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取り出せないなんて今までそんなこと一度も無かったのに・・・。これってマズいことなのかもしれない。一体どうしたらいいんだろう?
「こいつぁたまげた。リーファ、お前は妖精を使役しているのか?」
「えーっとー、これは・・・。」
私がしどろもどろになっていると、何とか落ち着きを取り戻したバトラーが私に代わって対応してくれた。
「お見苦しいところをお見せしました、私はバトラー。エンプレス=メリッサであらせられるリーファさまの従者にございます。これは我が主の望まれる仮初めの姿であって、実のところ私は妖精ではございません。」
そうなのか。そう言えばハニービー=シルフィードと聞いて、たしかに今の姿を思い浮かべたかもしれない。
でも不思議なことに、シルフィードのバトラーは私の能力で作り出した幻影なんかじゃなかった。どういうワケか実体があるんだ。今までとは全く異なるし、一体どういうことなんだ?
私が考えを整理している一方で、マイクがバトラーに質問を投げかける。
「その見ためで妖精じゃないって、じゃあアンタは一体何者なんだ?」
エンプレス=メリッサ・・・蜂の女帝という意味だろうか?そう言えば以前、マキアスが蜂を捕らえたことがあったな。リーファは自身の力の真相を隠している様子だった。
この場にいるのは口の固い者とリーファの身内、それに加えてトーラスか・・・。決してトーラスは信用能わぬ人物とは言わぬ。むしろ名誉を重んじる気骨さえあるが、果たしてリーファの秘密を知ってよいものだろうか?
何にせよ余計な詮索はリーファにとって都合が悪かろう。
「マイク、リーファの従者が何者であるかは今追及されるべき問題ではない。彼女の管理しているモノが一体何であるのかが重要だ。その他の詮索はやめておこう。」
「まさしくリアンの言う通りだ。冒険者稼業において手の内を明かすのは生死に直結する。興味本位の詮索など言語道断だぞマイク。」
「だってよぉ、お前らも気になるだろ?でも言われてみると俺も行儀は悪いな、すまん。」
リアンとトーラスからお小言をもらってマイクがバツの悪そうな顔をしている。あまり根掘り葉掘り聞かれても、自分の能力については何一つ満足の行く説明なんてできない。むしろ話題を打ち切ってもらって非常に助かる。
「リーファ、コボルトのことだけ包み隠さず教えてくれ。」
「わかったよ、トーラス。じゃあバトラー、説明してくれる?」
「かしこまりました。私どもは25階層にて主の許しにより、コボルトの寝所の捜索をいたしておりました。」
私たちはバトラーからセイジロウの住処のおおよその位置、内部の様子など説明を受けた。バトラーの説明を分析するとそこで回収したものはおそらく何らかの金属らしきインゴットを数点、2~3冊の高級装丁の書物および燃え盛る炎を封入した水晶球らしい。実は私も回収する時にホーネットの視覚を介してそれらを見ていたはずなんだけど、言われるまでさっぱり思い出せなかった。何が重要なものかもわからなかったから大して記憶に残らなかったんだろう。
取り出せないものがある一方で何故かパントリーから取り出せたものもある。だがそれもどうやら厄介な代物のようだった。取り出して見せたところ、にわかに居並ぶ冒険者たちの顔色が変わったんだ。
「これは・・・高位聖職者の杖じゃないか?」
「こちらは・・・マズいぞ、この紋章は西方審問騎士団だ。」
「西方・・・何だって?」
「西方審問騎士団だ。聖教会の中で最も汚れた仕事を請け負う『公然の』秘密武装組織さ。」
「公然の秘密?何だそりゃ。」
そんな訳の分からんものはシンディーだけでなく私も気になる。そもそも西方審問騎士団なんて、そんなの聞いたこと無いぞ。聖教会の炊き出しでは一言もそんな単語出てこなかった。
「騎士団は数ある聖教信徒による自主的組織の一つに過ぎず、騎士団がどこで何をしようと聖教会はあずかり知らぬことというのが聖教会側の公式アナウンスだ。だが騎士団のやっていることはどう考えても聖教会に都合の悪い人物、団体を葬り去る始末屋だ。」
