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完全犯罪は異世界転移で
13話 宝物庫と脱出
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閉じた扉の隙間から半透明の体が染み込むようにして入っていく。やがて見えなくなると同時に、鍵の開く音が扉の内側から聞こえた。
俺は壮麗な装飾の施された重い扉をゆっくりと押して開く。
開いた内側からは、待っていたクウが飛び付いて来たので優しく受け止める。寂しん坊の甘えん坊。あまりの可愛さに、我を忘れて思いっきり抱き締めた。
「――ハッ!」
数分後、我に返った俺はクウを抱えたまま宝物庫へと向き直った。
……あの触り心地が止められなくなるんだよなあ。
入って見渡した宝物庫は、思ったよりも明るかった。
学校の教室くらいの広さに、所狭しと色々な物が置かれている。武器や防具、装飾品や用途の分からない魔道具まで様々だ。それらが放つ光が、中を静かに照らしていた。
それらをよく見ると、所々に細かな意匠の施された実用性の高そうな武器や、強い魔力の感じる魔道具が置いてあるのが分かる。
俺は目当ての物を見つけると、棚の上にあったそれを手に取った。
「よし、これでいつでも抜け出せるな」
薄緑に透けるその石は、宝石の様に美しかった。一応、確かめるために【鑑定】をかける。
----------------------------------------------------------
[転移石]
等級:特級
効果:瞬間移動
魔力を流すと、イメージした場所に転移する
ことが出来る。
割れやすく、割ると内包した魔力が暴走し、
ランダムに転移されるので注意。
----------------------------------------------------------
俺の持つ魂削包丁と同じ等級だ。結構珍しいらしく、俺が手に持った物で最後のようだ。
聞いた話によると、このアイテムにある等級というのは、上から順に幻想級、神域級、伝説級、英雄級、特級、上級、中級、下級と、全部で八段階まであるそうだ。
とはいえ、一般に出回るのは高くても英雄級まで。一番上の幻想級ともなれば、世界でも数える程しかないらしい。
そしてこの国の宝物庫には、この幻想級のアイテムが二つ存在する。今回の狙いの一つだ。
どんな物かは聞いていないが、間違いなく役に立つだろう。というか、ロマン的にも最高ランクのアイテムを無視なんてできない。
俺は宝物庫の奥に見える固く閉ざされた扉に目を向ける。
以前、武器選びの時にここには来たことがある。だから大体どんな物があるのかは分かっているつもりだ。時間もないし、早い所持てるだけ持って退散するとしよう。
扉の前まで立ち、胸に抱いていたクウを降ろす。
俺の意図を理解したクウは早速、扉に張り付き中に侵入しようとする。しかし、どうやら特殊な魔法がかかっているらしく、隙間から入ろうとしても弾かれてしまった。
「うーん……」
どうしようかと頭を捻る。扉は、幾つもの謎の紋様が彫られた鈍い銀色の扉だ。【鑑定】してみるが、それも弾かれて出来なかった。
流石は幻想級アイテムを保管する宝物庫。一筋縄では行かなそうだ。
悩んでいる間にも時間は過ぎていく。
もう諦めて脱出しようかと思ったその時、閉ざされた扉の向こうから感じられる強い魔力に気付く。
「そうだ! あの中には強力な武器なんかもあるはず……」
試したことは無い。だが、できる気がした。
俺は扉の前に姿勢を正して立つと、目を閉じて集中する。
十メートルにまで伸びた【武器支配】の射程を限界まで伸ばし、意識を集中させて探る。
違う、……これも違う。――これだ!
一際大きな魔力を持つ物へと辿り着いた俺は、それをゆっくりと持ち上げて反対側の扉の前まで慎重に持ってくる。
目には見えなくとも、感じる魔力で分かった。そしてそのまま袈裟斬りに一閃。
俺が目を開くと、そこには見事な切り口で切断された扉の姿があった――。
俺は勢いよく息を吹き出す。かなり疲労が溜まっているようだ。
俺は前に転がった剣を手に取って見る。吸い込まれそうな光沢を放つ青みがかった銀色の刀身と、柄頭から鍔にまで絡みつく黒い荊棘の模様が特徴的だ。柄には、赤い宝玉が嵌め込まれている。
というか、この剣。魂削包丁の兄弟か何かですか? 禍々しい感じとかそっくり何ですが。
近い物を感じた俺は、この剣を恐る恐る【鑑定】する。
----------------------------------------------------------
[魔剣デュランダル]
等級:神域級
効果:絶対切断 不壊 精神汚染
魔剣。聖剣だったものが、強い怨念によって
変化した。万物を切り裂くことができるが、
持った物の精神を破壊してしまう。
----------------------------------------------------------
「……え゛」
気付いた時には遅すぎた。頭にルヴィの時のように何かが流れ込んでくる。だが、あの時と違うのは愛の言葉などではなく、誰彼構わず呪うような呪詛だった。
"死ね死ね死ね殺してやるあんなにも愛していたのにクソが死ね裏切り者殺す殺す殺す殺す――"
脳を侵すように絶え間なく流れてくる呪詛が、俺の心を乗っ取ろうとしているのが分かる。
「ははっ! あははははははは!!」
それが俺には心地よかった。剣なのにこんなにも心をさらけ出している。精神汚染なんて関係ない。
この剣はとても気に入った!
