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本編
64:踊る演者たち②
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人の良い好青年。それが最初に抱いた印象であった。人を寄せ付け、いつだって中心にいた。病室にいた人は皆彼のことが好きだっただろう。
だが、それはあくまで人としての好意であり、特別なものではなかった。それに気付くのはまだ先のことである。
綠にとって、彼は苦手なタイプであった。両親に買収され、いじめてきたクラスの人になんだか似ていたからだ。そうでなくとも、中心に立ち声の大きい人は好きではない。
綠のような小さい存在には目もくれず、無神経なことを言ってくる者が多かったからだ。
彼女は最初あたりさわりのない態度しかとらず、避け気味であった。
入院した時期は綠とそう変わらなかったらしい。それを知った後、すぐに突っ込んだ。
「鍋島くん、最初すごい先輩面してたよね?こっちはいいって言ってるのに、やたらめったら案内してくれたりさ」
綠がからかうように言うと、鍋島はばつが悪そうにする。
「きれいな女の人がやってきたから、少しだけ格好つけたくなったんだよ。悪い?」
照れながら言われ、綠はそれ以上何も言えなくなった。
入院したての彼には毎日多くの見舞客が訪れた。意図的とはいえ、誰も訪れない綠とは正反対である。どうやら彼は大学を卒業したてであるらしく、大半はその時の友であるらしい。
しかし、月日が経つにつれ次第に数を減らしていった。最終的に残ったのは彼の家族のみである。
「ごめんね、綠さん。少し騒がしかったよね」
すぐ隣のベッドに居る彼はカーテンを開けると、綠に話しかけた。だが、それを邪魔するように同じ病室の女の子が間に割って入る。
「さっきの人、敦くんのなに?」
「同じ授業を取ってった子だよ」
「本当にそれだけ?」
訝し気に問い詰める少女の声に、綠はため息をつくと本を閉じた。
「そろそろ退院して、学校に行くんでしょ?早く準備しておいた方がいいよ」
綠は彼女のベッドを見ると、すぐ横に中学の制服がかけられているのが見えた。棚にはたくさんの教科書が積まれている。
「ふんっ、ばーか。この根暗」
彼女は綠に何度か挑発すると逃げるようにベッドへ戻っていった。嫉妬の対象というのもあるだろうが、このころの綠は少しやさぐれていた。
難病と言葉を濁されていたが、おそらく完治は難しいこと。予想外に治療費がかさんでいること。周りの人たちが次々と退院していくこと。すべてが重なり続けたのが原因である。
「さっきのはうるさくなかった。でも、今のはうるさかったかな」
綠がはっきり言うと、鍋島は少しだけ困った顔をする。
「そうだね。あれだけ騒げるほど良くなった。本当に……よかったよ」
肯定的なことを言うが、なんだか寂しそうである。
「これで、本当に二人きりになっちゃったね」
ここが病室でなければ、いささか告白じみたものに感じたかもしれない。だが、そうでないことを綠は分かっていた。最初から居た人、後から来た人。全員が回復し、ここを去って行く。
残ったのは快方に向かうことのない、二人だけであったのだから。
綠が言われたように、鍋島も同じ宣告をされたのだろう。時期はほぼ同じであるが、彼の方が進行が早く見えるときが、何度かあった。
「わたしの前で、そんな無理をする必要ないよ」
長くともに居て、綠は鍋島についてわかってきたことがある。彼は確かに明るいが、いつもそうあり続けてしまう。それが積み重なり、どうしようもなくなってしまうのだ。
「……俺のせいでさ、家族が疲れてきてるのが分かるんだ。それを見せまいと明るくしてくれて、俺もそうあろうと返してさ」
ぽつぽつと呟くような弱音をこぼす。この病院にいる時点で経済状況がよくないのは明らかである。同じ状況である綠はただ黙って聞いていた。
◇
「……っが……あ……ぅ」
