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本編
35:彼女への想い①
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――ヌイという存在はとても不思議である。
ノルは彼女がこの世界に現れた瞬間からそう思っていた。そもそもこの短期間で水晶国へ導かれる異邦者が、二人も現れることなど稀である。
最大限の警戒をしながら出現地点へ向かうと、台座の上に仰向けに寝ていたのは小さな女性であった。
先日現れた彼よりも少し年下か同じくらいだろう。ノルは見当違いなことを考えながら彼女のことを観察する。
ここへ現れる彼らはいつも疲れているか混乱している。きっと彼女も目が覚めたあと、同じようになるだろう。そう思い、ノルは距離を取った。
しばらくすると、彼女は目覚めた。その様子は明らかにおかしかった。ここへ顕現する者は確実に混乱して暴走する。
だというのにいきなり鞄の中から菓子を取り出すと、食べはじめたのだ。小さな体躯から、大食漢のようには見えない。むしろ少しやせ気味である。
ノルはその行動に呆然とするが、すぐに意識を取り戻し彼女に視線を向ける。今度は水晶に顔を映し、目を押し広げている。意味不明である。
その後しびれを切らしたノルは話しかけた。はじめて対峙する相手だからか、多少の警戒と緊張は見られる。だがあくまで一般的な範囲内である。
特に驚きを隠せなかったのは、最初から最後までまともな対応をしていることだ。話の筋が通っていて、支離滅裂な発言はしない。
前にここへ来たトゥーも珍しくすぐに自分を取り戻し驚いたものだが、ぬいと名乗る異邦者はあまりにも違いすぎる。
好奇心と食欲旺盛。それが彼女の印象であった。特にものおじしたり、毒を疑ったりする様子もない。
今までに見たことがないタイプである。別の生命体であると言われても、すんなり納得できるくらいだ。
夜、無防備に寝ている彼女の寝顔を覗き込む。明日はこの表情がどう変化するだろうか。
一見無表情にも見えるが、声色や行動がそれを有り余って補っている。ノルは全く起きることのない彼女をしばらく見つめていた。
あれは突然変異だったのだ。きっと、またこの辺りで堕神へと変わる変容するに決まっている。無事にたどり着き、異邦者になることはないだろう。
そう思い込み、ノルは彼女に御業を行使した。
ノルがこっそり監視していたのは門をくぐるまでである。それまでに暴走したり、うっかり野垂れ死ぬような事態があっては、困るからだ。街へ入ったあとは監視を解き、その後の行動に関与することはない。なぜなら教皇という上位の存在の監視者がいるからだ。彼以上に信用できる者はいない。
それでもノルはどこか不安を抱えていた。だが想像に反し、彼女は暴れることなく教皇の元へとたどり着いた。
それを聞いたノルは大層驚いた。きっと自分を恨んでいるに違いない。理由はあれど騙し、知らない土地に放った悪党であることは、間違いないのだから。
もう一度顔を見たい気がしたが、ノルは境界付近で行われている取引を阻止しなければならない。
それに加えて、違法な水晶が出回っているという噂がある。あれは危険だ。うっかり自分に使われてしまえば、見られたくない人に全てを知られてしまう。
ノルは帰宅すると、書類に目を通しつつ、貴族の服から神官服に着替えはじめる。
スヴァトプルク家はこの水晶帝国の中でも特殊な立ち位置にある。ほかの貴族のように土地を治めることはしない。神殿との関わりが多く、神官貴族とも言われている。
両親が居ない今、ノルベルト・イザーク・スヴァトプルクはこの家の当主である。二十の誕生日にそう決めた。
少しでも油断してしまえば、他の貴族に足元をすくわれる。仲間も親族も、両親が亡くなってから遠ざけてしまった。ノルは今一度気合を入れ直すと、部屋を後にした。
全ての役目が終わった後。ノルは教皇と約束を取り付け、堕神の遺物を手に向かっていた。これが見つかればきっと、彼女は激怒するだろう。
概ね予想通りであったが、すぐに諦めたのが想定外すぎた。あまりにも執着がなさ過ぎて、やはり異邦者という存在はなにか違うものなのかと考える。
だがトゥーという青年はいたって普通の対応だった。やはり彼女が特殊すぎるのだろう。
しかしそうのんびりもしていられない。激怒した皇女が己の所業をいいつけ、教皇に罰が下されたのだ。