「だけど――うるさいから黙れよ」
【武器支配】――このスキルは武器を操作することが出来るが、本質は『支配』するというものだ。やってみれば、この程度黙らせることなんて簡単だった。いくら武器が強くとも関係ない。
「お前は俺が使ってやる。異論はなしだ」
静かになった剣を仕舞おうとして鞘が無いことに気が付く。
すると、俺の意思を悟ったように刀身に黒い靄がまとわりつき、黒い鞘が現れた。それには少し驚いたが、神域級の武器ならそういう事もあるだろうと思い直す。
あとさっきので一つだけ分かったことがある。この剣の元の持ち主の事だ。
恐らく、この剣の元の持ち主は初代転移者、勇者と呼ばれた四ノ宮優樹のものに間違いない。彼はどんな相手でも一刀のもとに切り伏せたと聞いた。
それにこの元聖剣という文字。転移者はどの代も【聖剣召喚】のスキルを持っているらしい。
死んだ後も残るとは思わなかったが、今代の転移者も、幸正義が使っていた。確かその剣の名前は聖剣レーヴァテインだったか。
何故元の世界でも聞いたことのある名前なのかと疑問だったが、異世界人である事が関係しているのだろう。
さっきの声は……初代と相打ちになったっていう二代目転移者の一人かな。言っていることは支離滅裂でよく分からなかったが、裏切ったという言葉が少し気になった。
まあ俺にはどうでもいいことだな。
いつまでもここで考え込んでいてもしょうがないので、扉を跨いで足を踏み入れた。
すると突然、けたたましくサイレンのような音が鳴る。
「――しまった! クウ急ぐぞ!」
まさかこんな現代チックな罠があるとは思わなかった。俺はいつも肝心な所でダメだな。
背後から慌ただしく鎧の擦れる音が聞こえてくる。早すぎだろっ!
俺は中へと駆け込み、一番左奥で台の上に鎮座してある石の様なものを掴む。だがそこで、扉の入口付近から声が聞こえてきた。
「何者だ! 宝は盗らせん!」
向こうから聞こえたこの声は騎士団長だ。レベルは聞いたところによると二百を超えるという。戦って勝てる相手ではない。
俺は顔を見られる前に逃げようと、もう一つの宝は諦める。いつの間にやら横にいたクウに触れながら、デュランダルと一緒に握った転移石に魔力を流す。
場所は指定している時間はない。とりあえず安全な場所に行けるように祈る。
騎士団長が部屋に飛び込んでくるのと同時に、俺は白い光に包まれた――。
俺は壮麗な装飾の施された重い扉をゆっくりと押して開く。
開いた内側からは、待っていたクウが飛び付いて来たので優しく受け止める。寂しん坊の甘えん坊。あまりの可愛さに、我を忘れて思いっきり抱き締めた。
「――ハッ!」
数分後、我に返った俺はクウを抱えたまま宝物庫へと向き直った。
……あの触り心地が止められなくなるんだよなあ。
入って見渡した宝物庫は、思ったよりも明るかった。
学校の教室くらいの広さに、所狭しと色々な物が置かれている。武器や防具、装飾品や用途の分からない魔道具まで様々だ。それらが放つ光が、中を静かに照らしていた。
それらをよく見ると、所々に細かな意匠の施された実用性の高そうな武器や、強い魔力の感じる魔道具が置いてあるのが分かる。
俺は目当ての物を見つけると、棚の上にあったそれを手に取った。
「よし、これでいつでも抜け出せるな」
薄緑に透けるその石は、宝石の様に美しかった。一応、確かめるために【鑑定】をかける。
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[転移石]
等級:特級
効果:瞬間移動
魔力を流すと、イメージした場所に転移する
ことが出来る。
割れやすく、割ると内包した魔力が暴走し、
ランダムに転移されるので注意。
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俺の持つ魂削包丁と同じ等級だ。結構珍しいらしく、俺が手に持った物で最後のようだ。
聞いた話によると、このアイテムにある等級というのは、上から順に幻想級、神域級、伝説級、英雄級、特級、上級、中級、下級と、全部で八段階まであるそうだ。
とはいえ、一般に出回るのは高くても英雄級まで。一番上の幻想級ともなれば、世界でも数える程しかないらしい。
そしてこの国の宝物庫には、この幻想級のアイテムが二つ存在する。今回の狙いの一つだ。
どんな物かは聞いていないが、間違いなく役に立つだろう。というか、ロマン的にも最高ランクのアイテムを無視なんてできない。
俺は宝物庫の奥に見える固く閉ざされた扉に目を向ける。
以前、武器選びの時にここには来たことがある。だから大体どんな物があるのかは分かっているつもりだ。時間もないし、早い所持てるだけ持って退散するとしよう。
扉の前まで立ち、胸に抱いていたクウを降ろす。
俺の意図を理解したクウは早速、扉に張り付き中に侵入しようとする。しかし、どうやら特殊な魔法がかかっているらしく、隙間から入ろうとしても弾かれてしまった。
「うーん……」
どうしようかと頭を捻る。扉は、幾つもの謎の紋様が彫られた鈍い銀色の扉だ。【鑑定】してみるが、それも弾かれて出来なかった。
流石は幻想級アイテムを保管する宝物庫。一筋縄では行かなそうだ。
悩んでいる間にも時間は過ぎていく。
もう諦めて脱出しようかと思ったその時、閉ざされた扉の向こうから感じられる強い魔力に気付く。
「そうだ! あの中には強力な武器なんかもあるはず……」
試したことは無い。だが、できる気がした。
俺は扉の前に姿勢を正して立つと、目を閉じて集中する。
十メートルにまで伸びた【武器支配】の射程を限界まで伸ばし、意識を集中させて探る。
違う、……これも違う。――これだ!
