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伏魔殿で踊れ
王の目
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玉座の間では結局、マリーの昇爵と星剣勲章、褒賞の授与が行われた。本来はこれにて勇騎たちは晴れてお役御免となるはずであったがどうにも雲行きが怪しくなってきた。式典とは別に王が個別に話を聞きたいと言い出したのだ。
「よく来てくれた。かけるがよい。所払いじゃ。お前たちは下がれ。」
王は勇騎たちを席に招くと同時に側近たちを部屋から遠ざけた。それを見たマリーが驚いた顔をしている。一体何を話すつもりなのか、勇騎には皆目見当もつかなかった。
「先の内戦、お前の父クロードの奮戦は儂の耳にも届いておるぞ。ふふふ、まさか奴の娘が英傑として再び頭角をあらわそうとは。何を隠そう、このワシも嬉しく思っておるのだ。」
「何ともありがたきお言葉。陛下の格別の思し召し、父もさぞ喜んでいるものと存じます。」
「うむ。お前は内戦の原因となった先王の暗殺および王太子廃嫡事件は知っておろうな。」
王の言葉を聞いたマリーはにわかに顔が青ざめる。勇騎も突然がらりと変わってしまった雰囲気に思わず息を飲んだ。
「はい、存じておりますが・・・、その。」
「ふふ、心配せんでも良い。たしかにワシはその事件によって王位についた。今さら蒸し返したのはどういうことかとお前は勘ぐっておるのだろう。クロードこそがワシの王位継承に異を唱える者たちの首魁であったのだからなぁ。だがワシは今でも我が兄を敬愛しておるのだ。今も我が兄が王でありつづけたならとも思っておる。つまるところ儂は王の器では無いのだ。」
「決してそんなことはございません、陛下!」
マリーが思わず大きな声を上げた。となりに座っていた勇騎はビックリして椅子から転げ落ちそうになった。
「興奮せずとも良い。まぁ落ち着け。」
「大変失礼いたしました。」
「お前の忠義、しかと受け取ったぞ。思えばクロードもそうであったな。この暗殺に続く廃嫡事件に疑問を抱き、ついに挙兵に至ったのも。無理も無い、他ならぬワシだっておかしいと思っているのだ。将来王位を継ぐ王太子がわざわざ父王を手にかけるなど。怪しげな者の讒言によりロクな捜査や裁判も無く、あっという間に王太子や王子が犯人に仕立て上げられてしまった。まったく馬鹿げた作り話だ。まんまと外堀を埋められてしまったワシにできることと言えば、彼らの助命のために身柄を近衛兵預かりとして幽閉することだけだった。」
「そろそろあの事件より5年経過します。大赦をなされては。」
「うむ、ワシも何度も大赦を口にしておるのだが枢密院を無視して国王大権を行使することなどできぬ。無理も無い、先王を暗殺したのはあやつら枢密院の連中よ。」
「・・・!?」
勇騎たちは驚きのあまり絶句した。王は苦々しい面持ちで話を続ける。
「あやつらは今だに断固死刑に処すべきと言いよる。お前たちこそ首をくくれと言ってやりたいが、ワシとて誰もいない桟敷に上げられた傀儡よ。それだけの力など無いのだ。」
「陛下・・・。」
「嗤いたくば嗤えばよい。だが幽閉された塔を見るたびに不憫でたまらないのだ。どうしてもワシは王統を王太子であったシャルルに戻したいと考えておる。お前たちを呼んだのは他でもない。頼む!シャルルたちの力になってもらえまいか。」
なるほどと勇騎は思った。アンリ5世がスタンピードを単独で鎮圧したマリーたちに会いたがった真の理由がこれなのだ。外見上、シャルルはアンリ5世の正統性を覆す政敵のはずだ。これ幸いと殺してしまうことこそあれ、助命に奔走するなどあり得まい。だとすれば王の真意ではあるのか。
だが王といえども貴族の第一人者程度の権威しかないため、見方を変えれば王権と大貴族の権力争いに過ぎないとも言える。権力を持たない王の権力闘争、何らかの野心を抱いていないともかぎらない。その場の雰囲気に流されて首を突っ込みたくないものだ。
「無論です、陛下。この身、王の剣にして盾なり。身命を賭して王命を全ういたします。」
首突っ込むんかいっ!