「そうそう、いくら相互に否定しようと聖教会の指示の下に動いているのは周囲の人間からすりゃ一目瞭然。しかも騎士団は自身の落命すらいとわない狂信者ばかりと来た。諸侯もおいそれと手を出したりしない厄介な連中だ。」
カルザール聖教国は自前の軍隊以外にも見境の無いマフィアまがいの連中まで傘下に抱えているのか。いよいよもってトンでもないぞ。
「何にせよこんなの持ってることが発覚しただけで拉致されかねんぞ。ここにあるものは地中深くに埋めるなり川底に沈めるなり、すみやかに処分せにゃあな。」
「そりゃないぜガウス、これ結構いいものなんじゃないか?売れば結構な値段で買い取ってもらえそうだぞ。」
「シンディー、本当に今の話聞いてたの?売り払って換金したら冗談抜きで四六時中命を狙われるハメになっちゃうよ。」
「じょ、冗談だよリーファ。チビッ子もそんな目で見るなよ。」
「しかしあいつは聖教会とガチでやりあってたってのか?」
「マイクも見たろ?あいつなら相手が誰だろうと無茶をやりかねん。」
「そもそも西方審問騎士団が動いているとなると、もはやタダ事ではない。・・・聖教国も承知していると考えざるを得まい。」
「俺たち冒険者が介入したことを聖教国に知られたか?だとするとマズいことになる。俺がいま一番考えたくねー可能性だぜ、リアン。だが普通はそう考えるよなぁ・・・。」
騎士団は猜疑心が強いと聞く。おそらくはありのままを話してもヤツらは信じようとしないだろう。たかだか地方の冒険者ギルドが狂信者に目をつけられるなんざシャレにならん。
いざとなれば俺一人が犠牲となってガウスにギルドを託すほかねぇな。
「ふむ・・・。我ら救難隊は聖教会関連の痕跡などどこにも見つけなかったように思うが。もし何らかの痕跡があったならば他の者も気づく。ダンジョンを隈なく巡った探索隊ならなおさらだろう。」
「少なくとも俺たち探索隊は他の人間の気配を一切感じなかった。姐さん、俺たち以外にダンジョンに潜ってたヤツなんていないと思うぜ。」
「西方審問騎士団は教皇の一声があれば猛火だろうと飛び込むようなヤツらだ。ターゲットの住処を把握したまま指をくわえて見ているはずはねーな。そうだろ、グレン?」
「あぁガウス、どうやら聖教会はダンジョンがセイジロウの住処となっていたことを知らないようだな。となると、ここにある聖教会関連のモノはセイジロウが戦利品として住処に持ち帰ったモノなんだろうさ。きっとそうに違いない。」
そう言いながらグレンはほっと胸をなで下ろす。何だかんだ無理くり神への叛逆をこじつけられて火あぶりになる位なら、いっそのこと舌を噛み切って果ててやろうかと先ほどまで本気で考えていた。
「今のところグラムス司教座に動きは無いということが傍証と言えそうだ。何にせよ西方審問騎士団を動かしているくらいだ、聖教会はセイジロウの存在がよほど目障りだったと見える。」
「こいつぁたまげた。リーファ、お前は妖精を使役しているのか?」
「えーっとー、これは・・・。」
私がしどろもどろになっていると、何とか落ち着きを取り戻したバトラーが私に代わって対応してくれた。
「お見苦しいところをお見せしました、私はバトラー。エンプレス=メリッサであらせられるリーファさまの従者にございます。これは我が主の望まれる仮初めの姿であって、実のところ私は妖精ではございません。」
そうなのか。そう言えばハニービー=シルフィードと聞いて、たしかに今の姿を思い浮かべたかもしれない。
でも不思議なことに、シルフィードのバトラーは私の能力で作り出した幻影なんかじゃなかった。どういうワケか実体があるんだ。今までとは全く異なるし、一体どういうことなんだ?
私が考えを整理している一方で、マイクがバトラーに質問を投げかける。
「その見ためで妖精じゃないって、じゃあアンタは一体何者なんだ?」
エンプレス=メリッサ・・・蜂の女帝という意味だろうか?そう言えば以前、マキアスが蜂を捕らえたことがあったな。リーファは自身の力の真相を隠している様子だった。
この場にいるのは口の固い者とリーファの身内、それに加えてトーラスか・・・。決してトーラスは信用能わぬ人物とは言わぬ。むしろ名誉を重んじる気骨さえあるが、果たしてリーファの秘密を知ってよいものだろうか?
