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子猫のレジサイド
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ロミアに話つないでもろとる間に何かアルフォンスをヘコます条件をひねり出したるからなぁ!その面にべっとり貼り付いた余裕の微笑みをウチが今度こそ引き剥がしたるわ。
「ん~、じゃ~あ~・・・私たちに拒否権をください。」
マリンが意気込んで考え始めたのに対して、見た目とは裏腹に即断即決の女であるロミアが一切の躊躇なく相手側に要望を伝える。そのことに気づいたマリンの尻尾の毛が爆発的に逆立った。
「ちょっ、ロミア!?」
「・・・ロミアさん、私から質問しても宜しいですか?」
「えぇ、どうぞ。」
「拒否権とおっしゃいましたが・・・何についての拒否権なのでしょうか?」
「王様の命令に関する拒否権です。」
ロミアの曖昧模糊とした拒否権・・・その内容を限定することを意図したアルフォンスの問いに対して、何とロミアは封建制の根幹に関わる要求を突きつける。
ロミア本人にその意識があるか否かは不明なものの、その発言は実質的にアジェンダを左右する権限はブラド=センダルタ家には無いという宣言に等しいものだ。
発言の意味する内容を過たず汲み取ったアルフォンスの家臣団が色めき立つ。
「そんな馬鹿な!畏れ多くも国王陛下のご命じになられたことを臣民ごときが拒否するだと?ふざけるのも大概に」
「ロダール!」
「出過ぎた真似をいたしました。」
騒然となる家臣団を掣肘したアルフォンスがにこやかにロミアに向き直る。
一方のグラムスでは、先ほどからチェンバレンを介して会談の成り行きを見守っていたニコがうなるように口を開いた。
「なるほど・・・私は貴族が持っている不輸不入権を考えていましたが」
「どういうことだニコ?」
「国王がやりたいことに関して私たちが同意しなければ必ず実現を阻まれるということなのです。」
「それって・・・私たちの前では自由に王様として振る舞えないってこと?」
「マジ?ロミアのやつ・・・そんなことを一瞬で思いついたってのか!」
「思いついたって王様を前にしてそんなこと言う度胸なんて無いわ・・・」
「国王にとって見れば租税回避や所領の不干渉なんかよりもはるかに厄介な代物なのですよ。チェンバレン、ロミアの言っている「私たち」という表現は「マルトリス同盟」と明示させるのです。グラムス戦時執行部、オーギュスト=ケストン、トマソン=ボーネランド、ニコ=ボーシャの名において絶対に譲歩してはならないとカーネルに伝えるのですよ。」
「かしこまりました、ニコさま。」
アルフォンスの雰囲気とは裏腹にセバルの大会議場は張り詰めた空気が流れていた。重々しい沈黙を破るがごとく、アルフォンスが口を開く。
「ははは、これは手厳しい。私と同じくロミアさんは商売をされているだけあって、交渉がお上手だ。実に基本に忠実、では課税も司直による介入も」
「いいえ、私たちマルトリス同盟が王様の下す命令を拒否する権利が欲しいんです。課税や司直の介入拒否も拒否権に最初から含まれています。」
アルフォンスの言葉をさえぎるようにロミアが口を挟んだ。拒否権を封建制の内部に取り込める形で矮小化しようとするアルフォンスの含みをバッサリと断ち切って見せる。一歩たりとも譲歩するつもりは無いらしい。
終始互いの調子は穏やかながら、相手を貫かんとする言葉を交わし合っていることにマリンも思わず息を飲んだ。
「・・・マルトリス同盟ですか。まるで同盟を代弁するかのような口ぶりですが、あなたが代表権を持っているわけではありませんよね?」
「グラムス戦時執行部のオーギュスト=ケストン、トマソン=ボーネランド、ニコ=ボーシャからの裁可は得られます。そのような話は聞いていないと彼らが言うことは無いでしょう。」
表情には出さないもののロミアの言葉にアルフォンスは面食らった。ロミアの立場を覆してやろうと放った言葉だったが、市井の小娘に事も無げに叩き潰されたのだから無理もない。
アルフォンスは流れが断絶することも構うことなく、立ち止まった。
グラムスの実質的支配者モーゼルトのいない今ならば市長のケストン、娘婿のボーネランドは妥当。だがフーバーでもナドルオスでもなく、ニコ=ボーシャ?二十三人会にニコなんて名は無かったはずだ・・・ここでデタラメを言う意味などあるまい。
認めよう・・・私は抜かったのだ。この頭の回る小娘をどう丸め込んだものか?