それ自体は苦にならなかったが、問題は彼女と行動を共にすることだった。今は異邦者となったが、完全にこの世界に定着していない。
何らかの危機に陥れば堕神に戻ってしまう可能性はある。そうでなくとも、一度も暴れていないのだ。ノルは慎重に調査を加え、危険がないか常に気を張っていた。
あまりにも気に掛けることが多すぎて、失念していたのだろう。引き当てた重教義違反者は複数で、しかも粗忽者を装った者たちだった。
不覚を取り、ケガを負うと過去映しをさせられるはめになる。
最悪な気分だった。吐き気が込み上げてきた。最も見られたくない人たちに己の恥部を見られ、挙句の果てに彼女に手をかけたのだ。
後悔に苛まれる余裕もなく、ノルはぬいと名乗った女性の過去を見ることになる。
彼女は一度も堕神らしい行いをしなかった。だからこそ、暗い過去がないと思い込んでいた。しかし、それは大きな間違いであったのだ。
過去を見る者として取り込まれれば、それから逃れることはできない。黙ってただ見ることしかできなかった。
結局トゥーがそれをぶち壊し、解放してくれたが気分は最悪だ。
向こうは自分のことを友だと言うが、そうは思えずにいる。なぜなら、ノルは彼のことがあまり好きではなかったからだ。
性格は屈託なく明るいし、どれだけ嫌味を言おうが受け流す。たくさんの人たち囲まれるのも納得がいった。
しかし、腹立たしいのは何の努力もせずに大きな力を得ていることだ。全ての行動がそれをかさに着ているように思えてしまう。なにより、つかず離れずの曖昧な態度が気に入らない。
特に女性に対する態度がひどく、誰にでも気のあるようなそぶりを見せて、無自覚にたぶらかす。その不誠実さが、最もあいなれない部分である。
そんな思いと過去の記憶を鮮明に思い出してしまったせいか。何度もケガを心配してくれている彼女に酷い態度をとってしまった。
笑顔と泣いた顔。あの表情には心を揺さぶられた。弟を想って零れ落ちる涙。これは家族を大事に想うという共感か同情か。
何度も手が伸びそうになった。だが、彼女を汚いもののように扱っている者にはそんな資格はない。
それに今回の件のせいで、これから自分に関わることは極力避けるようになるだろう。それほどまでひどい態度をとってしまったのだ。
また会うことがあれば過去についての口止めだけしておこう。そうノルは思った。
ーーだがまた予想を裏切られることになる。
ノルは彼女がこの世界に現れた瞬間からそう思っていた。そもそもこの短期間で水晶国へ導かれる異邦者が、二人も現れることなど稀である。
最大限の警戒をしながら出現地点へ向かうと、台座の上に仰向けに寝ていたのは小さな女性であった。
先日現れた彼よりも少し年下か同じくらいだろう。ノルは見当違いなことを考えながら彼女のことを観察する。
ここへ現れる彼らはいつも疲れているか混乱している。きっと彼女も目が覚めたあと、同じようになるだろう。そう思い、ノルは距離を取った。
しばらくすると、彼女は目覚めた。その様子は明らかにおかしかった。ここへ顕現する者は確実に混乱して暴走する。
だというのにいきなり鞄の中から菓子を取り出すと、食べはじめたのだ。小さな体躯から、大食漢のようには見えない。むしろ少しやせ気味である。
ノルはその行動に呆然とするが、すぐに意識を取り戻し彼女に視線を向ける。今度は水晶に顔を映し、目を押し広げている。意味不明である。
その後しびれを切らしたノルは話しかけた。はじめて対峙する相手だからか、多少の警戒と緊張は見られる。だがあくまで一般的な範囲内である。
特に驚きを隠せなかったのは、最初から最後までまともな対応をしていることだ。話の筋が通っていて、支離滅裂な発言はしない。
前にここへ来たトゥーも珍しくすぐに自分を取り戻し驚いたものだが、ぬいと名乗る異邦者はあまりにも違いすぎる。
好奇心と食欲旺盛。それが彼女の印象であった。特にものおじしたり、毒を疑ったりする様子もない。
今までに見たことがないタイプである。別の生命体であると言われても、すんなり納得できるくらいだ。
夜、無防備に寝ている彼女の寝顔を覗き込む。明日はこの表情がどう変化するだろうか。
一見無表情にも見えるが、声色や行動がそれを有り余って補っている。ノルは全く起きることのない彼女をしばらく見つめていた。
あれは突然変異だったのだ。きっと、またこの辺りで堕神へと変わる変容するに決まっている。無事にたどり着き、異邦者になることはないだろう。
そう思い込み、ノルは彼女に御業を行使した。
