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拘引
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<ガシャーン!・・・パリンッ!>
例のごとく客で混雑し始めたヌイユ・エトランゼに似つかわしくない音が響き渡る。テーブルや椅子ごとひっくり返された男がゆっくりと立ち上がった。
「チクショー!いきなり何しやがんだ!ぶふっ!」
<ガシャーン・・・バリバリ!>
「キャアー!」
口ごたえした男が数人の兵士に袋叩きに合う間にも、周りの兵士によって他のテーブルへ次々と狼藉が波及して行く。
「これは一体・・・おい!何だお前ら?やめろ!」
騒然とした店内では客にけが人まで出ている。店員たちも恐怖のあまり頭を抱えて震えているばかりだ。血相を変えて飛び出して来たエルマが叫ぶと、指揮官らしき男が隣の副官に目配せする。
「突撃隊!やめっ!」
「ひでぇ、何てことしやがるっ!」
「ここにリーファ=クルーンという女がいるそうだな?そいつを出せ。」
「あぁ?こんな事しでかしといて聞き入れてもらえるとでも思ってるのか?」
「チッ・・・」
指揮官らしき男は舌打ちすると、面倒くさそうにアゴで突撃隊に継続を指示した。無慈悲にも兵士たちがエルマに近づいて行く。すると兵士たちの前に一人の少女が立ちはだかった。
「待て!」
「何だ小娘、お前が犬耳の身代わりにでもなるというのか?」
「私がリーファだ。」
「何?そうか、お前が・・・」
こんな小娘とは意外だが・・・なるほど。我らを前にして怯まぬあたり、アレと遭遇して生き残るに足る資質を持っておるのかもなぁ。今回も当たりの可能性は高いと見た。
「私に何か用か?」
「なぁに、大した話じゃあない。お前の心がけ次第ではすぐに終わるというものだ。」
「来いっ!」
兵士の一人が乱暴に腕をつかもうとするのをリーファはひらりと回避する。ところどころハニービー=ディフェンダーの手も借りたものの、リーファとてダンジョンの乱戦をくぐり抜けた冒険者だ。たかが兵士一人に遅れを取るようなことはない。すかさず兵士を睨めつけて叫ぶ。
「汚い手で私に触れるな!」
「おのれ、抵抗するか!」
「ついて行ってやる、どこへでも連れて行くがいい!だがお前らもとっととこの店から出ていけ。」
「ほう・・・良いだろう、ではついて来い。帰るぞ。」
「はっ!・・・撤収!」
「このクソガキめ。これから二度とそんな口聞けないようにしてやるから覚悟しておけよ。」
指揮官の男が出口へ向けて歩みを進めると他の兵士たちも店を出始めた。連行されて行くリーファにエルマが駆け寄る。
「リーファ!」
「大丈夫だよエルマ!何かあったらクーリアを頼ってね。」
「どけっ、邪魔だ犬っコロ!」
「うわぁっ!」
「エルマっ!」
兵士に突き飛ばされたエルマが床に尻もちをつく。どうやらエルマに大したケガは無さそうなことに安堵しながらも、リーファのはらわたは煮えくり返っていた。
「次にうちの娘たちに手を上げて見ろ・・・お前ら一人残らず皆殺しにしてやる。」
「生殺与奪は遍く教皇聖下の権威を淵源とする。聖下の権威に与らぬ下郎ごときがさえずるな。」
「クーリア?誰なんだその人?おーい、リーファー?・・・行っちまった」
店内にいた客は既に逃げ出し、モノが散乱した店内では少女たちが肩を寄せ合って途方に暮れている。なおも店の外では数人の兵士の姿が見えた。どうもヌイユ・エトランゼに小規模ながら監視体制が布かれたようだ。
「どうしようエルマ、リーファが連れて行かれちゃったよぅ。」
「冒険者ギルドにお願いして助けてもらおうよエルマ。」
「ミーア、あれは恐らくどこかの軍隊だ。何で軍隊が市内にいるのかわからないが、そうなると言うまでもなくギルドは手を出せない。だからリーファは私にギルドではなくクーリアを頼れって言ったんだろう。でもクーリアがどこの誰なんだかサッパリわからん。アンタたちで知ってる人はいる?」
「この中でクーリアって誰だか知ってる人ー!挙手っ!」
シエナが問いかけると皆互いに顔を合わせる。しばらく待っても誰も手を挙げたりなどしなかった。
「え?知らない。」
「誰も知らないじゃないか・・・お手上げだぁっ!も~リーファ~」
頭を抱えたエルマがワケもわからず唸りだす後ろで何やら音が鳴った。
<ポンッ!>
「わぁっ!エルマ、後ろ後ろ」
「へっ?・・・うわぁ!妖精だぁ!」
「この姿ではお初にお目にかかりますお嬢様方。私めがクーリアにございます。」
