裏社会の令嬢

第２章

一年後の私達ですわ！

今ではすっかりメイドという仕事が板についたのマリアを助けた日から一年が経った。



私はもとから魔法は完璧だったので剣の練習をしようと思い、お父様に上目遣いでお願いをしたのだ。あと少しで堕ちるところでお母様が止めたのだ。.........ぐぬぬ



その後二ヶ月間、毎日直談判をした結果、騎士団所属の騎士に見てもらうという条件の下、私はこうして剣の練習をしているわけだ。




剣を握ってから四ヶ月とちょっとで新しく剣技LV.1を手にいれたのだ。これには私もニッコリ。




手に入れてからは剣技のLVがどんどん上がり今ではLV.MAXまできてしまった...成長さまさま。え？他のスキルだって？それはもう剣技よりも前に全部LV.MAXにしちゃいました☆



......だって魔法楽しいもん！




魔力制御のお陰で他の魔法の効率がすんごい上がって、魔力消費量が大幅に軽減したり、錬金術で色んな魔道具を創ったり服を創ったりした。




魔道具や服を作る際に素材が必要なので毎晩外へ目当ての素材を探しに出ているのだ。...ついでに盗賊とかも出たりしたので全部門の前に。




そのせいで噂がどんどん膨れ上がって......




魔道具は生活に役立つ物を創り、服はかっこいい膝下辺りまでのコートやズボンなど夜に外に出てもばれないような服を創った。





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一方マリアはと言うと属性魔法が三つしか(私目線)ないのですぐに全てマスターし、今では私と共に剣を練習している。
しかもマリアにはユニークスキル、分身があって数も百人ぐらい普通に出せるようになったとか。




......やっぱりマリアは天才だ！



マリアは剣も出来るようになっていたが一番合うのがナイフで戦闘スタイルが暗殺術なんだよねぇ。見た目は女神なのに誰だよここまでにしたやつ！



......私だったわ...。






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最近マリアは疲れ気味だ。マリアは私になにも言わずにこそこそしてて、これほど疲れるほどになるまで何をやってるんだろうか。疲れたマリアを見るのは分身の魔法を使って練習していた時以来見ていない。






............大丈夫だろうか...？