」
「治癒術師ったってウチら商人でっせ。」
自身も負傷して上半身を痛々しく包帯が覆っているが、うるさいと感じるほど大きな声で話す男が馬車へと近づく。
「それを承知で聞いておるのだ。治癒術師がおらずとも良い。ポーションが無理でも包帯などでも良いのだ。分けてもらえぬだろうか。」
獣人差別の激しい帝国大都市近辺にあって、タヌキ娘が対等に話ができるのもリーファの幻術カムフラージュのおかげだ。周りの人間にはマリンの耳や尻尾など見えない。
ウチなるべく厄介事に巻き込まれとうないんやけどなあ。ホンマにウチ、ヒュームに見えとるんやろか?
「ポーションも品不足が続いてるし、無茶やで。」
「礼は弾む。何とかならんか。人助けと思ってここはひとつ」
「そう言われてもなあ・・・」
「重傷者が今にも生命を落とさんとしておる。」
「重傷者は何人いるんだ?」
マリンが難渋していると馬車からひょっこりリーファが顔を出した。マリンが困っているので助け舟を出そうというリーファの心意気だったが、振り返ったマリンと目が合った。
「リーファ?」
子供だが前向きに話を聞いてくれそうな雰囲気に目の前の男が嬉しそうな顔をして答える。
「ざっと20というところだ。」
「持ち合わせでギリギリってとこだね。」
「そうか!それはありがたい」
「ちょい待ち!お兄さんもちょこーっと待っててな。」
「ん?うむ」
ワケもわからずポカンと呆けたように返事をする男を残して、マリンが馬車の中にリーファを引き込む。
「いきなり何言い出すのんなリーファ?ほんまに重症者を治癒できるだけの量持っとるんかいな。」
「持ってないよ。」
「はっはーん、おもろいこと言うやん?洒落に寛容なマリンさんやなかったらブチキレ散らかすところやで~。何ぞ考えがあるんやろうな、リーファ?」
「ちょいと試したいことがあってね。」
「おいおい、アタシも混ぜろよ。何か面白えことなんじゃ」
周りの仲間が居眠りしていてヒマを持て余したシンディーが身を乗り出している。
「シンディー姉はそこで大人しゅうしといて。」
「はい」
マリンにピシャリと締め出されたシンディーがバツの悪そうな表情ですごすごと引き下がる。こんなシンディーも何だか珍しい。私やティナが同じこと言ったら中暴れしそうだけどね。
「ほなまかせるわ。」
リーファはマリンの期待にガッツポーズで応じると馬車から飛び降りた。
「リーファだけで大丈夫か?」
「大丈夫。シンディー姉は心配性やなあ。」
「待たせた。」
「この程度、待った内にも入らん。さあ、こちらへ来てくれ・・・ん、荷物はそれだけか?」
「ああ、こう見えて結構入るんだ。」
リーファはそう言いつつ小さなカバンをヒラヒラ見せる。兵士はとても目の前の少女の言うとおりとは思えないといった顔つきだ。まさかこんな時に冗談など言うまいと信じ、言葉を飲みこむことにする。
「そうか。ならば良いのだ。あの幕屋の中に怪我人を収容しておる。ひどい有様ゆえ心しておくのだぞ。」
「わかった。」
「さあ入ろう。」
「これは・・・」
兵士が幕屋の入口を開けてリーファを招き入れると、内部は酷い有様だった。埃っぽいだけでなく、血のにおいが充満してそれだけでも気分が悪くなりそうになる。治癒術師の手も足りなければ医薬品その他もまったく不足しているのが明らかだ。苦し気なうめき声とともに重傷者のほぼ全てが地面に敷いた布の上に横たわっているではないか。
「治癒術に長けた者もおるが手が回らん。手の施しようも無い者も多い。」
結構時間が過ぎているのかなあ。こりゃあ無理かもしれないけど、やってみようか。
「はい、リーファさま」
「じゃあ手近なこの人からにしよう。脚はそれで良いんだね?」
「そうだが千切れた脚はもうどうにもならんだろう?」
あり得ないほどの力でねじ切られたかのようにグチャグチャな切断面に、リーファも顔をしかめる。もしかしなくともヴァイスがやったんだろう。殺さない程度に痛めつけたのは兵士たちが救護のために留まらざるを得ない状況を強いるためだ。
「その脚をちょっと支えておいて」
「いや待て。包帯を解かれては」
んなこと言ったって始まらないんだから取っちゃう。うひゃあ、痛そう
どす黒く染まった包帯を取っ払うが重傷者はもはや激痛に叫ぶ気力もなくグッタリした様子だ。長引かせるのも酷な仕打ちだろう、ちゃちゃっとやってやんないと可哀そうだな。
「いいから。しっかりと離れないように持ってて」
「むぅ・・・承知した。」
もし冗談だったならばタダではおかんと思いつつも、何やら考えがあるように見える。兵士は言われるがままリーファを手伝う。
「行くよ」
リーファがカバンから取り出したものは水瓶だった。おもむろに透明な液体をかけると意識が朦朧としていた重傷者が耐え難い痛みに断末魔のような叫び声を上げる。
「うわああぁっ!」
「これは!」
目が飛び出んばかりの衝撃を受けた兵士が固まっている。何かをかけた次の瞬間には脚が繋がっているではないか。一体あの液体は何なのか?