焼けつくような痛みが綠を襲う。ジタバタと手を動かすが、それでよくなるはずはない。看護師を呼んでも無駄に薬をの量を増やされ、短い期間で発作を招くだけである。
己の内側を食い荒らす何かを感じながら、綠はただ耐えていた。
あまりの痛みに涙が零れ落ち、視界が不明瞭になる。いっそこのまま終わってしまえばいい。そう綠が思った時、手を捕まれた。
「綠さん!?大丈夫……な、わけないよね。俺、ここにいるから」
鍋島は綠の手を両手で包みこむと、まるで祈るような姿勢を取る。そんな姿が見えたが、苦しみに悶えそれどころではない。
暴れた拍子で蹴飛ばしたり、殴ったりしまうがそれでも彼は動かなかった。ぼそぼそと何かをつぶやいている。
「お願いします。神さま、天使や悪魔でも、なんでもいい。どうか助けてください」
どれだけ苦しんでいたか、綠のおぼろげな記憶では定かではない。けれども、発作が収まり意識が途切れる直前まで、鍋島は祈り続けていた。
「うるせぇ!静かにしろ!」
発作で苦しんでいるとき、周りから怒鳴られることがあった。苛立ちから壁を殴る音が聞こえる。綠が本気で苦しんでいることを理解していないのだろう。
この病室はあまりにもずさんである。鍋島になついていたあの子がいなくなってから、さらに適当な管理になってきた。
重症患者である綠と鍋島。その二人を基本として、骨折など比較的軽傷の患者が放りこまれている。
本当の理由を話したとしても、同情されるか人を呼ばれるだけだ。そんなことをされても、何の意味がない。痛みから声が出るのを必死に押さえようと、綠は枕を濡らしながらも、片手で口を抑えようとする。
「もう気にしなくていい、何も考えなくていい」
いつの間にか鍋島がカーテンを開けて傍にやってくると、綠の口元を押さえつけた。その力は強いが、空いた手は優しく頭を撫でてくれる。
「苦しんでいいから」
鍋島がそう言った瞬間、綠は暴れる。彼女の大したことない力では騒音は起きない。声も出せないようになっている。
ある時は綠が鍋島を。またある時は鍋島が綠を。そうやって、ただ傍に居続けた。二人が互いの存在に依存していくのに、そう時間はかからなかった。
だが、それはあくまで人としての好意であり、特別なものではなかった。それに気付くのはまだ先のことである。
綠にとって、彼は苦手なタイプであった。両親に買収され、いじめてきたクラスの人になんだか似ていたからだ。そうでなくとも、中心に立ち声の大きい人は好きではない。
綠のような小さい存在には目もくれず、無神経なことを言ってくる者が多かったからだ。
彼女は最初あたりさわりのない態度しかとらず、避け気味であった。
入院した時期は綠とそう変わらなかったらしい。それを知った後、すぐに突っ込んだ。
「鍋島くん、最初すごい先輩面してたよね?こっちはいいって言ってるのに、やたらめったら案内してくれたりさ」
綠がからかうように言うと、鍋島はばつが悪そうにする。
「きれいな女の人がやってきたから、少しだけ格好つけたくなったんだよ。悪い?」
照れながら言われ、綠はそれ以上何も言えなくなった。
入院したての彼には毎日多くの見舞客が訪れた。意図的とはいえ、誰も訪れない綠とは正反対である。どうやら彼は大学を卒業したてであるらしく、大半はその時の友であるらしい。
しかし、月日が経つにつれ次第に数を減らしていった。最終的に残ったのは彼の家族のみである。
「ごめんね、綠さん。少し騒がしかったよね」
すぐ隣のベッドに居る彼はカーテンを開けると、綠に話しかけた。だが、それを邪魔するように同じ病室の女の子が間に割って入る。
「さっきの人、敦くんのなに?」
「同じ授業を取ってった子だよ」
「本当にそれだけ?」
訝し気に問い詰める少女の声に、綠はため息をつくと本を閉じた。
「そろそろ退院して、学校に行くんでしょ?早く準備しておいた方がいいよ」
綠は彼女のベッドを見ると、すぐ横に中学の制服がかけられているのが見えた。棚にはたくさんの教科書が積まれている。
