裏社会の令嬢

つっちー

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第1章

今世の記憶です!

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食事を終えたあとお父様はお仕事へ、お母様は他の公爵家とのお茶会へ行ってしまったので今私の部屋には、お兄様と可愛い妹しかいないのですが......


ナデナデ......スリスリ......


ナデナデ......スリスリ......

はい。私は今ベッドの上でお兄様に撫でられ、妹にだっこされてかれこれ二時間、動けない状態なのだ......


「......あの?お兄様?アンナ?...動けませんわ?」


「......」


「......」


「あ、あの...?」


「ちょっと休みたいのでしばらく一人にしてもらえませんか...?」


「「だめ」」


「え、えぇ...」


そのあと私は一日中付きっきりで看病された構われた...トホホ
夕食が終わったあとでしばらく一人になる時間があったから今世の記憶を紙にまとめようかな。



「えぇと?」


まず、ここはガルセネク大陸のサイオーレ王国で...国王、アレクサンドラ・ゲイブ・サイオーレと王妃、エリーゼ・フロスト・サイオーレが国を治めていて...その息子の第一王子ががエリクソン・フロスト・サイオーレ、えぇと結構...いやすごい腹黒なインテリだった気が...(内緒ね)で第二王子がアレックス・ゲイブ・サイオーレ、たしか...結構バカ...(これも内緒ね!)で、私の家は王族の次に位が高くて...私は宰相のお父様、ランドルク・ファーロストとお母様、アンジェ・ファーロストの娘で...兄、ランジェ・ファーロストと妹、アンナ・ファーロストがいて...



ん~...あとは~.........



あっこの世界には魔法があるんだよねぇ
前世にはそんなものなかったから早く使ってみたいなぁ
たしか...




魔法には基本、炎、草、水、闇、光、空間、無属性、の六属性があるんだ。で、それを基準とした上級魔法、火炎、大地、氷、闇黒、聖光、時空間、さらには最上級魔法である獄炎、自然、凶氷と続く。闇と光と空間魔法は上級魔法までで無属性は上級魔法とかもない。他にも混合魔法とかもあるけど使える人がいないためその内容はよくわかっていない。







............使えるかなぁ......グヘヘ



...あっ!!異世界に来たらみんながみんなやることといえば......










......「ステータス...ボソッ」
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