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結びの一番
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「バルサマ?」
何やらジェゼーモフの口からキーパーソンらしき人物の名前が出てきたようだ。その口ぶりからするに、もしやそのバルサマってヤツがジェゼーモフを派遣した黒幕なのか?
「あらいけない、A級冒険者にして帝都冒険者ギルドマスターのバルナロキスよ。」
「バルナロキス?」
「当代一と言われている冒険者だな。何ともとんでもないビッグネームが出てきたもんだ。」
またも私がジェゼーモフの言葉をオウム返しになぞるとマイクが補足を加える。マイクも何やら知っている様子なのを見ると冒険者の間では有名な感じなのかな。しかしいま重要なことはそいつが敵か味方かってことだよね。
「もしかしなくてもアンタよりヤバいヤツなんだよね?」
「私に言わせれば、強さと優しさを兼ね備えた英雄ってとこかしらね。」
「何で優しいヤツがリアンを誘拐するんだよ。おかしいじゃないか!」
憤るリーファに対してジェゼーモフは自らの頬に手を当てて困り顔を見せる。たしかにリーファの言い分はもっともで反論の余地も無いのだが、バルナロキスの苦悩も知るジェゼーモフは彼の肩を持たずにはいられなかった。
「それが苦しい立場なのよ。バルさまも誘拐には反対なんだけど勅命だから仕方なく」
「冒険者ギルドはどこの国家にも属さない普遍組織のはずなんだよ~。」
普遍組織だろうが何だろうが帝国内にあって皇帝の意志を無視できるわけないじゃろがいっ、このおブス!
「建前はね。国家に属さないことは国家のいかなる影響力をも排除することと同義ではないのよ小小娘。」
「ムッキー!」
怒りに任せてジェゼーモフへ毒針暗器を飛ばしたティナだったが、憎らしいほど余裕のジェゼーモフは人差し指と中指でその毒針をガッチリ止めていた。あれを素手づかみできる化け物がいるわけだが・・・時を戻そう。敢えて驚かない、むしろジェゼーモフはもうそういうことでいい。
「ん~、言っている意味がわからない。」
「まぁ税制上の優遇を受けて・・・ってわからないわよね?ぶっちゃけ帝国に半ば財布のヒモを握られてるってワケ。しょせん普遍組織って言ったってねぇ、こんな具合で陰に陽に影響力は生じるものなの。世俗の強大な国家を相手にすりゃあ相対的自律に甘んじなければならないのが・・・あんまり理解してない顔つきねぇ。」
「うぐぅ~、難しい話はわかりません。」
たしかにグラムスでも冒険者ギルドマスターのグレンはグラムス市の当局と協調してるんだ。私はそこに何の疑問も感じなかったけど、裏では対立していたりするのかなぁ?うー・・・わからん。
リーファは頭を抱えて伏目がちになっている。どうやらサッパリわからなかったようだ。
この際、まどろっこしい政治的な背景をリーファに説明するのは諦めましょう。つまるところ、この子に理解してほしいのはバルナロキスの真意だものね。
「まぁこれは秘密なんだけど、バルさまもアビムリンデの解放に向けた策を用意してたの。」
「何だって!?」
「じゃあ私たちの行動って無駄だったの?」
このジェゼーモフの暴露には全員が驚愕する。というか、そんなことってある?
「でもヴァイスの突出で全て水の泡と消えたわ。セントクーンズで騒動が起こってはもう無理。どう考えたってあの子が挑発に我慢できるわけないもの。」
ジェゼーモフは半ば諦め気味にお手上げのポーズをとる。しかしそんなことで諦められるほどにはリーファも帝国の内情など理解していない。それだけに食い下がらずにはいられなかった。
「そんなの行ってみなきゃわからないじゃん。案外なにも起こらなかったりするんじゃない?」
「ただでさえ日頃から帝都冒険者ギルドと旧都冒険者ギルドの仲が険悪で、さらに軍部からも目をつけられているの。カモがネギ背負って飛び込んできたこのタイミングで彼らが襲いかかって来ない理由なんてある?」
「そんな事情なんて知らないよ。というか、内部で醜くいがみ合う帝国って一体なんなのさ?」
「とにかく私を置き去りにした段階でバルさまのお膳立ては既に崩れ去ったの。アンタたちがアビムリンデを取り戻す線は最後の望みね。」
「何てややこしい。バルナロキスめ、誘拐なんて最初っからやらなきゃよかったのに・・・」
「そういうややこしいのが人の世ってヤツなの。とかく思い通りにならないことばかりで嫌んなっちゃうわよね~。」
やりたくないことでもやらざるを得ない、やるにしても従っているフリをして真逆のことをやらかそうとする・・・。一体どうなってんだ、大人ってヤツは?あ~、どうにもスッキリしなくてイライラする。
「セントクーンズに行かないって話あったよね?もういっそのことジェゼーモフ、リアン救出を手伝ってよ。セントクーンズまで連行します。」
「無理よ」
「何で?」
「言ったでしょ?あそこは敵の一大拠点なの。」
「ヴァイスだっけ?そいつはそこに逃げ込むんだろ?敵の一大拠点なんて言っておいて辻褄が合わないじゃないか。」
意味がサッパリわからないリーファはジェゼーモフの説明を頭の中からまとめて追い出して、自分の要求をつきつけることに決めた。
「入城するだけなら入城できるわよ。だけどそれは私とヴァイスが一緒の」
「じゃあセントクーンズの中に入ろうよ。バルナロキスが誘拐なんてしたくないって言うんなら、ジェゼーモフが責任もって私たちを手伝って!」
「とにかく今から向かっても門前払いは確実よ。勅命書を持ってるのはヴァイスだから私は指を加えて見るだけになるのがオチ。」
リーファはジェゼーモフの言葉にかぶせるように要求をつきつけるも、ジェゼーモフは頑なになったリーファの言葉にまったく取り合うつもりがないらしい。ヌルリンチョとかわされてしまったリーファはガッカリしてしまった。
「じゃあ帝都に帰るってこと?」
「せっかくここまで来たんだからこの際、久しぶりにグレンちゃんガウスちゃんに挨拶しに行こうと思うの。」
「え!あの二人と知り合いなの?」
「そういやどこかでこんな話したわね。まぁそうなのよ。レッドドラゴンキュヴァルベーメと対峙した戦友なの。」
「何ぃー、そんな話知らんぞ!」
心躍る英雄譚に目がないスアレスが鼻息を荒くしている。詳しい話を聞きたくてしょうがないといったスアレスの表情とは対照的にジェゼーモフはしまったという面持ちじゃないか。何か他の話題でゴマかされている気がするけど、ドラゴンと戦った話は私も聞いてみたい。
興味津々の一同の視線が注がれる中、ジェゼーモフは焦っていた。
まぁグレンちゃんはあれで冒険者生命を断たれたようなものだし、他の子たちには話したくないのかもね。しまったわ・・・よく考えもせずにペラペラしゃべっちゃった。気づくべきだったわね、ヤバいヤツよコレ。
「本人たちが話してないんだから、アンタたちが勝手に誰かに話しちゃダメよ。」
「何でだよ、隠すような話でもなくね~?アタシならガンガンしゃべっちゃウギャー!」
何となくしゃしゃり出て来たシンディーに再びジョリジョリデスロックがガッチリ決まっていた。
「ダメなのダメダメ。ダメダメダメダメダメダメ・・・・・」
<ジョリジョリジョリジョリ・・・>
「削られる~助けて~」
「ふぅ、危ない危ない。これで世界の平和はまた一つ守られたってわけ。他に口を滑らす予定のボーイズ・アンド・ガールズは?」
全員そろって首を左右に振る。シンディーはまたしても雪にめり込んでいた。ちなみに決まり手はもちろんはたき込みだ。
魔力は枯渇寸前なのに膂力で他を圧倒するジェゼーモフの底知れなさにリーファも舌を巻いた。
何やらジェゼーモフの口からキーパーソンらしき人物の名前が出てきたようだ。その口ぶりからするに、もしやそのバルサマってヤツがジェゼーモフを派遣した黒幕なのか?
「あらいけない、A級冒険者にして帝都冒険者ギルドマスターのバルナロキスよ。」
「バルナロキス?」
「当代一と言われている冒険者だな。何ともとんでもないビッグネームが出てきたもんだ。」
またも私がジェゼーモフの言葉をオウム返しになぞるとマイクが補足を加える。マイクも何やら知っている様子なのを見ると冒険者の間では有名な感じなのかな。しかしいま重要なことはそいつが敵か味方かってことだよね。
「もしかしなくてもアンタよりヤバいヤツなんだよね?」
「私に言わせれば、強さと優しさを兼ね備えた英雄ってとこかしらね。」
「何で優しいヤツがリアンを誘拐するんだよ。おかしいじゃないか!」
憤るリーファに対してジェゼーモフは自らの頬に手を当てて困り顔を見せる。たしかにリーファの言い分はもっともで反論の余地も無いのだが、バルナロキスの苦悩も知るジェゼーモフは彼の肩を持たずにはいられなかった。
「それが苦しい立場なのよ。バルさまも誘拐には反対なんだけど勅命だから仕方なく」
「冒険者ギルドはどこの国家にも属さない普遍組織のはずなんだよ~。」
普遍組織だろうが何だろうが帝国内にあって皇帝の意志を無視できるわけないじゃろがいっ、このおブス!
「建前はね。国家に属さないことは国家のいかなる影響力をも排除することと同義ではないのよ小小娘。」
「ムッキー!」
怒りに任せてジェゼーモフへ毒針暗器を飛ばしたティナだったが、憎らしいほど余裕のジェゼーモフは人差し指と中指でその毒針をガッチリ止めていた。あれを素手づかみできる化け物がいるわけだが・・・時を戻そう。敢えて驚かない、むしろジェゼーモフはもうそういうことでいい。
「ん~、言っている意味がわからない。」
「まぁ税制上の優遇を受けて・・・ってわからないわよね?ぶっちゃけ帝国に半ば財布のヒモを握られてるってワケ。しょせん普遍組織って言ったってねぇ、こんな具合で陰に陽に影響力は生じるものなの。世俗の強大な国家を相手にすりゃあ相対的自律に甘んじなければならないのが・・・あんまり理解してない顔つきねぇ。」
「うぐぅ~、難しい話はわかりません。」
たしかにグラムスでも冒険者ギルドマスターのグレンはグラムス市の当局と協調してるんだ。私はそこに何の疑問も感じなかったけど、裏では対立していたりするのかなぁ?うー・・・わからん。
リーファは頭を抱えて伏目がちになっている。どうやらサッパリわからなかったようだ。
この際、まどろっこしい政治的な背景をリーファに説明するのは諦めましょう。つまるところ、この子に理解してほしいのはバルナロキスの真意だものね。
「まぁこれは秘密なんだけど、バルさまもアビムリンデの解放に向けた策を用意してたの。」
「何だって!?」
「じゃあ私たちの行動って無駄だったの?」
このジェゼーモフの暴露には全員が驚愕する。というか、そんなことってある?