二つ返事で即答したマリーの目がキラキラしている。美しい外見とは裏腹にかなりの脳筋だと勇騎はジト目でマリーを見やる。
心配だぁ。放っておくと長生きしないタイプだぞこりゃ。
「そうか、力になってくれるか。さすがは将官を多数討ち取った猛将クロードの娘よ!期待しておるぞ。」
「はっ!お任せください。」
「ところで・・・。」
先ほどとは打って変わり、王が勇騎に目を移す。またこの目だと勇騎は身構えた。
「お前はソーマと言ったか?先ほどは邪魔が入ったが・・・、お前は本当のところ言葉を話せるのではないか?」
「!!!」
途端に勇騎たちに緊張が走る。冷や汗とともに勇騎は毒づいた。
この親父、食えねぇ奴だなぁ。ごまかしきれるか?
「ふふふ、その様子だと図星ではないのか?ワシを謀ろうなどと許されると思うてかっ!」
慌ててマリーが間に入る。
「お待ちください陛下。この者」
<ドンッ!>
「お前は黙っておれぃっ!」
言葉の途中でやおら机を叩き、王が吠えて見せた。肝を冷やす程の剣幕にマリーが黙りこむと王は鋭い眼差しで勇騎を睨めつける。
「で?どうなのだ。」
どうする?逃げられんぞ。ここには王しかいないし、正直に話すべきか?だがそうなると王侯を騙したことになるし、そうなると・・・。詰んだ?
どうするか悩んでいたのだが、一向に話さない勇騎を前に王は意外な言葉を口にした。
「ふん、話せないのか黙っているのか。黙っているのならひどく強情な奴だ。話す魔物など『存在の階梯』のようなはな」
「待ってくれ、いま何て言ったんだ?」
「あっ」
「!」
マリーが絶句している。どうやら考えを口に出してしまったようだと勇騎は悟った。
「そら見たことか。やはりお前、口が聞けるではないか。儂を謀っておったな!」
もはや後戻りはできないと勇騎は腹を括った。
「よく来てくれた。かけるがよい。所払いじゃ。お前たちは下がれ。」
王は勇騎たちを席に招くと同時に側近たちを部屋から遠ざけた。それを見たマリーが驚いた顔をしている。一体何を話すつもりなのか、勇騎には皆目見当もつかなかった。
「先の内戦、お前の父クロードの奮戦は儂の耳にも届いておるぞ。ふふふ、まさか奴の娘が英傑として再び頭角をあらわそうとは。何を隠そう、このワシも嬉しく思っておるのだ。」
「何ともありがたきお言葉。陛下の格別の思し召し、父もさぞ喜んでいるものと存じます。」
「うむ。お前は内戦の原因となった先王の暗殺および王太子廃嫡事件は知っておろうな。」
王の言葉を聞いたマリーはにわかに顔が青ざめる。勇騎も突然がらりと変わってしまった雰囲気に思わず息を飲んだ。
「はい、存じておりますが・・・、その。」
「ふふ、心配せんでも良い。たしかにワシはその事件によって王位についた。今さら蒸し返したのはどういうことかとお前は勘ぐっておるのだろう。クロードこそがワシの王位継承に異を唱える者たちの首魁であったのだからなぁ。だがワシは今でも我が兄を敬愛しておるのだ。今も我が兄が王でありつづけたならとも思っておる。つまるところ儂は王の器では無いのだ。」
「決してそんなことはございません、陛下!」
マリーが思わず大きな声を上げた。となりに座っていた勇騎はビックリして椅子から転げ落ちそうになった。
「興奮せずとも良い。まぁ落ち着け。」
「大変失礼いたしました。」
「お前の忠義、しかと受け取ったぞ。思えばクロードもそうであったな。この暗殺に続く廃嫡事件に疑問を抱き、ついに挙兵に至ったのも。無理も無い、他ならぬワシだっておかしいと思っているのだ。将来王位を継ぐ王太子がわざわざ父王を手にかけるなど。怪しげな者の讒言によりロクな捜査や裁判も無く、あっという間に王太子や王子が犯人に仕立て上げられてしまった。まったく馬鹿げた作り話だ。まんまと外堀を埋められてしまったワシにできることと言えば、彼らの助命のために身柄を近衛兵預かりとして幽閉することだけだった。」