「よし!良いだろう、次行ってみよう」
「待て!これは何だ?千切れた脚が接がれておるではないか!」
あまりの自信に半信半疑であったもののここまで凄まじいものだとは。こんな効果のある薬品など見たことも聞いたこともないぞ。可能性として考えられるのはエリクサーだが・・・そんな馬鹿な!
「ああ、だが不完全だ。二月は安静にしてないとまた千切れるぞ。」
「何と?エリクサーではないのか。」
エリクサー?バルトロメオの持っていたアレか。
そんなはずないじゃん、きっと本物のエリクサーは見たことないんだ。だってバルトロメオはエリクサーを飲んで失った下半身が生えたんだよ。さすがの私も目を疑ったほどにすさまじい効果だった。あれと比べちゃいけない。
「エリクサーなんてそんなわけないじゃん。これはとっておきの目玉商品なんだ。それともこれじゃ不満?」
「いやいやいや、願ってもないことだ。だがどこでそんな医薬品を手に入れたのだ?」
「これだけの数を助けたいなら詮索しないことだ。こちらも商売なんでね。」
いいよバトラー。すっかり超絶ポーションだって信じ込んでいるよ。実はハニービー=キュアなんだよね。バトラーのおかげでただの水も万能薬だ。
「よろしいのですか。ついこの間まで敵だった者どもを」
「まあ完治させるわけじゃないし、良いんじゃない。千切れた手足をとりあえずくっつけるだけだもの。」
「何とお優しい。リーファさまの慈悲の御心は海よりも広く、また深いのですね。」
へへへ、そんな大層なもんじゃないってバトラー。コイツらに恩を売りつけておくのもアリかって思うんだよね。
「さすが我が主、リーファさまです。」
私がバトラーとワイワイやっていると血を失って青い顔をしている元重傷者が無理に上半身を起こそうとしているのが見えた。
「うぅ、ありがたい。必ずこの脚の恩に報いる・・・俺は」
「良いから寝てなよ。あんま無茶するなよな。時間ないから、ほい次ぃっ」
遊んでいる場合じゃない。次々処置してやんないと死にそうになってるヤツが多いんだった。
0
お気に入りに追加
82
あなたにおすすめの小説
ハズレスキル【収納】のせいで実家を追放されたが、全てを収納できるチートスキルでした。今更土下座してももう遅い
平山和人
ファンタジー
侯爵家の三男であるカイトが成人の儀で授けられたスキルは【収納】であった。アイテムボックスの下位互換だと、家族からも見放され、カイトは家を追放されることになった。
ダンジョンをさまよい、魔物に襲われ死ぬと思われた時、カイトは【収納】の真の力に気づく。【収納】は魔物や魔法を吸収し、さらには異世界の飲食物を取り寄せることができるチートスキルであったのだ。
かくして自由になったカイトは世界中を自由気ままに旅することになった。一方、カイトの家族は彼の活躍を耳にしてカイトに戻ってくるように土下座してくるがもう遅い。
転生貴族のハーレムチート生活 【400万ポイント突破】
ゼクト
ファンタジー
ファンタジー大賞に応募中です。 ぜひ投票お願いします
ある日、神崎優斗は川でおぼれているおばあちゃんを助けようとして川の中にある岩にあたりおばあちゃんは助けられたが死んでしまったそれをたまたま地球を見ていた創造神が転生をさせてくれることになりいろいろな神の加護をもらい今貴族の子として転生するのであった
【不定期になると思います まだはじめたばかりなのでアドバイスなどどんどんコメントしてください。ノベルバ、小説家になろう、カクヨムにも同じ作品を投稿しているので、気が向いたら、そちらもお願いします。
累計400万ポイント突破しました。
応援ありがとうございます。】
ツイッター始めました→ゼクト @VEUu26CiB0OpjtL
元おっさんの俺、公爵家嫡男に転生~普通にしてるだけなのに、次々と問題が降りかかってくる~
おとら@ 書籍発売中
ファンタジー
アルカディア王国の公爵家嫡男であるアレク(十六歳)はある日突然、前触れもなく前世の記憶を蘇らせる。
どうやら、それまでの自分はグータラ生活を送っていて、ろくでもない評判のようだ。
そんな中、アラフォー社畜だった前世の記憶が蘇り混乱しつつも、今の生活に慣れようとするが……。
その行動は以前とは違く見え、色々と勘違いをされる羽目に。