突如ポップした言葉を話す妖精に一同が歓喜する。
「うわぁ、可愛い!この娘ってば何食べるのかしら?」
「クーリアたんはオレの嫁選手権で見事勝ち抜き、晴れてこの私ことミーアちゃんの嫁になることが決定しましたがそれについて一言」
「アンタたち邪魔。ねぇクーリア、私たちとどこかで会ったことあるの?ちなみに私はエルマよ。」
「えぇ、毎日お嬢様方から言葉をいただいております。もちろんお名前も全て存じ上げておりますよ。」
「え?どういうことなの。」
「私がパントリーからモノを出し入れしておりますれば」
「えぇっ!考えても分からないし聞いたところでリーファも教えてくれないから放置してたけど、アレってクーリアがやってくれてたの?」
「はい。」
人懐っこくニッコリと微笑むクーリアを見て嬉しくなったメリエルが夢中になって話しかける。
「なーんだー、私たちと同じ厨房スタッフじゃーん!クーちゃんでいい?」
「私のことはいかようにもお呼びください、メリエルさま。」
「あはは、クーちゃん固いよぉ?私はメリエルでいいよぉー、さまはいらないって。」
エルマはクーリアにかぶりつきを決め込むメリエルの頭をわしづかみにして無理矢理引き離す。
「うわぁんっ!クーちゃんから遠ざけられたンゴ・・・」
「話が進まないからそういうのは後!リーファからクーリアを頼れって言われてるんだけど、何か聞いてる?」
「はい、我が主リーファさまからしかと仰せつかっておりますのでご安心くださいエルマさま。大事なお嬢様方には指一本触れさせません。」
「あれだ、リーファがいつの間にか相手をブチのめすやつ?あれやってたのってクーリアだったんだ?」
「敵を打ち倒すのは私ではございませんが、ほぼお察しの通りです。」
自衛手段を残してくれたのは何とも心強い限りだ。でもリーファもマルティナもいないのはキツい。私が何とかするっきゃないんだろうけど・・・いや、やってやる。
まずは何よりも人からだ。ニコは当局の要請で連れて行かれたからひとまず大丈夫だろう。ロミアとマリンはセバルに食材の調達に行ってる、他は全員無事だよな・・・ん?
あの狐とチビッ子はどこ行ったんだ?こんな時に姿が見えないのは厄介だぞ。
「おい、シンディーとティナはいないのか?」
「ご安心くださいエルマさま。お二人はリーファさまと示し合わせて別に動いておられます。」
「何だって?」
もしかしてリーファのやつ、この事態を予想していたのか?
例のごとく客で混雑し始めたヌイユ・エトランゼに似つかわしくない音が響き渡る。テーブルや椅子ごとひっくり返された男がゆっくりと立ち上がった。
「チクショー!いきなり何しやがんだ!ぶふっ!」
<ガシャーン・・・バリバリ!>
「キャアー!」
口ごたえした男が数人の兵士に袋叩きに合う間にも、周りの兵士によって他のテーブルへ次々と狼藉が波及して行く。
「これは一体・・・おい!何だお前ら?やめろ!」
騒然とした店内では客にけが人まで出ている。店員たちも恐怖のあまり頭を抱えて震えているばかりだ。血相を変えて飛び出して来たエルマが叫ぶと、指揮官らしき男が隣の副官に目配せする。
「突撃隊!やめっ!」
「ひでぇ、何てことしやがるっ!」
「ここにリーファ=クルーンという女がいるそうだな?そいつを出せ。」
「あぁ?こんな事しでかしといて聞き入れてもらえるとでも思ってるのか?」
「チッ・・・」
指揮官らしき男は舌打ちすると、面倒くさそうにアゴで突撃隊に継続を指示した。無慈悲にも兵士たちがエルマに近づいて行く。すると兵士たちの前に一人の少女が立ちはだかった。
「待て!」
「何だ小娘、お前が犬耳の身代わりにでもなるというのか?」
「私がリーファだ。」
「何?そうか、お前が・・・」
こんな小娘とは意外だが・・・なるほど。我らを前にして怯まぬあたり、アレと遭遇して生き残るに足る資質を持っておるのかもなぁ。今回も当たりの可能性は高いと見た。
「私に何か用か?」
「なぁに、大した話じゃあない。お前の心がけ次第ではすぐに終わるというものだ。」
「来いっ!」
兵士の一人が乱暴に腕をつかもうとするのをリーファはひらりと回避する。ところどころハニービー=ディフェンダーの手も借りたものの、リーファとてダンジョンの乱戦をくぐり抜けた冒険者だ。たかが兵士一人に遅れを取るようなことはない。すかさず兵士を睨めつけて叫ぶ。
「汚い手で私に触れるな!」
「おのれ、抵抗するか!」
「ついて行ってやる、どこへでも連れて行くがいい!だがお前らもとっととこの店から出ていけ。」