一際大きな魔力を持つ物へと辿り着いた俺は、それをゆっくりと持ち上げて反対側の扉の前まで慎重に持ってくる。
目には見えなくとも、感じる魔力で分かった。そしてそのまま袈裟斬りに一閃。
俺が目を開くと、そこには見事な切り口で切断された扉の姿があった――。
俺は勢いよく息を吹き出す。かなり疲労が溜まっているようだ。
俺は前に転がった剣を手に取って見る。吸い込まれそうな光沢を放つ青みがかった銀色の刀身と、柄頭から鍔にまで絡みつく黒い荊棘の模様が特徴的だ。柄には、赤い宝玉が嵌め込まれている。
というか、この剣。魂削包丁の兄弟か何かですか? 禍々しい感じとかそっくり何ですが。
近い物を感じた俺は、この剣を恐る恐る【鑑定】する。
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[魔剣デュランダル]
等級:神域級
効果:絶対切断 不壊 精神汚染
魔剣。聖剣だったものが、強い怨念によって
変化した。万物を切り裂くことができるが、
持った物の精神を破壊してしまう。
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「……え゛」
気付いた時には遅すぎた。頭にルヴィの時のように何かが流れ込んでくる。だが、あの時と違うのは愛の言葉などではなく、誰彼構わず呪うような呪詛だった。
"死ね死ね死ね殺してやるあんなにも愛していたのにクソが死ね裏切り者殺す殺す殺す殺す――"
脳を侵すように絶え間なく流れてくる呪詛が、俺の心を乗っ取ろうとしているのが分かる。
「ははっ! あははははははは!!」
それが俺には心地よかった。剣なのにこんなにも心をさらけ出している。精神汚染なんて関係ない。
この剣はとても気に入った!
「だけど――うるさいから黙れよ」
【武器支配】――このスキルは武器を操作することが出来るが、本質は『支配』するというものだ。やってみれば、この程度黙らせることなんて簡単だった。いくら武器が強くとも関係ない。
「お前は俺が使ってやる。異論はなしだ」
静かになった剣を仕舞おうとして鞘が無いことに気が付く。
すると、俺の意思を悟ったように刀身に黒い靄がまとわりつき、黒い鞘が現れた。それには少し驚いたが、神域級の武器ならそういう事もあるだろうと思い直す。
あとさっきので一つだけ分かったことがある。この剣の元の持ち主の事だ。
恐らく、この剣の元の持ち主は初代転移者、勇者と呼ばれた四ノ宮優樹のものに間違いない。彼はどんな相手でも一刀のもとに切り伏せたと聞いた。
それにこの元聖剣という文字。転移者はどの代も【聖剣召喚】のスキルを持っているらしい。
死んだ後も残るとは思わなかったが、今代の転移者も、幸正義が使っていた。確かその剣の名前は聖剣レーヴァテインだったか。
何故元の世界でも聞いたことのある名前なのかと疑問だったが、異世界人である事が関係しているのだろう。
さっきの声は……初代と相打ちになったっていう二代目転移者の一人かな。言っていることは支離滅裂でよく分からなかったが、裏切ったという言葉が少し気になった。
まあ俺にはどうでもいいことだな。
いつまでもここで考え込んでいてもしょうがないので、扉を跨いで足を踏み入れた。
すると突然、けたたましくサイレンのような音が鳴る。
「――しまった! クウ急ぐぞ!」
まさかこんな現代チックな罠があるとは思わなかった。俺はいつも肝心な所でダメだな。
背後から慌ただしく鎧の擦れる音が聞こえてくる。早すぎだろっ!
俺は中へと駆け込み、一番左奥で台の上に鎮座してある石の様なものを掴む。だがそこで、扉の入口付近から声が聞こえてきた。
「何者だ! 宝は盗らせん!」
向こうから聞こえたこの声は騎士団長だ。レベルは聞いたところによると二百を超えるという。戦って勝てる相手ではない。
俺は顔を見られる前に逃げようと、もう一つの宝は諦める。いつの間にやら横にいたクウに触れながら、デュランダルと一緒に握った転移石に魔力を流す。
場所は指定している時間はない。とりあえず安全な場所に行けるように祈る。
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