その結果、様々な女性に迫られることになる。
元婚約者にしてツンデレ王女、専属メイドのお調子者エルフ、決闘を仕掛けてくるクーデレ竜人姫、世話をすることなったドジっ子犬耳娘など……。
「ハーレムは嫌だァァァァ! どうしてこうなった!?」
今日も、そんな彼の悲鳴が響き渡る。
フリーター転生。公爵家に転生したけど継承権が低い件。精霊の加護(チート)を得たので、努力と知識と根性で公爵家当主へと成り上がる
SOU 5月17日10作同時連載開始❗❗
ファンタジー
400倍の魔力ってマジ!?魔力が多すぎて範囲攻撃魔法だけとか縛りでしょ
25歳子供部屋在住。彼女なし=年齢のフリーター・バンドマンはある日理不尽にも、バンドリーダでボーカルからクビを宣告され、反論を述べる間もなくガッチャ切りされそんな失意のか、理不尽に言い渡された残業中に急死してしまう。
目が覚めると俺は広大な領地を有するノーフォーク公爵家の長男の息子ユーサー・フォン・ハワードに転生していた。
ユーサーは一度目の人生の漠然とした目標であった『有名になりたい』他人から好かれ、知られる何者かになりたかった。と言う目標を再認識し、二度目の生を悔いの無いように、全力で生きる事を誓うのであった。
しかし、俺が公爵になるためには父の兄弟である次男、三男の息子。つまり従妹達と争う事になってしまい。
ユーサーは富国強兵を掲げ、先ずは小さな事から始めるのであった。
そんな主人公のゆったり成長期!!
死んだのに異世界に転生しました!
drop
ファンタジー
友人が車に引かれそうになったところを助けて引かれ死んでしまった夜乃 凪(よるの なぎ)。死ぬはずの夜乃は神様により別の世界に転生することになった。
この物語は異世界テンプレ要素が多いです。
主人公最強&チートですね
主人公のキャラ崩壊具合はそうゆうものだと思ってください!
初めて書くので
読みづらい部分や誤字が沢山あると思います。
それでもいいという方はどうぞ!
(本編は完結しました)
俺だけに効くエリクサー。飲んで戦って気が付けば異世界最強に⁉
まるせい
ファンタジー
異世界に召喚された熱海 湊(あたみ みなと)が得たのは(自分だけにしか効果のない)エリクサーを作り出す能力だった。『外れ異世界人』認定された湊は神殿から追放されてしまう。
貰った手切れ金を元手に装備を整え、湊はこの世界で生きることを決意する。
ド田舎からやってきた少年、初めての大都会で無双する~今まで遊び場にしていたダンジョンは、攻略不可能の規格外ダンジョンだったみたい〜
むらくも航
ファンタジー
ド田舎の村で育った『エアル』は、この日旅立つ。
幼少の頃、おじいちゃんから聞いた話に憧れ、大都会で立派な『探索者』になりたいと思ったからだ。
そんなエアルがこれまでにしてきたことは、たった一つ。
故郷にあるダンジョンで体を動かしてきたことだ。
自然と共に生き、魔物たちとも触れ合ってきた。
だが、エアルは知らない。
ただの“遊び場”と化していたダンジョンは、攻略不可能のSSSランクであることを。
遊び相手たちは、全て最低でもAランクオーバーの凶暴な魔物たちであることを。
これは、故郷のダンジョンで力をつけすぎた少年エアルが、大都会で無自覚に無双し、羽ばたいていく物語──。
特殊部隊の俺が転生すると、目の前で絶世の美人母娘が犯されそうで助けたら、とんでもないヤンデレ貴族だった
なるとし
ファンタジー
鷹取晴翔(たかとりはると)は陸上自衛隊のとある特殊部隊に所属している。だが、ある日、訓練の途中、不慮の事故に遭い、異世界に転生することとなる。
特殊部隊で使っていた武器や防具などを召喚できる特殊能力を謎の存在から授かり、目を開けたら、絶世の美女とも呼ばれる母娘が男たちによって犯されそうになっていた。
武装状態の鷹取晴翔は、持ち前の優秀な身体能力と武器を使い、その母娘と敷地にいる使用人たちを救う。
だけど、その母と娘二人は、
とおおおおんでもないヤンデレだった……
第3回次世代ファンタジーカップに出すために一部を修正して投稿したものです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる