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第1章
自重しま...すわよ?はい。
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「うわぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!やってしまったぁぁぁぁぁぁぁ!!」
私アリスは叫んでいた。何故か...答えは明確だ。
それは目の前に広がる大きな穴が原因だ。
............どうしよう!?
「そうだ自然魔法でなんとか......」
「ア~リ~ス~?」
ビクッと肩を上げゆっくりと後ろを見るとそこには般若の顔をしたお母様の姿が...般若の顔でも美人は美人!
「な、なんでしょう...?」
と震えた声でそう応えると
「これは...なに...??」
と般若且ついい笑顔でそう返された。
「い、いやそ、のですね、あの、勝手にこうなったというか、その......」
「魔法、使ったよね...?」
「うぅ...はい......。」
「あれほど魔法は我慢しなさいって言ったのにまだいい足りなかったようねぇ~...?」
「ヒッ!」
「ついてきなさい」
た~す~け~て~!
ドナドナされる馬の気持ちが分かった気がした。
そのあと二時間ほど説教を受けたのだった...。
次の日...
今度は空間魔法!
...え?昨日のことはもう忘れたのかだって?いやいや覚えていますとも!だから周りに影響の無さそうな魔法を選んだんだよ!
...さて!気を取り直して!
空間魔法といえばやっぱり瞬間移動だよねぇ!ニマニマ
早速庭に出た私は周りに人がいないことを確認したあと私は目を閉じて自分の部屋を思い浮かべながら魔法を唱えた。
「瞬間移動!!」
そっと目を開けるとそこには見慣れた自分の部屋で、
「やったぁぁぁ!!成功だぁぁ!!」
と瞬間移動が成功したことを喜んでいた。
その日何回か言ったことのある場所に瞬間移動してみてコツを掴んできたので最初より遥かに早く出来るようになった。
...これでなんかあったときに逃げられるな...ニタァ
...夜になって私は魔法を試したくなったので屋根の上に瞬間移動した。何故屋根なのかというと庭は警備がいてばれてしまうから。公爵家の家はとても大きいのでその分屋根も大きい(当たり前)。だから私は屋根に移動したのだ。
そこで私はふと空を見上げ飛んでみたいなぁと思った。そして考えたのは一瞬、魔法で飛べるのでは?との結論に至ったわけで私は全身に魔力を纏い、
「飛行!」
と唱えた。...すると...?
............フワァ
と私の体が浮かんだのだ!
しばらくは落ちても大丈夫なように屋根から30cmだけ空けてとんだ。
慣れてきたあとは考えながらも飛ぶことが出来るようになったので私は飛行魔法の名前を考えた。...だって飛行!って言うのって...なんかねぇ............
「ん~~~~.........」
「天使の翼でいいかな、うん。」
なんかランドセルに生えてそうな感じがする名前だけどいいよね!
飛行改め、天使の翼と名前を決めたところで私は公爵邸を出て町を上空から眺めた。
.........綺麗だなぁ.........ん?
私アリスは叫んでいた。何故か...答えは明確だ。
それは目の前に広がる大きな穴が原因だ。
............どうしよう!?
「そうだ自然魔法でなんとか......」
「ア~リ~ス~?」
ビクッと肩を上げゆっくりと後ろを見るとそこには般若の顔をしたお母様の姿が...般若の顔でも美人は美人!
「な、なんでしょう...?」
と震えた声でそう応えると
「これは...なに...??」
と般若且ついい笑顔でそう返された。
「い、いやそ、のですね、あの、勝手にこうなったというか、その......」
「魔法、使ったよね...?」
「うぅ...はい......。」
「あれほど魔法は我慢しなさいって言ったのにまだいい足りなかったようねぇ~...?」
「ヒッ!」
「ついてきなさい」
た~す~け~て~!
ドナドナされる馬の気持ちが分かった気がした。
そのあと二時間ほど説教を受けたのだった...。
次の日...
今度は空間魔法!
...え?昨日のことはもう忘れたのかだって?いやいや覚えていますとも!だから周りに影響の無さそうな魔法を選んだんだよ!
...さて!気を取り直して!
空間魔法といえばやっぱり瞬間移動だよねぇ!ニマニマ
早速庭に出た私は周りに人がいないことを確認したあと私は目を閉じて自分の部屋を思い浮かべながら魔法を唱えた。
「瞬間移動!!」
そっと目を開けるとそこには見慣れた自分の部屋で、
「やったぁぁぁ!!成功だぁぁ!!」
と瞬間移動が成功したことを喜んでいた。
その日何回か言ったことのある場所に瞬間移動してみてコツを掴んできたので最初より遥かに早く出来るようになった。
...これでなんかあったときに逃げられるな...ニタァ
...夜になって私は魔法を試したくなったので屋根の上に瞬間移動した。何故屋根なのかというと庭は警備がいてばれてしまうから。公爵家の家はとても大きいのでその分屋根も大きい(当たり前)。だから私は屋根に移動したのだ。
そこで私はふと空を見上げ飛んでみたいなぁと思った。そして考えたのは一瞬、魔法で飛べるのでは?との結論に至ったわけで私は全身に魔力を纏い、
「飛行!」
と唱えた。...すると...?
............フワァ
と私の体が浮かんだのだ!
しばらくは落ちても大丈夫なように屋根から30cmだけ空けてとんだ。
慣れてきたあとは考えながらも飛ぶことが出来るようになったので私は飛行魔法の名前を考えた。...だって飛行!って言うのって...なんかねぇ............
「ん~~~~.........」
「天使の翼でいいかな、うん。」
なんかランドセルに生えてそうな感じがする名前だけどいいよね!
飛行改め、天使の翼と名前を決めたところで私は公爵邸を出て町を上空から眺めた。
.........綺麗だなぁ.........ん?
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♢ ♢ ♢
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「小説家になろう」様「カクヨム」様でも連載させていただいています。
※7月10日、「カクヨム」様の投稿について、アカウントを作成し直しました。
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