「でもヴァイスの突出で全て水の泡と消えたわ。セントクーンズで騒動が起こってはもう無理。どう考えたってあの子が挑発に我慢できるわけないもの。」
ジェゼーモフは半ば諦め気味にお手上げのポーズをとる。しかしそんなことで諦められるほどにはリーファも帝国の内情など理解していない。それだけに食い下がらずにはいられなかった。
「そんなの行ってみなきゃわからないじゃん。案外なにも起こらなかったりするんじゃない?」
「ただでさえ日頃から帝都冒険者ギルドと旧都冒険者ギルドの仲が険悪で、さらに軍部からも目をつけられているの。カモがネギ背負って飛び込んできたこのタイミングで彼らが襲いかかって来ない理由なんてある?」
「そんな事情なんて知らないよ。というか、内部で醜くいがみ合う帝国って一体なんなのさ?」
「とにかく私を置き去りにした段階でバルさまのお膳立ては既に崩れ去ったの。アンタたちがアビムリンデを取り戻す線は最後の望みね。」
「何てややこしい。バルナロキスめ、誘拐なんて最初っからやらなきゃよかったのに・・・」
「そういうややこしいのが人の世ってヤツなの。とかく思い通りにならないことばかりで嫌んなっちゃうわよね~。」
やりたくないことでもやらざるを得ない、やるにしても従っているフリをして真逆のことをやらかそうとする・・・。一体どうなってんだ、大人ってヤツは?あ~、どうにもスッキリしなくてイライラする。
「セントクーンズに行かないって話あったよね?もういっそのことジェゼーモフ、リアン救出を手伝ってよ。セントクーンズまで連行します。」
「無理よ」
「何で?」
「言ったでしょ?あそこは敵の一大拠点なの。」
「ヴァイスだっけ?そいつはそこに逃げ込むんだろ?敵の一大拠点なんて言っておいて辻褄が合わないじゃないか。」
意味がサッパリわからないリーファはジェゼーモフの説明を頭の中からまとめて追い出して、自分の要求をつきつけることに決めた。
「入城するだけなら入城できるわよ。だけどそれは私とヴァイスが一緒の」
「じゃあセントクーンズの中に入ろうよ。バルナロキスが誘拐なんてしたくないって言うんなら、ジェゼーモフが責任もって私たちを手伝って!」
「とにかく今から向かっても門前払いは確実よ。勅命書を持ってるのはヴァイスだから私は指を加えて見るだけになるのがオチ。」
リーファはジェゼーモフの言葉にかぶせるように要求をつきつけるも、ジェゼーモフは頑なになったリーファの言葉にまったく取り合うつもりがないらしい。ヌルリンチョとかわされてしまったリーファはガッカリしてしまった。
「じゃあ帝都に帰るってこと?」
「せっかくここまで来たんだからこの際、久しぶりにグレンちゃんガウスちゃんに挨拶しに行こうと思うの。」
「え!あの二人と知り合いなの?」
「そういやどこかでこんな話したわね。まぁそうなのよ。レッドドラゴンキュヴァルベーメと対峙した戦友なの。」
「何ぃー、そんな話知らんぞ!」
心躍る英雄譚に目がないスアレスが鼻息を荒くしている。詳しい話を聞きたくてしょうがないといったスアレスの表情とは対照的にジェゼーモフはしまったという面持ちじゃないか。何か他の話題でゴマかされている気がするけど、ドラゴンと戦った話は私も聞いてみたい。
興味津々の一同の視線が注がれる中、ジェゼーモフは焦っていた。
まぁグレンちゃんはあれで冒険者生命を断たれたようなものだし、他の子たちには話したくないのかもね。しまったわ・・・よく考えもせずにペラペラしゃべっちゃった。気づくべきだったわね、ヤバいヤツよコレ。
「本人たちが話してないんだから、アンタたちが勝手に誰かに話しちゃダメよ。」
「何でだよ、隠すような話でもなくね~?アタシならガンガンしゃべっちゃウギャー!」
何となくしゃしゃり出て来たシンディーに再びジョリジョリデスロックがガッチリ決まっていた。
「ダメなのダメダメ。ダメダメダメダメダメダメ・・・・・」
<ジョリジョリジョリジョリ・・・>
「削られる~助けて~」
「ふぅ、危ない危ない。これで世界の平和はまた一つ守られたってわけ。他に口を滑らす予定のボーイズ・アンド・ガールズは?」
全員そろって首を左右に振る。シンディーはまたしても雪にめり込んでいた。ちなみに決まり手はもちろんはたき込みだ。
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