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草原の世界での暁闇
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「運転手さん、あれはなに?」
あれ、とは今目の前で喧嘩している二羽の鳥のことだ。
「あれはフェニックスとサンダーバードだよ」
「の、子供ですか…親はいないんですか?」
見渡す限りの平原の中、どこにも親らしき存在は認識できないが。
「いないだろう。もしいるなら親同士で大喧嘩してるさ。親がいない状態でハンターに見つかったら助からないぞ」
「フェニックスも狩るのか?すごいな…」
「ああフェニックスもサンダーバードも今や狩りの対象だ」
もう一で二羽に目をやると、喧嘩している二羽がどうにも可愛く見えてくる。このままハンターに狩られるのは可愛そうだ。
「……あの二匹俺がもらっていいですか?」
「だめだ。もし街中で見つかったらお前もろとも撃たれるぞ。今やフェニックスもサンダーバードも売れば高い金が付く程度にしか思われてないからな。もしそうなったらどうするつもりだ?」
「その時は俺が守りますよ」
「お前に守る力があるのか分からんからな。なんとも言えん」
その言葉に答えようとした時、ぎりぎり、と言う音が聞こえた。
そして、馬車の後ろからフードを被った男が弓を引き絞りながら出てきた。
弦が切れるギリギリまで引き絞られた弓は今にも二匹を貫きそうだった。
「やばい」
そう言って俺は馬車から飛び降りる。そして腰にかけられていた短刀に手を伸ばす。
「は?」
短刀には刀身がなかった。柄しかなかったのだ。
短刀で放たれた弓を弾こうと考えたのだが、刀身ありでも高難易度なそれを短剣の柄だけで、ましてや素人が成功させることはできるのだろうか。
―――無理だ。できない。ミスして矢がおでこに「ドスッ」だ。
―――じゃあどうすれば?自分を犠牲にしてコイツラを守る?
―――それとも見捨てて逃げる?それか、不可能に近い技に挑戦してみる?
頭の中が散らかった俺は選択できないままその場に立ち尽くした。
矢はすでに放たれている。
矢は二匹とハンターの間に入るように立ち尽くしている俺めがけて飛んでくる。
まるで「どけ」とつぶやくように。だが、俺は動かない、否、動けない。
―――ああ、死ぬのか。こんなくだらない死に方するんだったら転生した意味あったのかな。ないな。じゃあ転移なんてしなければよかった。
死を覚悟したつぎの瞬間目の前で何かが弾け、視界が白く染まる。
「テンリ!死ぬつもりなの?」
―――ああ、助けられたのか。くそ、何が守るだよ。
先程運転手に、守る。と言った自分が急に恥ずかしくなる。
「アルテ。ごめん、助かった」
後ろを見ると運転手が二匹を庇うように立っている。
運転手は俺が走るよりも前に走り出していた。それがわかった上で、俺は飛び出した。
いつの間にかハンターは消えていた。
「テンリ。」
何か言おうとしたアルテがこちらを振り返る。その拍子にアルテの頭からなにか落っこちる。
―――あれは…桂?
アルテに目をやる。アルテをを見て俺は驚きを隠せなかった。
「女の子?」
目の前にいるのは髪の短いアルテではなく、髪の長い美少女だった。
そして…こめかみより少し下あたりに赤黒い線が入り、そこから血がたれていいる。
「いや、そんな事よりもその傷大丈夫?!」
「ああ、へへ。防ぎそこねちゃって。大丈夫、かすり傷だよ」
そう言ってはにかむアルテは美少女にしか見えなかった。あのクール系男子のイメージはどこにもない。あれを演じていたのなら相当な演技力だ。
アルテは上着を脱いだ。どうやら、矢を防ぎきれずに破れてしまったようだ。
───申し訳ない
上着の下から現れた女性者の服に、自分の顔が少しぽっとなるのを感じた。
運転手を見ると彼も少し驚いたような顔をしているので、俺が変態なわけではない。アルテが美しすぎるのだ。
歳は俺と同じくらいだろうか。胸は大きいわけでもなく標準。だがボディーラインはすらっと綺麗だった。
アルテは頬に垂れた血を拭きながら言った。
「それでテンリ!あんな無茶をしたらだめだよ!怪我したらどうするの?」
「ごめん、もうしない」
……お互い様だ。
俺との距離が一メートルほどだった矢と俺の間に入るなんて。
アルテはそんな事全く思っていないようだった。
「ふう。んで?お二人さん。コイツラどうするつもりだい?」
運転手にそう言われて、俺は口ごもった。俺は自分の命をかけてアイツラを守るなんてできない。
「じゃあ、私とテンリが一羽ずつもらいます」
「おいおい、その兄ちゃんに任せるっつーのは一羽殺すってことだぞ」
「じゃあ私がしばらくテンリと一緒に旅をします。それで安心でしょう?」
「いや、でもなぁ」
運転手はしばらく唸った後に「はー。しょーがねぇな。じゃああんたら二人に任せることにするよ。」と、運転手は引き下がってくれた。
* * *
ということで、俺は今サンダーバードかフェニックスかで迷っている。どのくらいかというと。どっかのゲームで御三家を選ぶときぐらいだ。
「なあアルテ、決めていいよ」
「テンリ、決めていいよ」
沈黙の3秒間。の後、俺は言った。
