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憎悪と嫉妬の武闘祭(予選)
61話 加虐者
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「あはっ、あはははは!」
「いぎゃあぁああああああああ」
空は青々と澄み渡り、照りつける太陽は暑いくらいに暖かい。
ちょうどいいくらいのそよ風が何度も吹き抜け、その度に新鮮な空気が鼻腔をくすぐっていく。
それを全身で感じるように、ゆっくりと目を細めた。
「死ね! 苦しんで苦しんで、惨たらしく死ぬがいいです!」
「ごしゅじんさまみてー」
椅子に座った俺の膝の上、レインコートのような黄色い服を身に纏い、空色のセミロングをわずかに揺らしながら後ろを向いて俺を見上げたのは、我がパーティの癒し系ペット、チートスライムのクウ。どう見ても人族の幼女にしか見えないが、れっきとした魔物である。
空色の瞳と目があうと、花が咲いたように笑った。
「助け……ママぁー!」
「んー? ……おお! すごいな!」
余った袖から小さい手を出し、クウが見せてくれたのは、あやとりだった。
先ほどから手をしきりに動かしているから何をしているのか気になっていたが、どうやらあやとりで何かを作っていたらしい。
ちょっと前に教えた遊びだが、結構気に入ってくれたようだ。
出来たものは、迫力のあるドラゴンだった。俺の見せた魔法を見て真似をしたらしい。……俺よりも出来がいいのは気にしないでおこう。だってあやとりの紐、よく見たらクウの一部だし。
「えへへー」
うん、可愛い。
「あはっ! あはっ!」
「マスター、お飲み物をどうぞ」
「おう、ありがとな……うまい」
受け取ったものを口にすると、ほんのり甘く、ハーブとは少し違った爽やかさのあるジュースが喉を潤した。
今まで飲んだことのない不思議な味だが、驚くほどにおいしい。彼女のことだ、きっとあらゆる条件を考慮して、今一番俺の好みそうな飲み物を用意してくれたのだろう。そのくらい彼女なら朝飯前だ。
「お口に合ったようで、何よりです」
「殺して……くれぇ……」
そう言って微かに微笑んだ真白に、心臓が跳ねる。
……普段は無表情なのに、不意打ちで時々笑うのでその分威力が半端ない。先ほどの話の影響もあってか、いつにも増して素敵なもの見えてしまうから困ったものだ。
身長は俺よりも少し低く、容姿は人間とはどこか離れた美しさを誇っている。ロングスカートのメイド服は古めかしく、真白の妖しさを存分に引き立たせるものだ。膝裏まで届き、先の方で黒いリボンによって二つに分けられた純白の髪。シミ一つ見当たらない処女雪の如き肌に嵌められた真紅の瞳は、いつ見てもハッとするほど美しい。
「あははっ! ダメに決まってるです!」
「……うんうん」
クウも真白も、元の世界に居た頃にはありえないくらいの美少女だ。いや、クウは美幼女って言えばいいのか。
何にせよ、こんな俺に信じられる仲間ができて、それも可愛く美しい女の子達であると言うのは、素直に男として嬉しいと思う。
異世界モノの小説はいくつか読んだことがあるが、まさかそれが現実になるとは。ああいった主人公みたいに、俺もハーレムなんか作れたりするんだろうか?
「……夢を見るのは自由だな」
実際は仲間を作るのも難しく、そもそもパーティの半分が幼女だったり人外だったりという状態だけど。
この物語の主人公は、あの幸正義や茅野優馬のような人間にこそふさわしい。あいつらが今、何をしているのかは知らないが、せいぜい敵にならないように気を付けるしかない。手遅れかもしれないが。
「ああ゛ぁ……あ……」
「シン様ー! シン様も一緒にやるですかー!?」
「……はぁ……」
元気な声で呼ばれ、思わずため息が漏れる。
あえてクウと真白を見て現実逃避してたんだが、こうなっては仕方がない。
視界に映るのは、光を失ったように淀んだ黄金の瞳に、あちこちハネてクセがあるのが特徴の銀髪。そして、その上に生えたモフモフ、もとい狼の耳。今だに貫頭衣のような白い襤褸切れを着ているリリーは、もれなく全身血まみれだった。
「リリーは……色々と残念だよな」
「いきなり貶されたです!?」
外見だけなら、他の二人にも負けず劣らず整った顔立ちをしているんだが。
趣味嗜好が問題だった。
「だって、なあ」
「シン様も好きじゃなかったです?」
「いや、いざ他人がやっているところを見るとな、思うんだよ。これは酷いな、って」
考えると、同族嫌悪のようなものかもしれない。
「シン様がこっちの道に引きずり込んだのに」
「……ところでもうそいつら死んでないか?」
「露骨に逸らしたですね」
そう言ってリリーは、はぁと息を吐き、周囲を見渡した。うん、ごめんな。
「……死んじゃってるです。脆い人達です」
「誰でも生きたまま内臓を引きずり出されればいずれは死ぬと思うぞ」
凄惨な光景だった。四肢は誰のものか分からなくなるほどに散らばり、臓物が近くの岩まで飛んで付着している。血の海に沈む複数の肉塊は、原型を留めていなかった。
