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本編
34:不器用な接触
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毒事件から数日後、ぬいは街中のカフェに呼び出されていた。相手はもちろんノルだ。
時間を取らせてしまうからと、アンナの家にはすでに補給済みの水晶を渡してあるらしく、根回しも完璧である。
ここまでの対応にぬいは首をひねったが、食事はもちろん好きなだけ食べていいとの記述を見た瞬間、迷うことなく部屋を飛び出した。
「あの時は本当に助かった、感謝する」
ノルは出会った瞬間にそう告げる。その目には皮肉も侮蔑もない、心の底からそう思っていることが、見て取れる表情である。
「でも、一歩間違えたらわたしがああなってた訳だよね」
「あれはただの運だ。僕が言ってるのはその後の対応のことだ。普通あれだけ嫌な態度を取る相手など、放っておくだろう」
「そんなことないって、前にも言ったんだけど。ノルくんは納得しなさそうだね。だったらあいこだってことでどう?もしわたしが一人で飲んでたら、すぐに気づかれず苦しんでたと思うよ」
握手をしようと手を差し出したが、すぐにひっこめた。いつも通り嫌がられると思ったからである。
「とにかく無事でよかったよ、あれから体はなんともない?」
ぬいは何の曇りのない目で体調を心配する。だが発言してすぐに、体調を気遣うのは親しい間柄だけという言葉を思い出した。
「君はいつも……ああ、おかげでなんともない。この通りだ」
しかし、ノルが怒る様子はない。それどころか前半部分を苦しそうに言い、すぐに表情を戻すと立ち上がる。
どこへ行くのかと思いきや、ノルは目の前に立つと跪いて、手を取った。突然の行動に、さすがのぬいも動揺を隠せない。
「ど、どうしたの?」
握手をしようとしてやめたことに、気づかれたのかもしれない。そう思い、ぬいは手元に視線を向ける。
「感謝と共に、今までの態度を詫びたい。本当に申し訳なかった」
ぬいのことを見つめる姿は、大きな犬のように見える。しばらく言葉を失っていたが、すぐに冷静さを取り戻すと、まっすぐノルのことを見返す。
「うん、許すよ」
ノルの態度の原因は一筋縄でいかないことは、とっくに理解できている。しかし、それらを横に置いてぬいに謝ってきているのだ。言葉だけではなく、行動で示してくれる。
自ら接触を持ち、それでもって払うような仕草はしない。対等な人であると認めてくれたのだ。心が暖かな気持ちで満たされる。ぬいは掴まれている手を握り返すと、笑みを浮かべた。
「なんだか嬉しいね」
他者からすればほんの微笑にしか見えない。だが、ノルにとってはそうではなかった。
見る見るうちに顔が赤くなっていく。ぬいもそれに気づき、何とも言えない空気感からもう一度、困ったような笑顔を向けた。
その瞬間ノルははじかれたように立ち上がると、手を放し体ごと背を向けた。
「注文をとってくる」
こちらから行く必要はない。手を挙げればすぐにとはいかずとも、店員から来てくれる。
わざわざその行動を取らざるを得ないほど、彼は照れているのだろう。
ぬいはその照れ隠しをかわいいと思い、あえて口をはさむことはしなかった。年相応の若者らしさをノルに見つけ、ほほえましげにその背中を見送る。
――この時までは余裕であった。
しばらくして、ノルは戻ってきた。その表情は何かを決意したのか、妙に凛々しい。
「待たせた。君が喜びそうなものをいくつか見繕ってきた」
ノルは自席の横に立って、そう告げる。何の含みもない。
だが、問題はそのあとである。ノルは自分の席に腰を下ろさず、なぜか横に座ってきた。
ぬいの座席は、人が二人座れるスペースのあるソファである。対してノルは木の椅子だ。お尻が痛くなったのだろうか、それにしてもそれほど座ってない気がする。
などと、ぬいは考えたが条件反射でノルの座る分を開け、左横にずれた。
しかし、その気遣いを無視して、さらに横に詰めてきた。少しでも動けば触れてしまう距離である。