何にせよ余計な詮索はリーファにとって都合が悪かろう。
「マイク、リーファの従者が何者であるかは今追及されるべき問題ではない。彼女の管理しているモノが一体何であるのかが重要だ。その他の詮索はやめておこう。」
「まさしくリアンの言う通りだ。冒険者稼業において手の内を明かすのは生死に直結する。興味本位の詮索など言語道断だぞマイク。」
「だってよぉ、お前らも気になるだろ?でも言われてみると俺も行儀は悪いな、すまん。」
リアンとトーラスからお小言をもらってマイクがバツの悪そうな顔をしている。あまり根掘り葉掘り聞かれても、自分の能力については何一つ満足の行く説明なんてできない。むしろ話題を打ち切ってもらって非常に助かる。
「リーファ、コボルトのことだけ包み隠さず教えてくれ。」
「わかったよ、トーラス。じゃあバトラー、説明してくれる?」
「かしこまりました。私どもは25階層にて主の許しにより、コボルトの寝所の捜索をいたしておりました。」
私たちはバトラーからセイジロウの住処のおおよその位置、内部の様子など説明を受けた。バトラーの説明を分析するとそこで回収したものはおそらく何らかの金属らしきインゴットを数点、2~3冊の高級装丁の書物および燃え盛る炎を封入した水晶球らしい。実は私も回収する時にホーネットの視覚を介してそれらを見ていたはずなんだけど、言われるまでさっぱり思い出せなかった。何が重要なものかもわからなかったから大して記憶に残らなかったんだろう。
取り出せないものがある一方で何故かパントリーから取り出せたものもある。だがそれもどうやら厄介な代物のようだった。取り出して見せたところ、にわかに居並ぶ冒険者たちの顔色が変わったんだ。
「これは・・・高位聖職者の杖じゃないか?」
「こちらは・・・マズいぞ、この紋章は西方審問騎士団だ。」
「西方・・・何だって?」
「西方審問騎士団だ。聖教会の中で最も汚れた仕事を請け負う『公然の』秘密武装組織さ。」
「公然の秘密?何だそりゃ。」
そんな訳の分からんものはシンディーだけでなく私も気になる。そもそも西方審問騎士団なんて、そんなの聞いたこと無いぞ。聖教会の炊き出しでは一言もそんな単語出てこなかった。
「騎士団は数ある聖教信徒による自主的組織の一つに過ぎず、騎士団がどこで何をしようと聖教会はあずかり知らぬことというのが聖教会側の公式アナウンスだ。だが騎士団のやっていることはどう考えても聖教会に都合の悪い人物、団体を葬り去る始末屋だ。」
「そうそう、いくら相互に否定しようと聖教会の指示の下に動いているのは周囲の人間からすりゃ一目瞭然。しかも騎士団は自身の落命すらいとわない狂信者ばかりと来た。諸侯もおいそれと手を出したりしない厄介な連中だ。」
カルザール聖教国は自前の軍隊以外にも見境の無いマフィアまがいの連中まで傘下に抱えているのか。いよいよもってトンでもないぞ。
「何にせよこんなの持ってることが発覚しただけで拉致されかねんぞ。ここにあるものは地中深くに埋めるなり川底に沈めるなり、すみやかに処分せにゃあな。」
「そりゃないぜガウス、これ結構いいものなんじゃないか?売れば結構な値段で買い取ってもらえそうだぞ。」
「シンディー、本当に今の話聞いてたの?売り払って換金したら冗談抜きで四六時中命を狙われるハメになっちゃうよ。」
「じょ、冗談だよリーファ。チビッ子もそんな目で見るなよ。」
「しかしあいつは聖教会とガチでやりあってたってのか?」
「マイクも見たろ?あいつなら相手が誰だろうと無茶をやりかねん。」
「そもそも西方審問騎士団が動いているとなると、もはやタダ事ではない。・・・聖教国も承知していると考えざるを得まい。」
「俺たち冒険者が介入したことを聖教国に知られたか?だとするとマズいことになる。俺がいま一番考えたくねー可能性だぜ、リアン。だが普通はそう考えるよなぁ・・・。」
騎士団は猜疑心が強いと聞く。おそらくはありのままを話してもヤツらは信じようとしないだろう。たかだか地方の冒険者ギルドが狂信者に目をつけられるなんざシャレにならん。
いざとなれば俺一人が犠牲となってガウスにギルドを託すほかねぇな。
「ふむ・・・。我ら救難隊は聖教会関連の痕跡などどこにも見つけなかったように思うが。もし何らかの痕跡があったならば他の者も気づく。ダンジョンを隈なく巡った探索隊ならなおさらだろう。」
「少なくとも俺たち探索隊は他の人間の気配を一切感じなかった。姐さん、俺たち以外にダンジョンに潜ってたヤツなんていないと思うぜ。」
「西方審問騎士団は教皇の一声があれば猛火だろうと飛び込むようなヤツらだ。ターゲットの住処を把握したまま指をくわえて見ているはずはねーな。そうだろ、グレン?」
「あぁガウス、どうやら聖教会はダンジョンがセイジロウの住処となっていたことを知らないようだな。となると、ここにある聖教会関連のモノはセイジロウが戦利品として住処に持ち帰ったモノなんだろうさ。きっとそうに違いない。」
そう言いながらグレンはほっと胸をなで下ろす。何だかんだ無理くり神への叛逆をこじつけられて火あぶりになる位なら、いっそのこと舌を噛み切って果ててやろうかと先ほどまで本気で考えていた。
「今のところグラムス司教座に動きは無いということが傍証と言えそうだ。何にせよ西方審問騎士団を動かしているくらいだ、聖教会はセイジロウの存在がよほど目障りだったと見える。」
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