その中で目玉が無事だったのは、より恐怖を与えるためであり慈悲などではないだろう。
いくら盗賊だったとしても、これではどちらが悪者か分からない。
まあ何故かリリーの機嫌が悪かった時に襲ってきたのが奴らの運の尽きだったということか。
「すっきりしたです」
「それはよかったな。で、その汚れた服はどうするんだ?」
「あっ……。人形の人、頼むです」
「…………」
「チッ、無視ですか」
舌打ちをしたリリーは、敵意のこもった目で真白を睨みつけた。
真白のことを、リリーは人形の人、クウはしろいひとと呼ぶ。真白は俺以外が名前で呼ばれるのを嫌うからだ。ちなみに真白が二人のことを呼ぶのは、一度も聞いたことがなかった。
「おい、どこのチンピラだよ……真白、頼む」
「マスターのご命令とあらば」
「くっ! です」
「何で悔しそうなんだよ」
一瞬で綺麗になった服を見て悔しげに口を歪めたリリーに、ツッコミを入れる。
「何となくです」
「あ、そう。まあ帝都に着いたら新しい服を買ってやるし、そのままでも問題はなかったけどな」
あ、流石に血塗れでは入れてくれないか。
「服! 買ってくれるです!?」
「道中で倒した魔物の魔石を換金すれば、結構な額になりそうだからな。リリーも倒してくれたし、それくらいはいいぞ」
クウは自分で作れるし、真白は何着もメイド服を持っていてそれ以外は着るつもりはないそうだから、衣服が必要なのは俺とリリーだけだ。
「わーいです! 早速行きましょう! です!」
「ああ、俺も帝都は楽しみだからな」
森を抜けたので、ロスタル帝国の帝都まではあと少しだ。真白から聞いた限りでは、三日もあれば着くだろう。
俺の目的としている帝国祭にも間に合いそうだ。この世界を楽しむのに、祭りへの参加は必須である。
膝に座って大人しくしていたクウを地面に下ろし、俺自身も立ち上がる。
準備ができたのを確認して、俺は叫んだ。
「出発!」
「はい」
「「おー(です)!」」
「いぎゃあぁああああああああ」
空は青々と澄み渡り、照りつける太陽は暑いくらいに暖かい。
ちょうどいいくらいのそよ風が何度も吹き抜け、その度に新鮮な空気が鼻腔をくすぐっていく。
それを全身で感じるように、ゆっくりと目を細めた。
「死ね! 苦しんで苦しんで、惨たらしく死ぬがいいです!」
「ごしゅじんさまみてー」
椅子に座った俺の膝の上、レインコートのような黄色い服を身に纏い、空色のセミロングをわずかに揺らしながら後ろを向いて俺を見上げたのは、我がパーティの癒し系ペット、チートスライムのクウ。どう見ても人族の幼女にしか見えないが、れっきとした魔物である。
空色の瞳と目があうと、花が咲いたように笑った。
「助け……ママぁー!」
「んー? ……おお! すごいな!」
余った袖から小さい手を出し、クウが見せてくれたのは、あやとりだった。
先ほどから手をしきりに動かしているから何をしているのか気になっていたが、どうやらあやとりで何かを作っていたらしい。
ちょっと前に教えた遊びだが、結構気に入ってくれたようだ。
出来たものは、迫力のあるドラゴンだった。俺の見せた魔法を見て真似をしたらしい。……俺よりも出来がいいのは気にしないでおこう。だってあやとりの紐、よく見たらクウの一部だし。
「えへへー」
うん、可愛い。
「あはっ! あはっ!」
「マスター、お飲み物をどうぞ」
「おう、ありがとな……うまい」
受け取ったものを口にすると、ほんのり甘く、ハーブとは少し違った爽やかさのあるジュースが喉を潤した。
今まで飲んだことのない不思議な味だが、驚くほどにおいしい。彼女のことだ、きっとあらゆる条件を考慮して、今一番俺の好みそうな飲み物を用意してくれたのだろう。そのくらい彼女なら朝飯前だ。
「お口に合ったようで、何よりです」
「殺して……くれぇ……」
そう言って微かに微笑んだ真白に、心臓が跳ねる。
……普段は無表情なのに、不意打ちで時々笑うのでその分威力が半端ない。先ほどの話の影響もあってか、いつにも増して素敵なもの見えてしまうから困ったものだ。
身長は俺よりも少し低く、容姿は人間とはどこか離れた美しさを誇っている。ロングスカートのメイド服は古めかしく、真白の妖しさを存分に引き立たせるものだ。膝裏まで届き、先の方で黒いリボンによって二つに分けられた純白の髪。シミ一つ見当たらない処女雪の如き肌に嵌められた真紅の瞳は、いつ見てもハッとするほど美しい。
「あははっ! ダメに決まってるです!」
「……うんうん」
クウも真白も、元の世界に居た頃にはありえないくらいの美少女だ。いや、クウは美幼女って言えばいいのか。
何にせよ、こんな俺に信じられる仲間ができて、それも可愛く美しい女の子達であると言うのは、素直に男として嬉しいと思う。
異世界モノの小説はいくつか読んだことがあるが、まさかそれが現実になるとは。ああいった主人公みたいに、俺もハーレムなんか作れたりするんだろうか?