ぎょっとして、ノルのことを見上げた。だが依然とキリっとした態度である。このまま会議に出るかのような、至って真面目な様子だ。
ぬいは混乱しながら考え、一つの結論に達した。触っても汚れたかのように、払うことはしない。
ノルは先ほど手を取り、それを示してくれた。だが、ずっとそうしているわけにもいかない。それゆえの妥協案として、あえて隣に座ったのではないかと。
「その……ノルくん、いきなり無理しなくていいよ」
心配そうに問いかけると、ノルはムッとした表情でわずかにあった距離をゼロにした。
――つまり完全にくっついている。
「えっ……だからそこまでしなくても。周りから誤解されたら、ノルくんのためにならないよ?」
首をかしげる。だが、彼の表情は変わらない。ぬいはしかたないなと息を吐く。横を向いて少し体を離すと、ノルの肩に手を置いた。
「落ち着いて、さっきの言葉を撤回したりしないから」
同意の言葉を求めると、ノルはなぜか辛そうに顔を歪める。
「どうして、そうやっていつも年下扱いする」
「そりゃ、年下だからね」
「嘘つけ」
「嘘じゃないって。だって、ノルくん二十二でしょ。わたしは確か大学卒業して、そのまま働いて……そのあとの記憶はぼんやりしてるけど」
ぬいは肩から手を外すと年数を指折り数え、徐々に顔が青ざめてくる。きちんと数えてみると、思っていたよりも年の差があることを自覚させられる。
ノルは外見からそうであることは信じていなかったが、その態度を見てこれ以上追求するのはやめた。
今度は彼がぬいを落ち着かせるように、肩に手を置いた。その親し気な友人のような態度に、ぬいは軽く笑みを浮かべる。
それを見た瞬間、ノルの表情も崩れた。吊り上がっていた瞳が下がり、頬が緩んでいる。肩に置いた手を上へと移動させると、そのままぬいの頬を撫でる。さすがにこれは友人の取る行動ではない。
「あ、あのーノルくんどうしたの?」
ぬいが心底不思議そうに尋ねると、ノルはすごい勢いで手を離し、あまりにも近かった距離を適正なものに戻す。
「すまない、軽率だった」
顔を逸らしているため、表情を伺うことはできない。しかし、その後ノルは決して元の席に戻ることはなかった。
時間を取らせてしまうからと、アンナの家にはすでに補給済みの水晶を渡してあるらしく、根回しも完璧である。
ここまでの対応にぬいは首をひねったが、食事はもちろん好きなだけ食べていいとの記述を見た瞬間、迷うことなく部屋を飛び出した。
「あの時は本当に助かった、感謝する」
ノルは出会った瞬間にそう告げる。その目には皮肉も侮蔑もない、心の底からそう思っていることが、見て取れる表情である。
「でも、一歩間違えたらわたしがああなってた訳だよね」
「あれはただの運だ。僕が言ってるのはその後の対応のことだ。普通あれだけ嫌な態度を取る相手など、放っておくだろう」
「そんなことないって、前にも言ったんだけど。ノルくんは納得しなさそうだね。だったらあいこだってことでどう?もしわたしが一人で飲んでたら、すぐに気づかれず苦しんでたと思うよ」
握手をしようと手を差し出したが、すぐにひっこめた。いつも通り嫌がられると思ったからである。
「とにかく無事でよかったよ、あれから体はなんともない?」
ぬいは何の曇りのない目で体調を心配する。だが発言してすぐに、体調を気遣うのは親しい間柄だけという言葉を思い出した。
「君はいつも……ああ、おかげでなんともない。この通りだ」
しかし、ノルが怒る様子はない。それどころか前半部分を苦しそうに言い、すぐに表情を戻すと立ち上がる。
どこへ行くのかと思いきや、ノルは目の前に立つと跪いて、手を取った。突然の行動に、さすがのぬいも動揺を隠せない。
「ど、どうしたの?」
握手をしようとしてやめたことに、気づかれたのかもしれない。そう思い、ぬいは手元に視線を向ける。
「感謝と共に、今までの態度を詫びたい。本当に申し訳なかった」
ぬいのことを見つめる姿は、大きな犬のように見える。しばらく言葉を失っていたが、すぐに冷静さを取り戻すと、まっすぐノルのことを見返す。
