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第2章
閑話 これを禁忌魔法とする!!キリッ
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ある日、いつも通り空間の中で魔法の練習をしていた時のこと。あぁ、今でもちゃんと魔法の練習はしてるよ!しないと腕が鈍っちゃうからね!
「凍てつく樹氷」
と唱えると何もない真っ白空間のあたり一帯に一瞬で触れただけで凍りつくような樹氷が出てきた。
これは自然魔法と凶氷魔法を組み合わせた魔法である。
練習しているうちに私は気づいた。今までは二つの属性だけを混ぜてみたが、獄炎、自然、凶氷の三つを混ぜたらどうなるんだろう。と。
そしてやったあとの私は後悔した。名付けるとしたら...天・変・地・異だな。
早速私は混ぜようとしたがこれまたスッゴく難しいんだよね。あぁ!暴発しちゃう!!
...ふー、セーフ!
危うく暴発させると...カッッ!!
と急にあたりが光った。
そこからはまさにカオスだった。
上から獄炎を纏った隕石が多数降り注ぎ、温度は急激上がったり下がったりしていて、凍ったマグマや燃えている樹がはえていたりもした。さらには辺りの空気も淀んでいる...なんか生えてる樹も触手のように動いてるし...オエッ
それが起きたのが私の周りだったんだ...。もう、分かるよね...全力で逃げさせて頂きました!!
死ぬかと思った.........これは最終手段の時につかおう。出来ればその日が来ないでほしいもんだ...と、そう思った出来事だった。
そして懲りない私は別の魔法を試すのだった。
次は、獄炎と凶氷!この二つはね、矛盾してるんだよね。なんでも溶かす獄炎、なんでも凍らす凶氷...どうなるんだろ!そう思った私は
「矛盾ナル炎氷」
と唱えた。
出した瞬間は赤か青かよくわからない色の球だったのに、時間が立てば立つほどその球はグルグルその場で回転して、赤は青を消していき、青は赤を消していく、永久機関が完成してしまったのだ。
「えっ?やば!革命じゃぁぁぁ!!!」
と喜んだのもつかの間、急に混ざり出した球はどんどん大きくなっていき今にも破裂しそうな勢いだ。
「あ、やべ」
どがあ"あ"あ"あ"あ"ん"!!!
...はい!お次は闇黒魔法と聖光魔法を混ぜ混ぜしようね!ニコッ
早速やってみた。
「えぇ~と?名付けるなら...黒白混淆かな?」
と言ったら灰色の球が出てきて真っ直ぐに進んでいった。
最初は球がさっきと同じように進んで言ったがしばらく進むとピタッと止まり膨張しだしたのだ。
あっヤバイ。と思って目を閉じようとしたが────遅かった。
「目ぇがぁぁぁ!!目ぇぇがぁぁぁぁぁ!!」
急に光ったと思ったらすぐに暗闇がきてまた光って...
眩しいのか暗いのかどっちだよ...
その後一時間たった後も目がチカチカするのだった。
「凍てつく樹氷」
と唱えると何もない真っ白空間のあたり一帯に一瞬で触れただけで凍りつくような樹氷が出てきた。
これは自然魔法と凶氷魔法を組み合わせた魔法である。
練習しているうちに私は気づいた。今までは二つの属性だけを混ぜてみたが、獄炎、自然、凶氷の三つを混ぜたらどうなるんだろう。と。
そしてやったあとの私は後悔した。名付けるとしたら...天・変・地・異だな。
早速私は混ぜようとしたがこれまたスッゴく難しいんだよね。あぁ!暴発しちゃう!!
...ふー、セーフ!
危うく暴発させると...カッッ!!
と急にあたりが光った。
そこからはまさにカオスだった。
上から獄炎を纏った隕石が多数降り注ぎ、温度は急激上がったり下がったりしていて、凍ったマグマや燃えている樹がはえていたりもした。さらには辺りの空気も淀んでいる...なんか生えてる樹も触手のように動いてるし...オエッ
それが起きたのが私の周りだったんだ...。もう、分かるよね...全力で逃げさせて頂きました!!
死ぬかと思った.........これは最終手段の時につかおう。出来ればその日が来ないでほしいもんだ...と、そう思った出来事だった。
そして懲りない私は別の魔法を試すのだった。
次は、獄炎と凶氷!この二つはね、矛盾してるんだよね。なんでも溶かす獄炎、なんでも凍らす凶氷...どうなるんだろ!そう思った私は
「矛盾ナル炎氷」
と唱えた。
出した瞬間は赤か青かよくわからない色の球だったのに、時間が立てば立つほどその球はグルグルその場で回転して、赤は青を消していき、青は赤を消していく、永久機関が完成してしまったのだ。
「えっ?やば!革命じゃぁぁぁ!!!」
と喜んだのもつかの間、急に混ざり出した球はどんどん大きくなっていき今にも破裂しそうな勢いだ。
「あ、やべ」
どがあ"あ"あ"あ"あ"ん"!!!
...はい!お次は闇黒魔法と聖光魔法を混ぜ混ぜしようね!ニコッ
早速やってみた。
「えぇ~と?名付けるなら...黒白混淆かな?」
と言ったら灰色の球が出てきて真っ直ぐに進んでいった。
最初は球がさっきと同じように進んで言ったがしばらく進むとピタッと止まり膨張しだしたのだ。
あっヤバイ。と思って目を閉じようとしたが────遅かった。
「目ぇがぁぁぁ!!目ぇぇがぁぁぁぁぁ!!」
急に光ったと思ったらすぐに暗闇がきてまた光って...
眩しいのか暗いのかどっちだよ...
その後一時間たった後も目がチカチカするのだった。
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