「そろそろあの事件より5年経過します。大赦をなされては。」
「うむ、ワシも何度も大赦を口にしておるのだが枢密院を無視して国王大権を行使することなどできぬ。無理も無い、先王を暗殺したのはあやつら枢密院の連中よ。」
「・・・!?」
勇騎たちは驚きのあまり絶句した。王は苦々しい面持ちで話を続ける。
「あやつらは今だに断固死刑に処すべきと言いよる。お前たちこそ首をくくれと言ってやりたいが、ワシとて誰もいない桟敷に上げられた傀儡よ。それだけの力など無いのだ。」
「陛下・・・。」
「嗤いたくば嗤えばよい。だが幽閉された塔を見るたびに不憫でたまらないのだ。どうしてもワシは王統を王太子であったシャルルに戻したいと考えておる。お前たちを呼んだのは他でもない。頼む!シャルルたちの力になってもらえまいか。」
なるほどと勇騎は思った。アンリ5世がスタンピードを単独で鎮圧したマリーたちに会いたがった真の理由がこれなのだ。外見上、シャルルはアンリ5世の正統性を覆す政敵のはずだ。これ幸いと殺してしまうことこそあれ、助命に奔走するなどあり得まい。だとすれば王の真意ではあるのか。
だが王といえども貴族の第一人者程度の権威しかないため、見方を変えれば王権と大貴族の権力争いに過ぎないとも言える。権力を持たない王の権力闘争、何らかの野心を抱いていないともかぎらない。その場の雰囲気に流されて首を突っ込みたくないものだ。
「無論です、陛下。この身、王の剣にして盾なり。身命を賭して王命を全ういたします。」
首突っ込むんかいっ!
二つ返事で即答したマリーの目がキラキラしている。美しい外見とは裏腹にかなりの脳筋だと勇騎はジト目でマリーを見やる。
心配だぁ。放っておくと長生きしないタイプだぞこりゃ。
「そうか、力になってくれるか。さすがは将官を多数討ち取った猛将クロードの娘よ!期待しておるぞ。」
「はっ!お任せください。」
「ところで・・・。」
先ほどとは打って変わり、王が勇騎に目を移す。またこの目だと勇騎は身構えた。
「お前はソーマと言ったか?先ほどは邪魔が入ったが・・・、お前は本当のところ言葉を話せるのではないか?」
「!!!」
途端に勇騎たちに緊張が走る。冷や汗とともに勇騎は毒づいた。
この親父、食えねぇ奴だなぁ。ごまかしきれるか?
「ふふふ、その様子だと図星ではないのか?ワシを謀ろうなどと許されると思うてかっ!」
慌ててマリーが間に入る。
「お待ちください陛下。この者」
<ドンッ!>
「お前は黙っておれぃっ!」
言葉の途中でやおら机を叩き、王が吠えて見せた。肝を冷やす程の剣幕にマリーが黙りこむと王は鋭い眼差しで勇騎を睨めつける。
「で?どうなのだ。」
どうする?逃げられんぞ。ここには王しかいないし、正直に話すべきか?だがそうなると王侯を騙したことになるし、そうなると・・・。詰んだ?
どうするか悩んでいたのだが、一向に話さない勇騎を前に王は意外な言葉を口にした。
「ふん、話せないのか黙っているのか。黙っているのならひどく強情な奴だ。話す魔物など『存在の階梯』のようなはな」
「待ってくれ、いま何て言ったんだ?」
「あっ」
「!」
マリーが絶句している。どうやら考えを口に出してしまったようだと勇騎は悟った。
「そら見たことか。やはりお前、口が聞けるではないか。儂を謀っておったな!」
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