「じゃあコイツラの意思に従おう。コイツラに選んでもらおう」
「そうだね」
そう言って二匹を見る。
二匹は小さな泣き声とともに、一瞬でそれを判断した。
俺の方に走ってきたのはサンダーバードだった。
あれ、とは今目の前で喧嘩している二羽の鳥のことだ。
「あれはフェニックスとサンダーバードだよ」
「の、子供ですか…親はいないんですか?」
見渡す限りの平原の中、どこにも親らしき存在は認識できないが。
「いないだろう。もしいるなら親同士で大喧嘩してるさ。親がいない状態でハンターに見つかったら助からないぞ」
「フェニックスも狩るのか?すごいな…」
「ああフェニックスもサンダーバードも今や狩りの対象だ」
もう一で二羽に目をやると、喧嘩している二羽がどうにも可愛く見えてくる。このままハンターに狩られるのは可愛そうだ。
「……あの二匹俺がもらっていいですか?」
「だめだ。もし街中で見つかったらお前もろとも撃たれるぞ。今やフェニックスもサンダーバードも売れば高い金が付く程度にしか思われてないからな。もしそうなったらどうするつもりだ?」
「その時は俺が守りますよ」
「お前に守る力があるのか分からんからな。なんとも言えん」
その言葉に答えようとした時、ぎりぎり、と言う音が聞こえた。
そして、馬車の後ろからフードを被った男が弓を引き絞りながら出てきた。
弦が切れるギリギリまで引き絞られた弓は今にも二匹を貫きそうだった。
「やばい」
そう言って俺は馬車から飛び降りる。そして腰にかけられていた短刀に手を伸ばす。
「は?」
短刀には刀身がなかった。柄しかなかったのだ。
短刀で放たれた弓を弾こうと考えたのだが、刀身ありでも高難易度なそれを短剣の柄だけで、ましてや素人が成功させることはできるのだろうか。
―――無理だ。できない。ミスして矢がおでこに「ドスッ」だ。
―――じゃあどうすれば?自分を犠牲にしてコイツラを守る?
―――それとも見捨てて逃げる?それか、不可能に近い技に挑戦してみる?
頭の中が散らかった俺は選択できないままその場に立ち尽くした。
矢はすでに放たれている。
矢は二匹とハンターの間に入るように立ち尽くしている俺めがけて飛んでくる。
まるで「どけ」とつぶやくように。だが、俺は動かない、否、動けない。
―――ああ、死ぬのか。こんなくだらない死に方するんだったら転生した意味あったのかな。ないな。じゃあ転移なんてしなければよかった。
死を覚悟したつぎの瞬間目の前で何かが弾け、視界が白く染まる。
「テンリ!死ぬつもりなの?」
―――ああ、助けられたのか。くそ、何が守るだよ。
先程運転手に、守る。と言った自分が急に恥ずかしくなる。
「アルテ。ごめん、助かった」
後ろを見ると運転手が二匹を庇うように立っている。
運転手は俺が走るよりも前に走り出していた。それがわかった上で、俺は飛び出した。
いつの間にかハンターは消えていた。
「テンリ。」
何か言おうとしたアルテがこちらを振り返る。その拍子にアルテの頭からなにか落っこちる。
―――あれは…桂?
アルテに目をやる。アルテをを見て俺は驚きを隠せなかった。
「女の子?」
目の前にいるのは髪の短いアルテではなく、髪の長い美少女だった。
そして…こめかみより少し下あたりに赤黒い線が入り、そこから血がたれていいる。
「いや、そんな事よりもその傷大丈夫?!」
「ああ、へへ。防ぎそこねちゃって。大丈夫、かすり傷だよ」
そう言ってはにかむアルテは美少女にしか見えなかった。あのクール系男子のイメージはどこにもない。あれを演じていたのなら相当な演技力だ。
アルテは上着を脱いだ。どうやら、矢を防ぎきれずに破れてしまったようだ。
───申し訳ない
上着の下から現れた女性者の服に、自分の顔が少しぽっとなるのを感じた。
運転手を見ると彼も少し驚いたような顔をしているので、俺が変態なわけではない。アルテが美しすぎるのだ。
歳は俺と同じくらいだろうか。胸は大きいわけでもなく標準。だがボディーラインはすらっと綺麗だった。
アルテは頬に垂れた血を拭きながら言った。
「それでテンリ!あんな無茶をしたらだめだよ!怪我したらどうするの?」
「ごめん、もうしない」
……お互い様だ。
俺との距離が一メートルほどだった矢と俺の間に入るなんて。
アルテはそんな事全く思っていないようだった。
「ふう。んで?お二人さん。コイツラどうするつもりだい?」
運転手にそう言われて、俺は口ごもった。俺は自分の命をかけてアイツラを守るなんてできない。
「じゃあ、私とテンリが一羽ずつもらいます」
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「じゃあ私がしばらくテンリと一緒に旅をします。それで安心でしょう?」
「いや、でもなぁ」
運転手はしばらく唸った後に「はー。しょーがねぇな。じゃああんたら二人に任せることにするよ。」と、運転手は引き下がってくれた。
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「じゃあコイツラの意思に従おう。コイツラに選んでもらおう」
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