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実力差
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A級ともなれば分の悪い勝負だ。逃げることもできんか・・・
「おいおい何のマネだ?そんなチンケなナイフ構えちゃってさぁ。もしかして俺と戦おうってのかい、子猫ちゃんよぉ。」
A級冒険者の身分を明かしたにも関わらず、あからさまな戦闘態勢を取ったことにハウンドの自尊心は少なからず傷ついた。ハウンドの目つきが変わる。
「何が目的かは知らんが、ロクでもない目に会わされることは確かなようなのでな。大人しく捕まってやるなどできん。」
「あぁ嫌だねえ、往生際の悪いヤツぁ。大人しくしときゃあ夢見心地に誘ってやろうってのによぉ。」
ハウンドは抱きしめるようなジェスチャーをしてフザケて見せる。それを見たリアンが心底軽蔑した視線で応じた。
「下衆ほど口が回るものだ。」
「おっし、決めた!高慢ちきなエルフ女はさんざん痛めつけてキチッと型にはめてやる。泣いて許しを請うともヤメねえから覚悟しとけや。」
動きを見せたハウンドに向けてリアンが腕を掲げる。
「バリスティックアイシクル」
「はは、当たらねーってよ。」
数十の氷柱が高速で襲いかかるもそこに手応えはなかった。一瞬前まで見ていた姿は幻だとでも言うのか。
「消えただと?」
「ここだよ。」
「くっ、何故だ?」
気づくとハウンドが背後から抱きついていた。リアンの腕にかぶさるように腕を回しているので身動きが取れない。
「はあ~良いニオイ。抱き心地も悪くねーなこりゃーよー。チャチャッとしけこみてーぜ」
ハウンドがリアンの胸の辺りに手を伸ばすと激高したリアンが叫んだ。
「私に触れるな俗物!」
リアンがハウンドの足めがけて思い切り踏み抜こうとすると、それに気づいたハウンドはリアンの拘束を解いて後方に退いた。リアンへの抱きつきに夢中になっていても、スキを見せない辺りはA級の余裕なのかもしれない。
「おぉ怖い怖い。だが怒ってるその顔もそそるぜぇ。ふへへへ」
ハウンドは感触の余韻を愉しむかのように手をわしわしさせると、下卑たニヤつきを見せている。
リアンは胸元の嫌な感触を頭から振り払うと、一息置いてハウンドへ猛然と斬りかかった。
「このっ」
相手の地力が上回る以上、防御に回るのは苦しい。ヤツの用いるトリックを見破るためにも手数で
「さっきからドコ狙ってやがんだぁ。ん~?」
おかしい、さっきから目の前のヤツに触れることすらできない。幻でも見ているのか私は。
「おらよっ!」
「ぐはっ!」
いま正対していたはずにも関わらず、不意に左から飛び蹴りを食らったリアンが大きく吹き飛ばされて地面に倒れ込む。
「良いのもらっちゃったなぁ、くそアマ?それともそんなところに倒れたフリして誘ってんのかよ、あぁ?」
「・・・よくもやってくれたな。」
ヨロヨロと立ち上がったリアンは再びナイフを構える。魔術を使おうと詠唱に入ろうものならハウンドも容赦なく襲いかかって来ることだろう。ひとまずはハウンドを本気にさせないためにも苦手な格闘で立ち回るほかない。
「はぁ・・・まだヤル気かよ?俺の言うこと何でも聞くってんなら今から可愛がってやっても良いんだぜぇ?」
「A級がこの程度とはたかが知れているな。それともお前がランクをごまかしているからか?」
「ちっ!ロクに手も足も出ねーくせによぉ、言ってくれるじゃねーか。お前はとっくに俺の術中にハマってるんだよ。A級冒険者様の無敵能力になぁ!」
戦意を削ぐことに失敗したハウンドは自らの優位を誇示するかのように能力をほのめかす。精神的屈服を引き出すことこそが欲望を満たすために最も重要なことだ。
「何をした?幻でも見せているのか?」
「そんなこと教えるなぁ冒険者として失格だ。誰が言うかよバーカ!」
「そこか!」
「どこ見てんだくそアマ!」
正対しているハウンドが実体である可能性は低い。リアンは視覚情報を無視して左側に斬り込むと、不幸にもそれとは逆方向から再び蹴り飛ばされてしまった。
「かはっ、ゲホッゲホッ!」
「俺が蹴りじゃなく剣を抜いてりゃあ今ので死んでたんだぜ。俺はお前が根負けするまで付き合わされんのかよ?ったく面倒くせー!とっとと諦めちまえ、俺がたーっぷり可愛がってやっからよぉ」
「ゴホッ、はぁ、はぁ」
再び立ち上がったリアンは息を切らしながらも不気味にニヤリと笑った。その様子を見たハウンドが疑問を抱く。
何だコイツ?遅効性の毒が回って正常な知覚能力がどんどん奪われて行ってんだ。もう勝ち目なんざどこにも残ってねーのに。・・・何かあんのか?