「うん、許すよ」
ノルの態度の原因は一筋縄でいかないことは、とっくに理解できている。しかし、それらを横に置いてぬいに謝ってきているのだ。言葉だけではなく、行動で示してくれる。
自ら接触を持ち、それでもって払うような仕草はしない。対等な人であると認めてくれたのだ。心が暖かな気持ちで満たされる。ぬいは掴まれている手を握り返すと、笑みを浮かべた。
「なんだか嬉しいね」
他者からすればほんの微笑にしか見えない。だが、ノルにとってはそうではなかった。
見る見るうちに顔が赤くなっていく。ぬいもそれに気づき、何とも言えない空気感からもう一度、困ったような笑顔を向けた。
その瞬間ノルははじかれたように立ち上がると、手を放し体ごと背を向けた。
「注文をとってくる」
こちらから行く必要はない。手を挙げればすぐにとはいかずとも、店員から来てくれる。
わざわざその行動を取らざるを得ないほど、彼は照れているのだろう。
ぬいはその照れ隠しをかわいいと思い、あえて口をはさむことはしなかった。年相応の若者らしさをノルに見つけ、ほほえましげにその背中を見送る。
――この時までは余裕であった。
しばらくして、ノルは戻ってきた。その表情は何かを決意したのか、妙に凛々しい。
「待たせた。君が喜びそうなものをいくつか見繕ってきた」
ノルは自席の横に立って、そう告げる。何の含みもない。
だが、問題はそのあとである。ノルは自分の席に腰を下ろさず、なぜか横に座ってきた。
ぬいの座席は、人が二人座れるスペースのあるソファである。対してノルは木の椅子だ。お尻が痛くなったのだろうか、それにしてもそれほど座ってない気がする。
などと、ぬいは考えたが条件反射でノルの座る分を開け、左横にずれた。
しかし、その気遣いを無視して、さらに横に詰めてきた。少しでも動けば触れてしまう距離である。
ぎょっとして、ノルのことを見上げた。だが依然とキリっとした態度である。このまま会議に出るかのような、至って真面目な様子だ。
ぬいは混乱しながら考え、一つの結論に達した。触っても汚れたかのように、払うことはしない。
ノルは先ほど手を取り、それを示してくれた。だが、ずっとそうしているわけにもいかない。それゆえの妥協案として、あえて隣に座ったのではないかと。
「その……ノルくん、いきなり無理しなくていいよ」
心配そうに問いかけると、ノルはムッとした表情でわずかにあった距離をゼロにした。
――つまり完全にくっついている。
「えっ……だからそこまでしなくても。周りから誤解されたら、ノルくんのためにならないよ?」
首をかしげる。だが、彼の表情は変わらない。ぬいはしかたないなと息を吐く。横を向いて少し体を離すと、ノルの肩に手を置いた。
「落ち着いて、さっきの言葉を撤回したりしないから」
同意の言葉を求めると、ノルはなぜか辛そうに顔を歪める。
「どうして、そうやっていつも年下扱いする」
「そりゃ、年下だからね」
「嘘つけ」
「嘘じゃないって。だって、ノルくん二十二でしょ。わたしは確か大学卒業して、そのまま働いて……そのあとの記憶はぼんやりしてるけど」
ぬいは肩から手を外すと年数を指折り数え、徐々に顔が青ざめてくる。きちんと数えてみると、思っていたよりも年の差があることを自覚させられる。
ノルは外見からそうであることは信じていなかったが、その態度を見てこれ以上追求するのはやめた。
今度は彼がぬいを落ち着かせるように、肩に手を置いた。その親し気な友人のような態度に、ぬいは軽く笑みを浮かべる。
それを見た瞬間、ノルの表情も崩れた。吊り上がっていた瞳が下がり、頬が緩んでいる。肩に置いた手を上へと移動させると、そのままぬいの頬を撫でる。さすがにこれは友人の取る行動ではない。
「あ、あのーノルくんどうしたの?」
ぬいが心底不思議そうに尋ねると、ノルはすごい勢いで手を離し、あまりにも近かった距離を適正なものに戻す。
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