「ほう・・・良いだろう、ではついて来い。帰るぞ。」
「はっ!・・・撤収!」
「このクソガキめ。これから二度とそんな口聞けないようにしてやるから覚悟しておけよ。」
指揮官の男が出口へ向けて歩みを進めると他の兵士たちも店を出始めた。連行されて行くリーファにエルマが駆け寄る。
「リーファ!」
「大丈夫だよエルマ!何かあったらクーリアを頼ってね。」
「どけっ、邪魔だ犬っコロ!」
「うわぁっ!」
「エルマっ!」
兵士に突き飛ばされたエルマが床に尻もちをつく。どうやらエルマに大したケガは無さそうなことに安堵しながらも、リーファのはらわたは煮えくり返っていた。
「次にうちの娘たちに手を上げて見ろ・・・お前ら一人残らず皆殺しにしてやる。」
「生殺与奪は遍く教皇聖下の権威を淵源とする。聖下の権威に与らぬ下郎ごときがさえずるな。」
「クーリア?誰なんだその人?おーい、リーファー?・・・行っちまった」
店内にいた客は既に逃げ出し、モノが散乱した店内では少女たちが肩を寄せ合って途方に暮れている。なおも店の外では数人の兵士の姿が見えた。どうもヌイユ・エトランゼに小規模ながら監視体制が布かれたようだ。
「どうしようエルマ、リーファが連れて行かれちゃったよぅ。」
「冒険者ギルドにお願いして助けてもらおうよエルマ。」
「ミーア、あれは恐らくどこかの軍隊だ。何で軍隊が市内にいるのかわからないが、そうなると言うまでもなくギルドは手を出せない。だからリーファは私にギルドではなくクーリアを頼れって言ったんだろう。でもクーリアがどこの誰なんだかサッパリわからん。アンタたちで知ってる人はいる?」
「この中でクーリアって誰だか知ってる人ー!挙手っ!」
シエナが問いかけると皆互いに顔を合わせる。しばらく待っても誰も手を挙げたりなどしなかった。
「え?知らない。」
「誰も知らないじゃないか・・・お手上げだぁっ!も~リーファ~」
頭を抱えたエルマがワケもわからず唸りだす後ろで何やら音が鳴った。
<ポンッ!>
「わぁっ!エルマ、後ろ後ろ」
「へっ?・・・うわぁ!妖精だぁ!」
「この姿ではお初にお目にかかりますお嬢様方。私めがクーリアにございます。」
突如ポップした言葉を話す妖精に一同が歓喜する。
「うわぁ、可愛い!この娘ってば何食べるのかしら?」
「クーリアたんはオレの嫁選手権で見事勝ち抜き、晴れてこの私ことミーアちゃんの嫁になることが決定しましたがそれについて一言」
「アンタたち邪魔。ねぇクーリア、私たちとどこかで会ったことあるの?ちなみに私はエルマよ。」
「えぇ、毎日お嬢様方から言葉をいただいております。もちろんお名前も全て存じ上げておりますよ。」
「え?どういうことなの。」
「私がパントリーからモノを出し入れしておりますれば」
「えぇっ!考えても分からないし聞いたところでリーファも教えてくれないから放置してたけど、アレってクーリアがやってくれてたの?」
「はい。」
人懐っこくニッコリと微笑むクーリアを見て嬉しくなったメリエルが夢中になって話しかける。
「なーんだー、私たちと同じ厨房スタッフじゃーん!クーちゃんでいい?」
「私のことはいかようにもお呼びください、メリエルさま。」
「あはは、クーちゃん固いよぉ?私はメリエルでいいよぉー、さまはいらないって。」
エルマはクーリアにかぶりつきを決め込むメリエルの頭をわしづかみにして無理矢理引き離す。
「うわぁんっ!クーちゃんから遠ざけられたンゴ・・・」
「話が進まないからそういうのは後!リーファからクーリアを頼れって言われてるんだけど、何か聞いてる?」
「はい、我が主リーファさまからしかと仰せつかっておりますのでご安心くださいエルマさま。大事なお嬢様方には指一本触れさせません。」
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「敵を打ち倒すのは私ではございませんが、ほぼお察しの通りです。」
自衛手段を残してくれたのは何とも心強い限りだ。でもリーファもマルティナもいないのはキツい。私が何とかするっきゃないんだろうけど・・・いや、やってやる。
まずは何よりも人からだ。ニコは当局の要請で連れて行かれたからひとまず大丈夫だろう。ロミアとマリンはセバルに食材の調達に行ってる、他は全員無事だよな・・・ん?
あの狐とチビッ子はどこ行ったんだ?こんな時に姿が見えないのは厄介だぞ。
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