「毒だな。」
「毒・・・何の話だ?」
コイツ、気づいたか。
「隠しても無駄だ。しっかりとお前の顔に書いてある。」
「ちっ、わかったからって何だってんだ!毒は毒だが俺の能力による毒さ。俺以外に解毒できるヤツなんざいないんだぜ?その気になりゃ即座にお前を殺すことだってできるんだ。俺との立ち話に応じた時点で毒を吸い込んだお前の負けは確定してんだよマヌケ!」
ハウンドの撒き散らす毒は非常にコントロールが難しく、濃度を正確にはコントロールできない。リアンを生け捕りにするためにも濃度を薄くして時間をかけていた。リアンの足腰が立たなくなった時が丁度良い頃合いだ。そして無慈悲にもその時は迫っている。
毒をコントロールすることで死に至らしめることなく身体能力を低下させているのか?言われてみればたしかに私の知覚や動作に支障が生じている。だが・・・
「この程度で勝った気になられては困るな。」
「強がりを言ってられんなぁ今の内だ。あともう少しでテメェは動けなくなる。そうなりゃあお前も晴れて俺のオモチャよ。散々イラつかせてくれたんだ、使い込んでやるぜぇ」
「お前の能力による毒だと言うならば、お前を消し去ることで毒も消えよう。」
「その残り少ない時間でどうやって俺を倒すんだ?おら、時間ねーぞ。かかって来いや。今の内に上下関係ってやつをわからせてやらぁ!」
「時間内には何とでもなる。」
「うおっ・・・ってな。」
正面から側面に回り込んだハウンドだったが、リアンのナイフが狙いを済ましたかのように襲いかかった。間一髪それをかわしたハウンドは冷や汗とともに後退して距離を取る。
あっぶねー!コイツ、いま俺の首めがけて斬りつけて来やがった。そんな馬鹿な、いくらなんでもそろそろ動けなくなってもいい頃合だってのによぉ。実は効いてないなんてこたぁ・・・いや、まぐれに決まってる。
「どうした?聞くに堪えない世迷い言がすっかり聞こえなくなったぞ。」
今頃は恐怖に凝り固まった表情を見せるべきエルフはまたしても不敵な笑みを浮かべているではないか。ハウンドはエルフを威圧するために剣に手をかけた。とびきりの美人を相手に少し手加減が過ぎたかもしれない。
「ハッタリを。お前は恐怖を紛らわせるために当てずっぽうでナイフを振り回してるだけだ。これだけナメたマネしてくれたからにゃあベッドの上で・・・アレ?」
<ミキミキ>
ハウンドの足下で妙なキシミが聞こえた。何故かはわからないが、ハウンドの脳がその場を一歩も動くなと警鐘を鳴らしている。それに従うかのようにハウンドもピタリと止まった。すると目の前のエルフがつぶやいた。
「ようやく根が張ったようだな。」
「根?・・・根と言ったのか?」
「そうとも、根だ。」
「何を言っている?」
「そうか、お前には見えていないのだったな。」
どうにも的を射ないことを口走るエルフにハウンドの忍耐も限界を超えた。
「何がだっ!」
「お前の靴を貫いて地下に伸びているのだよ。」
「何が・・・って、まさか・・・」
「そう、根だ。」
「嘘だ・・・そんなことあってたまるか!」
「嘘?嘘だと言うなら動いて見ると良い。」
「あぁ、見てろ。そんなこと造作もない。やってやる!」
眼の前のエルフは腕組みしながら眺めている。だがハウンドがどれだけ動こうとしても一向に足が上がらない。頭では足を動かしているつもりだが、動くのに必要な筋肉は何一つ動いていなかった。ただ一歩踏み出せば済む話にも関わらず、何が起きているのか理解ができない。
「くそっ!どうしてだ?身体が動こうとしない。というよりも・・・動きたくない・・・だと?」
俺の意志に反して両足はビクともしない。思考ってよりも・・・もっと本能的な部分で動けねーってのが近い。どうしちまったんだ!