「どや王さん?王家の名とやらに恥じんようこの条件、即刻飲んだらんかいっ!」
この微笑みマスクに余計な時間与えても良いことあらへん。こっからは一方通行じゃ、逃げ道なんぞあると思うなや!
だがマリンの気迫をいなすかのようにアルフォンスは穏やかな表情を崩すことはない。まるで自分が交渉を取り仕切るかのように現在の状況を練り込んで来る。
「グラムスは目下のところ西方審問騎士団と交戦しておりましょう?仮にここで拒否権を獲得してみたとて、グラムスが跡形も無くなったのでは意味をなさないと思いませんか?」
「あん?・・・それは」
さすがにマリンもグラムスの状況を詳しく理解していないために目が泳ぐ。相手の視線をあちこちに振り向けて焦点をぼかすあたりは詐欺的なやり口と言わざるを得ないが、アルフォンスもどんな汚い手を使ってでも引くつもりは無かった。
「どうでしょう?ここは役立つか不明な拒否権などよりも、セバルにいる我が軍にグラムスの救援を打診するのが最善の選択肢ではないかと。」
あちらの状況はまだ混沌としていることに変わりない。だとすればまだバーゲニングで譲歩を搾り取ることなど容易いというものだ。
「くっ・・・」
口ではウチらの要望を飲む、二言は無いとか言うといてコレか。さも「私の提案はあなた方の為を思って」みたいなこと言いよってからに・・・。ああ言えばこう言うやっちゃで、トンだ王さんやなホンマ。
ただウチらのグラムスも苦しい状況であることに変わりはないっちゅうことは確かや。王さんの言うことも即座に蹴っ飛ばすわけにもいかんか?
「互いに手を携えてこの国土の未来を築いて行くためにも、まずは滅亡を回避することが先決だと思いますが・・・いかがです?」
「いいえ、グラムスの戦闘はそろそろ決着がつく段階です。」
ロミアの言葉を聞いた家臣団から嘲笑が聞こえて来る。グラムスだけで西方審問騎士団を撃退できるものかと言わんばかりだ。
「さっきから何なんやオッサンら?ロミアの言うことに何かおもろいことでもあったんか!おぅ、そこのゴツいヒゲ。何や言いたいことあんならハッキリ言うてみぃや!」
「我々すらまだ入手していない情報をどうしてそこのお嬢さんが知っているのでしょうな?幼児でももう少しマシなウソをつきましょうや?」
「はっはっは、まったくそのとおりですなぁ。」
鼻につくあざけりを受けてマリンが怒りに身を震わせた。
「くっ・・・このボケェ」
「いいの、マリン。」
「せやかて」
「ありがとう、まかせて。」
くくく、小娘どもめ。そうやって互いに傷をなめ合っておれば良いのだ。二度と我らに楯突く気がおきぬよう、愚民どもをここで徹底的に叩いておく。
「さて?どうやってそんな情報を手に入れたのですかな?」
「とにかく、マルトリス同盟の主張は拒否権に尽きます。あなた方こそ、それほどに見下す下々の人間ごときに協力を要求するなんてオカシくないですか?」
「むっ!わ・・・我らは別に」
「たかだか4千人程度で数万人規模の帝国軍を相手にどうやって戦うおつもりなんでしょう?」
ロミアの一言で明らかに見下していた家臣団の顔色が一斉に変わる。ほぼ正確な数を言い当てて、目下の懸念まで見透かされてしまったのだ。
それもそのはず、窮地に立っているのは何もグラムスだけではない。マルトハイド王国センダルタ伯爵家が破産寸前になるまで総力をあげてかき集めても4千。あとは敵地である帝国内部にて不満分子を糾合していくほかないのだ。
「何故にお前が我が軍の数を把握しておるのだ!」
「くっ!この小娘」
やれやれ・・・家臣団にまかせては見たものの、こちらの弱点を突かれてはおしまいだ。力づくで従わせるなど到底ムリなことも先刻承知。となれば・・・
「ふぅ・・・もう良いでしょう。やろうと思えば真偽が判明するまで待つこともできますが、正直なところ我々に残された時間は少ない。」
「陛下!何故そのような」
「相手の足下を見たところで、同じくこちらも足下を見られてしまってはもはや妥結など不可能に等しい。ロミアさん・・・いや、マルトリス同盟シャルトリュー代表。復興した暁にはアンダシルヴァ王国内にてマルトリス同盟の拒否権は保証いたします。もちろん正式な文書としてここで明確に取り交わしましょう。帝国軍を迎え撃つためにも同盟の管理下にあるセンダルタ城の無血開城や兵站支援など協力をいただけないだろうか?」