「……夢を見るのは自由だな」
実際は仲間を作るのも難しく、そもそもパーティの半分が幼女だったり人外だったりという状態だけど。
この物語の主人公は、あの幸正義や茅野優馬のような人間にこそふさわしい。あいつらが今、何をしているのかは知らないが、せいぜい敵にならないように気を付けるしかない。手遅れかもしれないが。
「ああ゛ぁ……あ……」
「シン様ー! シン様も一緒にやるですかー!?」
「……はぁ……」
元気な声で呼ばれ、思わずため息が漏れる。
あえてクウと真白を見て現実逃避してたんだが、こうなっては仕方がない。
視界に映るのは、光を失ったように淀んだ黄金の瞳に、あちこちハネてクセがあるのが特徴の銀髪。そして、その上に生えたモフモフ、もとい狼の耳。今だに貫頭衣のような白い襤褸切れを着ているリリーは、もれなく全身血まみれだった。
「リリーは……色々と残念だよな」
「いきなり貶されたです!?」
外見だけなら、他の二人にも負けず劣らず整った顔立ちをしているんだが。
趣味嗜好が問題だった。
「だって、なあ」
「シン様も好きじゃなかったです?」
「いや、いざ他人がやっているところを見るとな、思うんだよ。これは酷いな、って」
考えると、同族嫌悪のようなものかもしれない。
「シン様がこっちの道に引きずり込んだのに」
「……ところでもうそいつら死んでないか?」
「露骨に逸らしたですね」
そう言ってリリーは、はぁと息を吐き、周囲を見渡した。うん、ごめんな。
「……死んじゃってるです。脆い人達です」
「誰でも生きたまま内臓を引きずり出されればいずれは死ぬと思うぞ」
凄惨な光景だった。四肢は誰のものか分からなくなるほどに散らばり、臓物が近くの岩まで飛んで付着している。血の海に沈む複数の肉塊は、原型を留めていなかった。
その中で目玉が無事だったのは、より恐怖を与えるためであり慈悲などではないだろう。
いくら盗賊だったとしても、これではどちらが悪者か分からない。
まあ何故かリリーの機嫌が悪かった時に襲ってきたのが奴らの運の尽きだったということか。
「すっきりしたです」
「それはよかったな。で、その汚れた服はどうするんだ?」
「あっ……。人形の人、頼むです」
「…………」
「チッ、無視ですか」
舌打ちをしたリリーは、敵意のこもった目で真白を睨みつけた。
真白のことを、リリーは人形の人、クウはしろいひとと呼ぶ。真白は俺以外が名前で呼ばれるのを嫌うからだ。ちなみに真白が二人のことを呼ぶのは、一度も聞いたことがなかった。
「おい、どこのチンピラだよ……真白、頼む」
「マスターのご命令とあらば」
「くっ! です」
「何で悔しそうなんだよ」
一瞬で綺麗になった服を見て悔しげに口を歪めたリリーに、ツッコミを入れる。
「何となくです」
「あ、そう。まあ帝都に着いたら新しい服を買ってやるし、そのままでも問題はなかったけどな」
あ、流石に血塗れでは入れてくれないか。
「服! 買ってくれるです!?」
「道中で倒した魔物の魔石を換金すれば、結構な額になりそうだからな。リリーも倒してくれたし、それくらいはいいぞ」
クウは自分で作れるし、真白は何着もメイド服を持っていてそれ以外は着るつもりはないそうだから、衣服が必要なのは俺とリリーだけだ。
「わーいです! 早速行きましょう! です!」
「ああ、俺も帝都は楽しみだからな」
森を抜けたので、ロスタル帝国の帝都まではあと少しだ。真白から聞いた限りでは、三日もあれば着くだろう。
俺の目的としている帝国祭にも間に合いそうだ。この世界を楽しむのに、祭りへの参加は必須である。
膝に座って大人しくしていたクウを地面に下ろし、俺自身も立ち上がる。
準備ができたのを確認して、俺は叫んだ。
「出発!」
「はい」
「「おー(です)!」」
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