「どうした、動かないのか?」
「う、動けんのだっ!」
「ふふっ、動けなくなったのはお前のようだな。」
「俺に何をした!」
「おいおい何のマネだ?そんなチンケなナイフ構えちゃってさぁ。もしかして俺と戦おうってのかい、子猫ちゃんよぉ。」
A級冒険者の身分を明かしたにも関わらず、あからさまな戦闘態勢を取ったことにハウンドの自尊心は少なからず傷ついた。ハウンドの目つきが変わる。
「何が目的かは知らんが、ロクでもない目に会わされることは確かなようなのでな。大人しく捕まってやるなどできん。」
「あぁ嫌だねえ、往生際の悪いヤツぁ。大人しくしときゃあ夢見心地に誘ってやろうってのによぉ。」
ハウンドは抱きしめるようなジェスチャーをしてフザケて見せる。それを見たリアンが心底軽蔑した視線で応じた。
「下衆ほど口が回るものだ。」
「おっし、決めた!高慢ちきなエルフ女はさんざん痛めつけてキチッと型にはめてやる。泣いて許しを請うともヤメねえから覚悟しとけや。」
動きを見せたハウンドに向けてリアンが腕を掲げる。
「バリスティックアイシクル」
「はは、当たらねーってよ。」
数十の氷柱が高速で襲いかかるもそこに手応えはなかった。一瞬前まで見ていた姿は幻だとでも言うのか。
「消えただと?」
「ここだよ。」
「くっ、何故だ?」
気づくとハウンドが背後から抱きついていた。リアンの腕にかぶさるように腕を回しているので身動きが取れない。
「はあ~良いニオイ。抱き心地も悪くねーなこりゃーよー。チャチャッとしけこみてーぜ」
ハウンドがリアンの胸の辺りに手を伸ばすと激高したリアンが叫んだ。
「私に触れるな俗物!」
リアンがハウンドの足めがけて思い切り踏み抜こうとすると、それに気づいたハウンドはリアンの拘束を解いて後方に退いた。リアンへの抱きつきに夢中になっていても、スキを見せない辺りはA級の余裕なのかもしれない。
「おぉ怖い怖い。だが怒ってるその顔もそそるぜぇ。ふへへへ」
ハウンドは感触の余韻を愉しむかのように手をわしわしさせると、下卑たニヤつきを見せている。
リアンは胸元の嫌な感触を頭から振り払うと、一息置いてハウンドへ猛然と斬りかかった。
「このっ」
相手の地力が上回る以上、防御に回るのは苦しい。ヤツの用いるトリックを見破るためにも手数で
「さっきからドコ狙ってやがんだぁ。ん~?」
おかしい、さっきから目の前のヤツに触れることすらできない。幻でも見ているのか私は。
「おらよっ!」
「ぐはっ!」
いま正対していたはずにも関わらず、不意に左から飛び蹴りを食らったリアンが大きく吹き飛ばされて地面に倒れ込む。
「良いのもらっちゃったなぁ、くそアマ?それともそんなところに倒れたフリして誘ってんのかよ、あぁ?」
「・・・よくもやってくれたな。」
ヨロヨロと立ち上がったリアンは再びナイフを構える。魔術を使おうと詠唱に入ろうものならハウンドも容赦なく襲いかかって来ることだろう。ひとまずはハウンドを本気にさせないためにも苦手な格闘で立ち回るほかない。
「はぁ・・・まだヤル気かよ?俺の言うこと何でも聞くってんなら今から可愛がってやっても良いんだぜぇ?」
「A級がこの程度とはたかが知れているな。それともお前がランクをごまかしているからか?」
「ちっ!ロクに手も足も出ねーくせによぉ、言ってくれるじゃねーか。お前はとっくに俺の術中にハマってるんだよ。A級冒険者様の無敵能力になぁ!」
戦意を削ぐことに失敗したハウンドは自らの優位を誇示するかのように能力をほのめかす。精神的屈服を引き出すことこそが欲望を満たすために最も重要なことだ。
「何をした?幻でも見せているのか?」
「そんなこと教えるなぁ冒険者として失格だ。誰が言うかよバーカ!」
「そこか!」
「どこ見てんだくそアマ!」
正対しているハウンドが実体である可能性は低い。リアンは視覚情報を無視して左側に斬り込むと、不幸にもそれとは逆方向から再び蹴り飛ばされてしまった。
「かはっ、ゲホッゲホッ!」
「俺が蹴りじゃなく剣を抜いてりゃあ今ので死んでたんだぜ。俺はお前が根負けするまで付き合わされんのかよ?ったく面倒くせー!とっとと諦めちまえ、俺がたーっぷり可愛がってやっからよぉ」
「ゴホッ、はぁ、はぁ」
再び立ち上がったリアンは息を切らしながらも不気味にニヤリと笑った。その様子を見たハウンドが疑問を抱く。
何だコイツ?遅効性の毒が回って正常な知覚能力がどんどん奪われて行ってんだ。もう勝ち目なんざどこにも残ってねーのに。・・・何かあんのか?
