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報告
しおりを挟む倒したオークを収納して少ししてからエルドアナの街に帰り、冒険者ギルドへ向かった。
冒険者ギルドの中へ入ると慌てたようにギルドマスターと竜の涙の四人が外に出ようとしていた。
「タイチ、無事だったか!大丈夫か?」
「はい、大丈夫です。ご心配お掛け致しました」
「大変なとこ悪いけど、すぐ報告頼む」
「わかりました」
俺と竜の涙とギルドマスターはギルド内の個室へと向かった。
「さっそくだが、今どのような状況だ?」
「オークが100体以上とオークキング2体、オークロード1体いました」
「撤退したのか?」
「いや、倒してきました」
「は?」
「どういうこと?」
「俺の契約魔獣が一体いるんですけど、一緒に倒しました」
「いや、意味わかんないよ。どんな契約魔獣だったらオークキングとオークロードを倒せるのよ」
呆れたようにギルドマスターは言う。
「訓練場来てもらっていいですか?」
俺たちは訓練場に向かった。訓練場に着くとさっそくレイを呼び出す。
「サモン、レイ」
目の前が光り輝き、グリフォンが現れたので、みんなに紹介する。
「レイです」
「は?」
「グリフォンに見えるんだけど?」
「グリフォンのレイです」
「主人、これは何だ?」
「ごめんねレイ、さっきのオークキングとかオークロードをどうやって倒したのかの説明と、レイのことも紹介したくて」
「そう言うことか。我はレイ、誇り高きグリフォンの王だ。主人の契約魔獣のになった。よろしく頼む」
「よろしく」
「グリフォンと一緒に倒したのか、それなら納得だ」
「そうではないぞ、100体以上のオークのほとんどは主人が倒した」
「そうなのか。とりあえずタイチは、Aランク昇格試験受けろ」
「わかりました」
「オークはギルドに売ってくれるのか?」
「そのつもりです」
「解体場に向かってくれ」
俺はレイを戻し、解体場に向かって、オークを出してから家に帰った。
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