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寸志の快感 4
しおりを挟む(──気にしてない)
胸中に独りごちる、それは本心だ。
(……他意がないならな……!!)
──それも本当だ。
つまり、他意があるなら腹が立つ。
「けーごさーん、ねーー聞いてるーー?」
「何をかな……」
「俺のはなし!」
そのことを、今他意の権化となって現れたシュンはまざまざと思い知らせてくれていた。
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