「ん~、じゃ~あ~・・・私たちに拒否権をください。」
マリンが意気込んで考え始めたのに対して、見た目とは裏腹に即断即決の女であるロミアが一切の躊躇なく相手側に要望を伝える。そのことに気づいたマリンの尻尾の毛が爆発的に逆立った。
「ちょっ、ロミア!?」
「・・・ロミアさん、私から質問しても宜しいですか?」
「えぇ、どうぞ。」
「拒否権とおっしゃいましたが・・・何についての拒否権なのでしょうか?」
「王様の命令に関する拒否権です。」
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ロミア本人にその意識があるか否かは不明なものの、その発言は実質的にアジェンダを左右する権限はブラド=センダルタ家には無いという宣言に等しいものだ。
発言の意味する内容を過たず汲み取ったアルフォンスの家臣団が色めき立つ。
「そんな馬鹿な!畏れ多くも国王陛下のご命じになられたことを臣民ごときが拒否するだと?ふざけるのも大概に」
「ロダール!」
「出過ぎた真似をいたしました。」
騒然となる家臣団を掣肘したアルフォンスがにこやかにロミアに向き直る。
一方のグラムスでは、先ほどからチェンバレンを介して会談の成り行きを見守っていたニコがうなるように口を開いた。
「なるほど・・・私は貴族が持っている不輸不入権を考えていましたが」
「どういうことだニコ?」
「国王がやりたいことに関して私たちが同意しなければ必ず実現を阻まれるということなのです。」
「それって・・・私たちの前では自由に王様として振る舞えないってこと?」
「マジ?ロミアのやつ・・・そんなことを一瞬で思いついたってのか!」
「思いついたって王様を前にしてそんなこと言う度胸なんて無いわ・・・」
「国王にとって見れば租税回避や所領の不干渉なんかよりもはるかに厄介な代物なのですよ。チェンバレン、ロミアの言っている「私たち」という表現は「マルトリス同盟」と明示させるのです。グラムス戦時執行部、オーギュスト=ケストン、トマソン=ボーネランド、ニコ=ボーシャの名において絶対に譲歩してはならないとカーネルに伝えるのですよ。」
「かしこまりました、ニコさま。」
アルフォンスの雰囲気とは裏腹にセバルの大会議場は張り詰めた空気が流れていた。重々しい沈黙を破るがごとく、アルフォンスが口を開く。
「ははは、これは手厳しい。私と同じくロミアさんは商売をされているだけあって、交渉がお上手だ。実に基本に忠実、では課税も司直による介入も」
「いいえ、私たちマルトリス同盟が王様の下す命令を拒否する権利が欲しいんです。課税や司直の介入拒否も拒否権に最初から含まれています。」
アルフォンスの言葉をさえぎるようにロミアが口を挟んだ。拒否権を封建制の内部に取り込める形で矮小化しようとするアルフォンスの含みをバッサリと断ち切って見せる。一歩たりとも譲歩するつもりは無いらしい。
終始互いの調子は穏やかながら、相手を貫かんとする言葉を交わし合っていることにマリンも思わず息を飲んだ。
「・・・マルトリス同盟ですか。まるで同盟を代弁するかのような口ぶりですが、あなたが代表権を持っているわけではありませんよね?」
「グラムス戦時執行部のオーギュスト=ケストン、トマソン=ボーネランド、ニコ=ボーシャからの裁可は得られます。そのような話は聞いていないと彼らが言うことは無いでしょう。」
表情には出さないもののロミアの言葉にアルフォンスは面食らった。ロミアの立場を覆してやろうと放った言葉だったが、市井の小娘に事も無げに叩き潰されたのだから無理もない。
アルフォンスは流れが断絶することも構うことなく、立ち止まった。
グラムスの実質的支配者モーゼルトのいない今ならば市長のケストン、娘婿のボーネランドは妥当。だがフーバーでもナドルオスでもなく、ニコ=ボーシャ?二十三人会にニコなんて名は無かったはずだ・・・ここでデタラメを言う意味などあるまい。
認めよう・・・私は抜かったのだ。この頭の回る小娘をどう丸め込んだものか?
「どや王さん?王家の名とやらに恥じんようこの条件、即刻飲んだらんかいっ!」
この微笑みマスクに余計な時間与えても良いことあらへん。こっからは一方通行じゃ、逃げ道なんぞあると思うなや!