「毒だな。」
「毒・・・何の話だ?」
コイツ、気づいたか。
「隠しても無駄だ。しっかりとお前の顔に書いてある。」
「ちっ、わかったからって何だってんだ!毒は毒だが俺の能力による毒さ。俺以外に解毒できるヤツなんざいないんだぜ?その気になりゃ即座にお前を殺すことだってできるんだ。俺との立ち話に応じた時点で毒を吸い込んだお前の負けは確定してんだよマヌケ!」
ハウンドの撒き散らす毒は非常にコントロールが難しく、濃度を正確にはコントロールできない。リアンを生け捕りにするためにも濃度を薄くして時間をかけていた。リアンの足腰が立たなくなった時が丁度良い頃合いだ。そして無慈悲にもその時は迫っている。
毒をコントロールすることで死に至らしめることなく身体能力を低下させているのか?言われてみればたしかに私の知覚や動作に支障が生じている。だが・・・
「この程度で勝った気になられては困るな。」
「強がりを言ってられんなぁ今の内だ。あともう少しでテメェは動けなくなる。そうなりゃあお前も晴れて俺のオモチャよ。散々イラつかせてくれたんだ、使い込んでやるぜぇ」
「お前の能力による毒だと言うならば、お前を消し去ることで毒も消えよう。」
「その残り少ない時間でどうやって俺を倒すんだ?おら、時間ねーぞ。かかって来いや。今の内に上下関係ってやつをわからせてやらぁ!」
「時間内には何とでもなる。」
「うおっ・・・ってな。」
正面から側面に回り込んだハウンドだったが、リアンのナイフが狙いを済ましたかのように襲いかかった。間一髪それをかわしたハウンドは冷や汗とともに後退して距離を取る。
あっぶねー!コイツ、いま俺の首めがけて斬りつけて来やがった。そんな馬鹿な、いくらなんでもそろそろ動けなくなってもいい頃合だってのによぉ。実は効いてないなんてこたぁ・・・いや、まぐれに決まってる。
「どうした?聞くに堪えない世迷い言がすっかり聞こえなくなったぞ。」
今頃は恐怖に凝り固まった表情を見せるべきエルフはまたしても不敵な笑みを浮かべているではないか。ハウンドはエルフを威圧するために剣に手をかけた。とびきりの美人を相手に少し手加減が過ぎたかもしれない。
「ハッタリを。お前は恐怖を紛らわせるために当てずっぽうでナイフを振り回してるだけだ。これだけナメたマネしてくれたからにゃあベッドの上で・・・アレ?」
<ミキミキ>
ハウンドの足下で妙なキシミが聞こえた。何故かはわからないが、ハウンドの脳がその場を一歩も動くなと警鐘を鳴らしている。それに従うかのようにハウンドもピタリと止まった。すると目の前のエルフがつぶやいた。
「ようやく根が張ったようだな。」
「根?・・・根と言ったのか?」
「そうとも、根だ。」
「何を言っている?」
「そうか、お前には見えていないのだったな。」
どうにも的を射ないことを口走るエルフにハウンドの忍耐も限界を超えた。
「何がだっ!」
「お前の靴を貫いて地下に伸びているのだよ。」
「何が・・・って、まさか・・・」
「そう、根だ。」
「嘘だ・・・そんなことあってたまるか!」
「嘘?嘘だと言うなら動いて見ると良い。」
「あぁ、見てろ。そんなこと造作もない。やってやる!」
眼の前のエルフは腕組みしながら眺めている。だがハウンドがどれだけ動こうとしても一向に足が上がらない。頭では足を動かしているつもりだが、動くのに必要な筋肉は何一つ動いていなかった。ただ一歩踏み出せば済む話にも関わらず、何が起きているのか理解ができない。
「くそっ!どうしてだ?身体が動こうとしない。というよりも・・・動きたくない・・・だと?」
俺の意志に反して両足はビクともしない。思考ってよりも・・・もっと本能的な部分で動けねーってのが近い。どうしちまったんだ!
「どうした、動かないのか?」
「う、動けんのだっ!」
「ふふっ、動けなくなったのはお前のようだな。」
「俺に何をした!」
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