「ふんっ、ばーか。この根暗」
彼女は綠に何度か挑発すると逃げるようにベッドへ戻っていった。嫉妬の対象というのもあるだろうが、このころの綠は少しやさぐれていた。
難病と言葉を濁されていたが、おそらく完治は難しいこと。予想外に治療費がかさんでいること。周りの人たちが次々と退院していくこと。すべてが重なり続けたのが原因である。
「さっきのはうるさくなかった。でも、今のはうるさかったかな」
綠がはっきり言うと、鍋島は少しだけ困った顔をする。
「そうだね。あれだけ騒げるほど良くなった。本当に……よかったよ」
肯定的なことを言うが、なんだか寂しそうである。
「これで、本当に二人きりになっちゃったね」
ここが病室でなければ、いささか告白じみたものに感じたかもしれない。だが、そうでないことを綠は分かっていた。最初から居た人、後から来た人。全員が回復し、ここを去って行く。
残ったのは快方に向かうことのない、二人だけであったのだから。
綠が言われたように、鍋島も同じ宣告をされたのだろう。時期はほぼ同じであるが、彼の方が進行が早く見えるときが、何度かあった。
「わたしの前で、そんな無理をする必要ないよ」
長くともに居て、綠は鍋島についてわかってきたことがある。彼は確かに明るいが、いつもそうあり続けてしまう。それが積み重なり、どうしようもなくなってしまうのだ。
「……俺のせいでさ、家族が疲れてきてるのが分かるんだ。それを見せまいと明るくしてくれて、俺もそうあろうと返してさ」
ぽつぽつと呟くような弱音をこぼす。この病院にいる時点で経済状況がよくないのは明らかである。同じ状況である綠はただ黙って聞いていた。
◇
「……っが……あ……ぅ」
焼けつくような痛みが綠を襲う。ジタバタと手を動かすが、それでよくなるはずはない。看護師を呼んでも無駄に薬をの量を増やされ、短い期間で発作を招くだけである。
己の内側を食い荒らす何かを感じながら、綠はただ耐えていた。
あまりの痛みに涙が零れ落ち、視界が不明瞭になる。いっそこのまま終わってしまえばいい。そう綠が思った時、手を捕まれた。
「綠さん!?大丈夫……な、わけないよね。俺、ここにいるから」
鍋島は綠の手を両手で包みこむと、まるで祈るような姿勢を取る。そんな姿が見えたが、苦しみに悶えそれどころではない。
暴れた拍子で蹴飛ばしたり、殴ったりしまうがそれでも彼は動かなかった。ぼそぼそと何かをつぶやいている。
「お願いします。神さま、天使や悪魔でも、なんでもいい。どうか助けてください」
どれだけ苦しんでいたか、綠のおぼろげな記憶では定かではない。けれども、発作が収まり意識が途切れる直前まで、鍋島は祈り続けていた。
「うるせぇ!静かにしろ!」
発作で苦しんでいるとき、周りから怒鳴られることがあった。苛立ちから壁を殴る音が聞こえる。綠が本気で苦しんでいることを理解していないのだろう。
この病室はあまりにもずさんである。鍋島になついていたあの子がいなくなってから、さらに適当な管理になってきた。
重症患者である綠と鍋島。その二人を基本として、骨折など比較的軽傷の患者が放りこまれている。
本当の理由を話したとしても、同情されるか人を呼ばれるだけだ。そんなことをされても、何の意味がない。痛みから声が出るのを必死に押さえようと、綠は枕を濡らしながらも、片手で口を抑えようとする。
「もう気にしなくていい、何も考えなくていい」
いつの間にか鍋島がカーテンを開けて傍にやってくると、綠の口元を押さえつけた。その力は強いが、空いた手は優しく頭を撫でてくれる。
「苦しんでいいから」
鍋島がそう言った瞬間、綠は暴れる。彼女の大したことない力では騒音は起きない。声も出せないようになっている。
ある時は綠が鍋島を。またある時は鍋島が綠を。そうやって、ただ傍に居続けた。二人が互いの存在に依存していくのに、そう時間はかからなかった。
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