だがマリンの気迫をいなすかのようにアルフォンスは穏やかな表情を崩すことはない。まるで自分が交渉を取り仕切るかのように現在の状況を練り込んで来る。
「グラムスは目下のところ西方審問騎士団と交戦しておりましょう?仮にここで拒否権を獲得してみたとて、グラムスが跡形も無くなったのでは意味をなさないと思いませんか?」
「あん?・・・それは」
さすがにマリンもグラムスの状況を詳しく理解していないために目が泳ぐ。相手の視線をあちこちに振り向けて焦点をぼかすあたりは詐欺的なやり口と言わざるを得ないが、アルフォンスもどんな汚い手を使ってでも引くつもりは無かった。
「どうでしょう?ここは役立つか不明な拒否権などよりも、セバルにいる我が軍にグラムスの救援を打診するのが最善の選択肢ではないかと。」
あちらの状況はまだ混沌としていることに変わりない。だとすればまだバーゲニングで譲歩を搾り取ることなど容易いというものだ。
「くっ・・・」
口ではウチらの要望を飲む、二言は無いとか言うといてコレか。さも「私の提案はあなた方の為を思って」みたいなこと言いよってからに・・・。ああ言えばこう言うやっちゃで、トンだ王さんやなホンマ。
ただウチらのグラムスも苦しい状況であることに変わりはないっちゅうことは確かや。王さんの言うことも即座に蹴っ飛ばすわけにもいかんか?
「互いに手を携えてこの国土の未来を築いて行くためにも、まずは滅亡を回避することが先決だと思いますが・・・いかがです?」
「いいえ、グラムスの戦闘はそろそろ決着がつく段階です。」
ロミアの言葉を聞いた家臣団から嘲笑が聞こえて来る。グラムスだけで西方審問騎士団を撃退できるものかと言わんばかりだ。
「さっきから何なんやオッサンら?ロミアの言うことに何かおもろいことでもあったんか!おぅ、そこのゴツいヒゲ。何や言いたいことあんならハッキリ言うてみぃや!」
「我々すらまだ入手していない情報をどうしてそこのお嬢さんが知っているのでしょうな?幼児でももう少しマシなウソをつきましょうや?」
「はっはっは、まったくそのとおりですなぁ。」
鼻につくあざけりを受けてマリンが怒りに身を震わせた。
「くっ・・・このボケェ」
「いいの、マリン。」
「せやかて」
「ありがとう、まかせて。」
くくく、小娘どもめ。そうやって互いに傷をなめ合っておれば良いのだ。二度と我らに楯突く気がおきぬよう、愚民どもをここで徹底的に叩いておく。
「さて?どうやってそんな情報を手に入れたのですかな?」
「とにかく、マルトリス同盟の主張は拒否権に尽きます。あなた方こそ、それほどに見下す下々の人間ごときに協力を要求するなんてオカシくないですか?」
「むっ!わ・・・我らは別に」
「たかだか4千人程度で数万人規模の帝国軍を相手にどうやって戦うおつもりなんでしょう?」
ロミアの一言で明らかに見下していた家臣団の顔色が一斉に変わる。ほぼ正確な数を言い当てて、目下の懸念まで見透かされてしまったのだ。
それもそのはず、窮地に立っているのは何もグラムスだけではない。マルトハイド王国センダルタ伯爵家が破産寸前になるまで総力をあげてかき集めても4千。あとは敵地である帝国内部にて不満分子を糾合していくほかないのだ。
「何故にお前が我が軍の数を把握しておるのだ!」
「くっ!この小娘」
やれやれ・・・家臣団にまかせては見たものの、こちらの弱点を突かれてはおしまいだ。力づくで従わせるなど到底ムリなことも先刻承知。となれば・・・
「ふぅ・・・もう良いでしょう。やろうと思えば真偽が判明するまで待つこともできますが、正直なところ我々に残された時間は少ない。」
「陛下!何故そのような」
「相手の足下を見たところで、同じくこちらも足下を見られてしまってはもはや妥結など不可能に等しい。ロミアさん・・・いや、マルトリス同盟シャルトリュー代表。復興した暁にはアンダシルヴァ王国内にてマルトリス同盟の拒否権は保証いたします。もちろん正式な文書としてここで明確に取り交わしましょう。帝国軍を迎え撃つためにも同盟の管理下にあるセンダルタ城の無血開城や兵站支援など協力をいただけないだろうか?」
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