ノルがこっそり監視していたのは門をくぐるまでである。それまでに暴走したり、うっかり野垂れ死ぬような事態があっては、困るからだ。街へ入ったあとは監視を解き、その後の行動に関与することはない。なぜなら教皇という上位の存在の監視者がいるからだ。彼以上に信用できる者はいない。
それでもノルはどこか不安を抱えていた。だが想像に反し、彼女は暴れることなく教皇の元へとたどり着いた。
それを聞いたノルは大層驚いた。きっと自分を恨んでいるに違いない。理由はあれど騙し、知らない土地に放った悪党であることは、間違いないのだから。
もう一度顔を見たい気がしたが、ノルは境界付近で行われている取引を阻止しなければならない。
それに加えて、違法な水晶が出回っているという噂がある。あれは危険だ。うっかり自分に使われてしまえば、見られたくない人に全てを知られてしまう。
ノルは帰宅すると、書類に目を通しつつ、貴族の服から神官服に着替えはじめる。
スヴァトプルク家はこの水晶帝国の中でも特殊な立ち位置にある。ほかの貴族のように土地を治めることはしない。神殿との関わりが多く、神官貴族とも言われている。
両親が居ない今、ノルベルト・イザーク・スヴァトプルクはこの家の当主である。二十の誕生日にそう決めた。
少しでも油断してしまえば、他の貴族に足元をすくわれる。仲間も親族も、両親が亡くなってから遠ざけてしまった。ノルは今一度気合を入れ直すと、部屋を後にした。
全ての役目が終わった後。ノルは教皇と約束を取り付け、堕神の遺物を手に向かっていた。これが見つかればきっと、彼女は激怒するだろう。
概ね予想通りであったが、すぐに諦めたのが想定外すぎた。あまりにも執着がなさ過ぎて、やはり異邦者という存在はなにか違うものなのかと考える。
だがトゥーという青年はいたって普通の対応だった。やはり彼女が特殊すぎるのだろう。
しかしそうのんびりもしていられない。激怒した皇女が己の所業をいいつけ、教皇に罰が下されたのだ。
それ自体は苦にならなかったが、問題は彼女と行動を共にすることだった。今は異邦者となったが、完全にこの世界に定着していない。
何らかの危機に陥れば堕神に戻ってしまう可能性はある。そうでなくとも、一度も暴れていないのだ。ノルは慎重に調査を加え、危険がないか常に気を張っていた。
あまりにも気に掛けることが多すぎて、失念していたのだろう。引き当てた重教義違反者は複数で、しかも粗忽者を装った者たちだった。
不覚を取り、ケガを負うと過去映しをさせられるはめになる。
最悪な気分だった。吐き気が込み上げてきた。最も見られたくない人たちに己の恥部を見られ、挙句の果てに彼女に手をかけたのだ。
後悔に苛まれる余裕もなく、ノルはぬいと名乗った女性の過去を見ることになる。
彼女は一度も堕神らしい行いをしなかった。だからこそ、暗い過去がないと思い込んでいた。しかし、それは大きな間違いであったのだ。
過去を見る者として取り込まれれば、それから逃れることはできない。黙ってただ見ることしかできなかった。
結局トゥーがそれをぶち壊し、解放してくれたが気分は最悪だ。
向こうは自分のことを友だと言うが、そうは思えずにいる。なぜなら、ノルは彼のことがあまり好きではなかったからだ。
性格は屈託なく明るいし、どれだけ嫌味を言おうが受け流す。たくさんの人たち囲まれるのも納得がいった。
しかし、腹立たしいのは何の努力もせずに大きな力を得ていることだ。全ての行動がそれをかさに着ているように思えてしまう。なにより、つかず離れずの曖昧な態度が気に入らない。
特に女性に対する態度がひどく、誰にでも気のあるようなそぶりを見せて、無自覚にたぶらかす。その不誠実さが、最もあいなれない部分である。
そんな思いと過去の記憶を鮮明に思い出してしまったせいか。何度もケガを心配してくれている彼女に酷い態度をとってしまった。
笑顔と泣いた顔。あの表情には心を揺さぶられた。弟を想って零れ落ちる涙。これは家族を大事に想うという共感か同情か。
何度も手が伸びそうになった。だが、彼女を汚いもののように扱っている者にはそんな資格はない。
それに今回の件のせいで、これから自分に関わることは極力避けるようになるだろう。それほどまでひどい態度をとってしまったのだ。
また会うことがあれば過去についての口止めだけしておこう。そうノルは思った。
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